挿絵作画 好きなことから知る自分
先日書いた記事に引き続き
現在、作画中のオリジナル絵本『うさぎのリボン』(仮)の挿絵を描いています
この記事に載せている挿絵は、イラスト作品として
ヴィンテージ風に仕上げていますが
原本は、主人公のうさぎが
絵本を読んでくれている絵本の向こう側の子供達と好きな物を選びながら朝の支度をすると言うストーリーにしています
使う石けんを選んだり
パンに塗るジャムを選んだり、お出かけの服やバックを選んだりと
かわいい小物などをふんだんに盛り込んで
小さな小さなお姫様たちを唸らせたいとたくらみ作画をしております
ですので、こちらのヴィンテージ風に仕上げたイラストはあくまでも一部であり色違いにもなるかもしれませんね(まだ、わかりませんが)
今回はなぜかグスタフ・クリムトカラーになったような気がして仕方ないのですが…
▼ 前回の記事
私が、うさぎのリボンという作品を作ろうと思い立ったのは
子供の頃から、自分が何を好きか?と言うことを選ぶ経験が
その後の人生の好きなことにつながるような気がするから
人はそれぞれ、美意識は違い
自分はどんな美意識を持ち、どんなスタイルが好きなのか?
これは選んできた道筋と見て来たものから作られていくのだろうと思うからです
小さなお姫様たちの、好きを知っていくお手伝い絵本を私自身も楽しみながら描いてみたいとそう思い作っているのです
好きなことが自分を作ると言う小話
好きなことと言うものの人生のおいての重要さは、人によって違いがある物ですが
私自身にとっては、好きなこととは命そのものだと感じるような人生を歩んできました
好きなことに生かされ、好きなことに育てられ
好きなことと共に手を繋いで
孤独な人生だと言うのに孤独が苦にならなかったのは、好きなことがたくさんあったから
そして、今でも好きなことに囲まれて生きています
いつかの私の記事で書いたことなのですが
本棚は、その人自身を映し出すものだと言うこと
私にとって本は、長年手を繋いできた旧友のような存在で
好きものの一つです
そして、その大好きな本の中に、また好きなことが詰まっている
それが本棚の面白いところだと
私の宝物は、本棚の中にあるいくつかの本
見ているだけで、違う世界にワープして1人木陰の下で休んでいるような時間を与えてくれます
そして、自身の冒険好きな繊細さんのような野良猫体質も
しっかりとお気に入りの本の中に現れて現れています
好きな本をずらりと並べればすぐに分かるんでしょうね
何かを作り、しっとりと自然の中で孤独を味わい
冒険をする
これは、私が好きなことを子供の頃からたくさん集めて来た先にいた自分自身の姿です
好きなことが自分を作る
そんなことを、絵本を通して伝えていきたいと思っています
akaiki×shiroimi
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