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人生ってなんだろう(109)

ルドルフ  ハードランディングは嫌だけどなあ

ご無沙汰しております。
先週、所用がございまして八王子近辺に伺っておりました。
その際、八王子のソウルフードと呼ばれる和菓子のことを思い出しまして、八王子の街に降り立つことと致しました。
改札を抜け、駅前ロータリーを回って、ドンキホーテに続く商店街をしばらく進むと、目指すお店に到着です。
都まんじゅうという和菓子屋さんになります。
この都まんじゅうは、白あんが入ったミニカステラという感じですね。店頭はこのまんじゅうのみで、10個入りから20個入りなど数量別のメニューとなっています。
そのお値段ですが、結構お安いですね、1個40円、最小単位10個で400円となります。私は20個入りを注文いたしました。家族で食べたのですが、まあすぐになくなりました。味は想像通りの味ですね。子どもの頃なら、おやつとして楽しみにした味でしょうか。

などと都まんじゅうを楽しんでおりましたが、ここ最近は何か終末観と申しますか、不安な気持ちで落ち着かない日々が続いておりました。PCに向き合うことも出来ず、状況の変化を見つめていた次第です。
ウクライナ情勢やアメリカの近況、金融破綻からの恐慌不安、自然災害、尾を引くウィルスとキリが無いこともありますが、私自身の想定では、この夏にEUの主要諸国で政権交代が続き、それに伴ってウクライナ紛争の終結、米国の共和党体制移行による安定化とロシアとの協調外交復活によるエネルギー・食糧危機の回避が望ましいシナリオだったのですけど。

英国エリザベス女王崩御の告知から、事態はハードランディングへ向かっている様に思えてきました。

9月17日のオハイオ州で開催されたトランプ元大統領講演会、“トランプラリー”では、こんな光景が拝見できました。
登壇するトランプ元大統領の背景にあるアメリカ国旗、いわゆる星条旗ですが、星が消されていましたね。

英国の影響から外れ、50州の合衆国制度から共和国への移行を意図しているのでしょうか。トランプ元大統領って、演出が好きな方ですから、この意味は深いでしょうね。

また最近Web上で伺った話では、これまで日本を統治していたとされる“日米合同委員会”が名前は残したまま、実質は単なる事務連絡会になってしまったとありました。つまり日本の間接統治をやめ、米国ファーストによる国の再建重視に戻る意志の現れですね。アフガン撤退時もバタバタと去って行きましたが、同じように、“後は勝手によろしく”と去って行くのでしょうか。

米軍区域、返還前共同使用へ=日米合同委で合意

 
ほぼほぼ事務連絡会議の内容に思えますね、これが全てであれば、これ以上関与はしませんよということでしょうね。これまで米国の意向に沿うことを使命と感じていた方々や、その権力構造に恩恵を受けていた方々はさぞかしパニックなことでしょう。
ただ批難はできませんよ、戦後ずっと51番目の州になることが一番良いこととのように思われていましたもの。米国の怒りに触れずに、日本の権益を守ることが手柄の時代が続いていたのですから仕方ありません。
現在の宗教団体との関係や、五輪汚職の暴露などは、これからの体制変更への入り口に立ったということでしょうか。

それで、なぜハードランディングの胸騒ぎを感じるのかと申しますと、

ウクライナが安全保証案を発表


ウクライナのNATOに対するこの安全保障の堤案から、アメリカの長距離ミサイル(モスクワを射程)提供の話、そしてそのことをレッドラインとするロシアの声明、さらにロシア占領地域におけるロシア編入の投票開始。
この流れは危険だと思います。現在は、これまでの経緯から国連でも紛争としての扱いですが、この流れでは正式な戦争へと発展し、その対象が米国およびEU諸国となります。実際はEU諸国で武力行為を望む国は少ないものと考えられますので、事実上英米、イスラエル対ロシア及びイラン勢力の構図でしょうか。戦術核兵器の使用もあり得ないことでは無さそうです。

モスクワ、米国の「レッドライン」を明確化


占領地域のロシア編入に関する内容は下記の動画で判りやすく解説されています。

2022.9.20【ウクライナ】プーチン はウクライナ東部が住民投票でロシア連邦編入を許可するのか?【及川幸久−BREAKING−】
(2) 2022.9.20【ウクライナ】プーチン はウクライナ東部が住民投票でロシア連邦編入を許可するのか?【及川幸久−BREAKING−】 - YouTube

及川さんのチャンネルでの状況説明は秀逸ですね。編入が実行されればステージは一段上がり、後戻りはできそうもありませんね。

ただ、まだソフトランディングの可能性もあります。
分裂の噂も絶えない英国に武力行使の力はないと思いますし、トランプ元大統領率いる共和党優勢が確定すれば、アメリカとロシアとの衝突は無いと思えます。残るはイスラエルの立ち位置と、アメリカが主役を降り、ロシアをはじめとしたブロック経済化が進む世界での日本の位置づけが残ります。

気がかりなことを一つ。
先日の英国で行われた国葬前日のレセプションでの天皇陛下と諸外国王室の方々との空気感に、なにかの違和感を感じたのですが、思い過ごしでしょうかね。
英女王国葬の前夜 天皇陛下お一人で晩餐会にご出席(2022年9月19日)



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