【受付終了】釧路市阿寒町地域おこし協力隊として町の空き家問題解決に取り組む仲間を募集します!
※受付を終了しました。多くのお問い合わせ誠にありがとうございました!
こんにちは!
現役で釧路市阿寒町地域おこし協力隊として活動をしております。﨑一馬(さき かずま)です。
大阪府大阪市生まれ。大阪育ち。生粋の大阪人の私ですが、ご縁があって2021年よりここ釧路市阿寒町の地域おこし協力隊として「情報発信・移住定住促進」を主なミッションとして活動をしています。
そして2023年。新たに阿寒町という町で一緒に駆け抜けてくれる仲間を募集することになりました!
新しい仲間に取り組んでもらうのは阿寒町の大きな課題である「空き家・空き店舗の利活用促進」と「移住希望者へのサポート体制の構築」の2つ。なぜ、新しくこの大きな課題に取り組んでもらう協力隊を募集するのか。その背景から具体的な活動内容までをここで書こうと思います。
興味がある方、最後まで読んでいただけると幸いです。
■そもそも「阿寒町」ってどんなまち?
私たちが暮らす阿寒町の基本情報から紹介していきましょう。
阿寒町は「釧路市」に所属した町になります。釧路市には大きく分けて「釧路市街地」「阿寒町」「阿寒湖温泉」「音別町」と4つに区分でき、阿寒町はそのうちの一つです。
位置はというと、阿寒町は北海道の東側(右下)に位置しています。札幌からの距離はなんと東に約250km!本州に置き換えると愛知〜東京ほど離れた距離になります。
国の特別天然記念物のタンチョウが舞い降りる豊かな自然に囲まれ、「阿寒丹頂黒和牛」「阿寒モルト牛」「阿寒ポーク」「阿寒もみじ(エゾシカ肉)」など、多くの農畜産物が生産されています。
阿寒町の中心地には行政センターや病院、学校ほか、コンビニやスーパー、信用金庫など生活に必要な施設は揃っています。
また釧路空港から車で15分、高速道路の阿寒ICからは車で5分というアクセスの良さも魅力のひとつです。
■地域おこし協力隊R3〜4年度の実績と成果
○阿寒町を「知ってもらう」「来てもらう」を目標に活動
R3年度(2021)に阿寒町の地域おこし協力隊に着任して与えられたのは「地域住民と共同した阿寒地域全体の活性化」という大きなミッションでした。
この「阿寒地域全体の活性化」という大きなミッションの達成に向け、私たちは「阿寒町への移住者・交流人口を増やす」ことを目標とし活動を始めることにしました。
ではどうすれば「阿寒町に行ってみたい!」そして「阿寒町に移住したい」と思ってくれるか…
そもそも移住をしたい!と思ってもらうためにはまず阿寒町を「知ってもらう」必要があります。この第1ステップから阿寒町には大きな課題がありました。
"情報発信をする場がない"
阿寒町は独立した町ではないため、SNSはおろか、町独自の公式ホームページさえもなかったのです。つまり「阿寒町を知ってもらう術」をそもそも持っていない。
知ってもらわなければそもそも阿寒に住みたい!と思ってもらえるどころか選択肢にさえも入ることができません。
そこで移住者・交流人口を増やす道筋として
①阿寒町をまずは知ってもらう
②阿寒町に寄ってもらう・来てもらう
③阿寒町を選ってもらう・移住希望者へのサポート
の大きく3つのステップに分けて3年間の活動を進めていくことにしました。
着任した1年目〜2年目(R3年度〜R4年度)にかけてはステップ1とステップ2に重点を置いた活動を実施。具体的には「各種SNSの開設・運用による情報発信」「阿寒町の暮らしを体験する"移住体験ツアー」など「阿寒町を知ってもらう・寄ってもらう」ための活動を行ってきました。
【開設・運用中のSNS】
《Twitter》
《Facebook》
《Instagram》
https://www.instagram.com/yotte_akan/
《note》
【2022年実施「阿寒の暮らしのぞき見ツアー」】
■新しい地域おこし協力隊と共に新たに取り組む課題
○「移住希望者へのサポート体制」の構築を進めていく
SNSなどを活用した情報発信活動、そして暮らしを体験してもらう「移住体験ツアー」の実施まで進んだこの2年間。そして3年目。最後のステップへと足を進めていきます。
「移住希望者へのサポート体制」の構築を進めていきます。
現状の阿寒町は「移住希望者へのサポート体制」が整っているとは言えません。情報発信で阿寒町に興味を持ってもらい、移住体験ツアーを通して阿寒町に足を運んでもらい、ついに「阿寒町で暮らすのもいいかも」と思ってもらえたとしてもこの先のサポート体制がないのが現状です。
○取り組むミッション①「移住等相談窓口の体制整備」
現状の課題としてまず
①移住等の相談窓口の体制が整っておらず、気軽に相談できる環境がないこと
が挙げられます。
現状、移住等に関する相談が寄せられた場合、阿寒町行政センター地域振興課が対応をしていますが「移住等の相談窓口」として正式に稼働しているわけではなく気軽に相談できるような体制を整えられていません。
移住の検討・準備を進めていく中でわからないことや不安なことなど、小さなことでも気軽に相談できる場所があることは移住希望者にとっても強い心の支えにもなります。
新しく着任する協力隊の方には「移住等の相談窓口の体制整備」というミッションに取り組んでいただきます。
○取り組むミッション②「空き家、空き店舗の利活用促進」
もう一つ大きな課題として
②空き家・空き店舗情報が整理されておらず、物件の情報を手に入れることが困難
という課題が挙げられます。これは阿寒町で非常に深刻な問題で、移住希望者にとっても大きな「壁」となっている課題です。
町には実に100を超える「空き家・空き店舗物件」が存在していますが、このほぼ全ての物件が「空き物件情報」として公開されていません。つまり「町の空き物件情報を入手することが困難」な状態なのです。これでは「住まい」を探すことができないため、移住や新規開業の難易度は非常に高くなってしまいます。
新しく着任する協力隊の方には「町の空き家・空き店舗の情報整理」と「空き家・空き店舗の利活用を希望する人材とのマッチングに繋げる仕組みづくり」というミッションにも取り組んでいただきたいと考えています。
■募集要項はこちら!
以下のページにてR5年度募集地域おこし協力隊に関する募集要項をまとめております。ご応募をご検討される際には必ずご確認いただきますようお願いいたします。
【👇募集要項はこちら👇】
■現地を見て・歩いて・触れる「リアル業務説明会」を実施します!
・事前に町のようすを見てから応募の検討をしたい!
・取り組むミッションを現地のリアルな現場を見ながら具体的に知りたい!
・働く環境を事前に見ておきたい!
R5年度募集地域起こし協力隊にご興味のある方に向けた、現地を実際に見て・歩いて・触れる「リアル業務説明会」を開催します。
詳しくは以下のリンクをご覧ください!こちらもぜひご参加お待ちしております!
【👇リアル業務説明会について👇】
(※業務説明会の参加有無と協力隊の選考は一切関係ありません)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?