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HSPのしんどさをサポートする栄養療法。消耗しきったHSPが元気を取り戻すために。


どうも。あかねです。

HSPの人は、体調を崩すことが多い、もしくは常に疲労感や身体のどこかに不調を感じていることが多いのではないでしょうか。


これは私の個人的な見解ですが、
「敏感すぎる人(HSP)」は副腎疲労症候群になりやすいのではないか、と思っています。

というか、かなりの確率でHSPの特徴を持つ人は、副腎疲労症候群です。


HSP『敏感すぎる人』とは?

敏感すぎる人(HSP : Highly Sensitive Person)とは、生まれつき神経が高ぶりすぎる傾向を持って生まれた人のことです。これは遺伝的なもので、毛質、肌の色と同じで、個体差です。

この記事を読んでいる方は、十中八九HSPのお仲間の方だと思うので、詳しい解説は割愛します。


参考:HSPの4つの特性の本質(DOES)


副腎疲労症候群とは

副腎疲労症候群とは、ストレスにさらされ続け、副腎が酷使されることにより、副腎自体が疲弊しコルチゾールなどのホルモンを作り出せなくなる病態のことです。

コルチゾールは生命活動に欠かせないホルモン。

このホルモンの分泌に異常があると、
うつ、疲労、不眠、肩こりや頭痛などの様々な精神症状や身体症状が引き起こされます。

副腎疲労症候群(アドレナルファティーグ)チェックリスト
・朝起きられない
・寝ても疲れが取れない(過眠傾向)
・夜なかなか寝付けない
・空腹が耐えられない
・光が眩しく感じる(光過敏)
・幸せを感じにくい
・倦怠感が続いている
・無気力
・カフェインがやめられない(ドーピング)
・甘いものがやめられない
・PMS(生理前症候群)の悪化



HSPと副腎疲労の関係

HSPの人は、些細なことにも敏感に反応してしまいます。

・周りの小さな変化にもわりと気がつく
・人の気分に左右されやすい(無意識に感じ取ってしまうため)
・ 音や光、匂い、肌触りに敏感(騒音、強い光、不快な肌触りが苦手)
・人混みが苦手。人のエネルギーに圧倒される
・人の不調に影響されてしまう
・ 幼少期の家庭環境が不安定だったりすると、トラウマになりやすい

このように、HSPの人はそうでない人に比べ、ストレスになる要素が多いと言えます。


生まれつき神経が高ぶりやすいということは、
生まれつき視床下部ー下垂体ー副腎が働きやすいため、コルチゾールが人よりも多く分泌さます。

結果的に副腎疲労症候群になりやすいのではないか
と、私は考えています。


HSPが厳しい環境に育つと敏感さが増して、副腎疲労まっしぐら

幼少期の家庭環境で負ったトラウマは、脳や神経に大きく影響します。

もともと敏感に生まれた子供が、虐待や過保護/過干渉で支配されるなど、幼い頃に安全・安心でない環境で育てられた場合、生き抜くために周囲の情報に敏感になり、その感性に磨きをかけます。
敏感すぎて困っている自分の対処法』P 20


精神的ストレスに長く晒されていると、脳内の早期警戒システムである前帯状回皮質が過剰に働く状態となり、ごくわずかな刺激にも過剰に反応してしまうような高感度性を獲得してしまいます。

過保護/過干渉、厳しいしつけ、身体的/心理的虐待、家庭内不和などが絶えない家では、子供は安心安全が得られず、慢性的なストレスにさらされます。
不安や恐怖、過剰な緊張に、ノルアドレナリンやコルチゾールがでっぱなし状態になり、精神疾患や身体疾患に陥ってしまうのだと、筆者は述べています。


この、ノルアドレナリンやコルチゾールがでっぱなしの状態というのが、まさに副腎疲労の根本原因です。


HSPの人は副腎疲労になりやすい

HSPの人は感覚過敏(聴覚・ 嗅覚・味覚・光視覚)に悩まされることが多いですが、それらは副腎疲労の症状でもあります。

また、交感神経が働きやすいため、副交感神経優位下で働く胃腸機能が低下している傾向にあります。

こうして、解毒能力の低下や自律神経の乱れにより、さらに多くの刺激に対して過敏になります。

HSPについて調べれば調べるほど確信したことは、
HSPであることを自覚せずに育った人が、大人になるにつれて鬱や慢性疲労、不定愁訴などの、ストレスによる身体の機能低下(ミトコンドリアの機能低下)や副腎疲労の症状に悩まされる人が多いということ。

現在、副腎疲労で苦しんでいる人の中には、HSPの特徴をもつという背景がある人が多いのではないかと思えてなりません。


私自身の話ですが、28歳の時に副腎疲労で正社員からドロップアウトし、分子整合栄養医学を学び栄養で身体を整えながら、自分の生活習慣や、思考のクセ、在り方など、これまでの人生について分析してきました。


HSPという言葉も知りませんでしたが、人生を振り返ると、自分はHSP(HSC)の特徴に多く当てはまることに気が付いたのです。

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私自身はHSPであるかどうかということはあまり重要視してはいません。
でも『自分はストレスを受けやすい個体なのかもしれない』と思うことができ、人とは違った対処をすることができるようになったことが、自分を救うきっかけになりました。

人より敏感であることも、
共感能力が高いことも、
思慮深いことも、

自覚できていなければ人より消耗していることに気づかず、周りと同じように振る舞い、無理を続けてしまうことで体調を崩してしまいます。


消耗した身体に必要なのは、栄養

体調が悪い人の多くは胃腸機能の低下やストレスにより、質的栄養失調に陥っています。

ストレスは大量に栄養素を消費します。

にも関わらず、ストレスにより自律神経が乱れた身体では胃腸機能は低下し、栄養素の吸収効率は悪い。

そんなHSPの方たちの消耗しきった身体を元気にするのに、栄養療法の力が必要不可欠です。

一度消耗しきってしまった身体の回復には、栄養療法の効果が高い。
疲労してしまった副腎は、ビタミンとミネラルのメガドーズで回復が早まります。

副腎にストレスがかかると、ビタミンC、ビタミンB群、マグネシウムを大量に消費します。これらを需要量より多く補充してあげると、疲弊した臓器を癒すことができます。

身体の機能が正常化すれば、うつなどの精神症状も疲労や不定愁訴も軽くなってきます。

そのほか、HSPの方は解毒能力が低下している人も多いので、解毒能力を底上げする栄養療法的アプローチも必要です。
解毒能力が上がれば、感覚過敏の症状は緩和されます。

栄養素の必要量は個体差があるため、ここでは具体的にお伝えすることはできませんが、栄養を与えると身体の機能が改善し、生きづらさをも変えていけるということを私は実感しています。

栄養を与えるという選択肢を、もっと多くの人に持っていただけたらと思います。



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