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日の光を浴びる

朝、目覚めた時に肌に触れる冷たい空気から
逃げる様に、やさしい暖かな毛布の中に潜り込む。

その日の天気や気温をスマホでチェックし、
出来そうなことを考える。

めまいと倦怠感を感じながら、白湯で薬を飲む。
晴れているようだったらカーテンを開け、
同居人のパキラに水をやり、一緒に日光浴をする。

元々インドア派の私は、ベランダに出ただけで
『外出した』と表現する。
これは物心ついた時からの感覚で、私にとっては、
『外気に触れた=外に出た』
という認識なのだ。
この感覚は、他人にはなかなか理解されない。

うつ病の療養中に行うと良いとされる、
『外に出て適度な運動をすること』が難しい。

元々のインドア気質に加え、今は病気とHSPのせいか
外の世界は刺激だらけで、外に出るととても苦しい。

クラクラするほど眩しい日の光、、、
すれ違う子どもたちのはしゃぎ声、、、
自動車やバイクが走る音、、、
クラクションやサイレン、、、
散歩をする人の話し声や視線、、、

この話をすると、

『気にし過ぎ』『考え過ぎ』『みんなそうだよ』

みんな、とは誰の事か。

それなら身の回りに、外に出て数分で、パニックを
起こし、呼吸苦、冷や汗、めまいで倒れ、
泣きそうになっている人がよく居る、
という事だろうか。

それなら日々、道端で人が倒れ込んでいる状況だが。

言った当人がそうなら、この苦しみを知りながら
毎日、外の世界に出ることに恐怖や不安が無いのか
話を詳しく聞きたいくらいだ。

いやはや、某理解の無い人への怒りを込めながら
文章を書いてしまった。
(これは今後改善していきたい。。。)

しかし、私は怒っている。そして虚しくなるのだ。

その何気ない一言でどれほど苦しむか。
そして、相手に伝えることが出来ないのは勿論、
ここに文章として表現出来ないことに腹が立ち、
自分の無力さを痛感し、虚しくなるのだ。

話が脱線してしまった。
(これも改善すべき点である。。。)

つまり何が言いたいのか、それは、

直接でなくとも、そして、全身でなくても、
『太陽光が当たる場所に数分間身体を置く』
という方法が、

私にとっては『日の光を浴びる』ことなのだ。

軽い運動については、また今度。。。では。

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