with グリーフ⑤～亡き父の聖地巡礼をするまで～
ごきげんよう🍒アカチェリーナ４世です🤙🏻👈🏻
前回は父親と毎週日曜日に街に行って
仲が深まり
飼ってた金魚のお墓を２人で作り
今まではあまり興味のなかった父親という存在が
暖かい存在として認識された
ところでした
そんなある日
いつも通り日曜日の場外馬券場に
二人で出かけて帰ってきてから
しばらくして
父親が母親に愚痴っているのを
偶然聞いてしまいました
「アカチェリーナはおしゃべりで参る
車の中でぺちゃくちゃうるさくて
お前(母親)にそっくりだ」
私はショックを受けました
お前にそっくりだ（愛）
じゃなくて
お前にそっくりだ（嫌悪）
だったので
あ、これ、ガチじゃん・・・・
って分かりました
陰でそんな風に言われたことと
私が色んな話を父親にしているのが
迷惑だと思われていたなんて
私が楽しいと思っていたあの時間が
父親からしたらそうじゃなかったなんて
多感な時期だし
自分の親に陰で嫌がられていたということを
偶然聞いてしまうという経験は
まるで自分という存在を全否定されたような
気持ちになり
私の中に暗い影を落としました
実は母親が私について
良く思っていないという話を
偶然立ち聞きしてしまった
ってバージョンもあって
なんか私こういう家政婦は見た的な
経験が多いんですよ～もー最悪なんですけど～（フワギャル）
今なら少しは事情が分かるんですが
うちは事業をしていて
経営は常に火の車でした
会社までは家から車で40分かかるのですが
その運転中、父は毎日助手席の妻から経営のことで
ぐちぐち文句を言われていたようです
帰ってきてからも
車の中のケンカを家に持ち込み
親が怒鳴り合いながら帰ってくることも
しょっちゅうでした
父親にとって日曜は唯一それから解放される日なのに
車で今度は娘がピーチクパーチク学校のことを聞かせてくる
そんな娘のおしゃべりにどうしても妻を重ねてしまって
嫌な気分になっていたのでしょう
父が倒れてからは母親の愚痴を聞く役目が私に移ったので
ウンザリする気持ちはよく分かります
さらに私は昔からしゃべりすぎるところがあり
口での失敗もたくさんあります
なので、きっとそういうのも
嫌だったのかもしれません
そんなことがあってから
私は日曜のドライブも
父親と馬券を買いに街にも行かなくなりました
多分父親はその愚痴を
私に聞かれていたなんて
気づいてなかったと思います
私の方から父親になんであんなこと言ったの
とは聞けませんでした
ただでさえ傷ついた幼心に
また傷を増やしてしまうんじゃないかと思ったし
「なんで？」と人に聞くのは私の得意技ですが
親がまともに答えてくれたことは
なかったので
逆になんて聞けばいいのかも分からないし
これ以上父親に嫌われたくないし…
と思って黙ってることにしました
こういう経験をしてしまうと
「親の無償の愛」
ってのを信じられなくなり…
優しくされても
「陰で悪く言われてるのかもしれない」
「本当はうっとおしいなって思ってるんでしょ」
って親に対して思うように
…なっちゃった(ハチワレちゃんボイス)
親に愛されているか自信が持てないまま
現在に至るって感じです
アメリカ🇺🇸の家族とかみたいに
フランクに話し合える関係だったら
良かったんでしょうけどね
親はあまり自分の気持ちを言語化するのが
得意な方じゃないし
子供の気持ちを聞いて受け止めるって能力が
両親ともに悲しいほどなかったので
まさに親から子へのトップダウン
上層部（親）がした決定をもとに下部組織（子供）が動く
って感じで
そういう話し合える関係性ってのは
全然作られてませんでした
(母親いわく、『体育会系家族』らしい）🏋️♀️
(母親は運動オンチなのに笑)
結局ミュージシャンとして私が作る曲も
こういうのが源になってる部分もあって
悲しい歌が多いのかな…
(体育会系🏋️♀️の要素は…ないかな。私は争いより調和を求めるタイプだし)
(調和って言い方www)
(うまいこと言おうとして自分で笑っちゃうタイプ笑)
少し前に流行った
ありのままの姿見せてありのままの自分になる
的な歌みたいに
ありのままの姿を見せてありのままの自分で
親に愛されたいと
実は今でも思ってたりします
🏋️♀️｛ありの〜ままの〜
12年前に亡くなった父親のグリーフ真っ最中の
アカチェリーナ４世は
このnoteでのグリーフワークを通して
自分の気持ちがどう変化したか
どんな気付きがあったか
withグリーフ父親の聖地巡礼編が終わったら
皆さんに共有したいと考えてます
＊＊＊＊＊＊＊＊＊巻末CM＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
親から
「お前は豊平川から拾ってきた子だ」
（札幌の開拓を支えた川で今でも市民に大切にされている川）
って笑えない冗談をよく言われた
アカチェリーナ４世ですが
真面目な面もあってですね
普段はシンガーソングライターとして
『辛い気持ちを口にだして伝えていくことで
皆で自分の辛い気持ちを言えるようになろう』と
いうメッセージを発信しています
公式ＨＰにたくさん自分の気持ちを載せているので
見に行ってみよう
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