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「子どもを尊重して信じること」が私たちを幸せにする

モンテッソーリーの記事を2つ見つけた。興味津々。
近年、藤井聡太さんがやっていたことで取り上げられるようになった。

タイトルは次の通り。

『藤井聡太竜王も繰り返し折った「モンテッソーリおりがみ」がなぜいいのか。子どもの才能を伸ばす5つの理由』

『「おうちでできるモンテッソーリ教育」の始め方。意外と簡単! 手出し口出しをしない方がいいシーンを解説』

前者はモンテッソーリ教育内容の一つを紹介している。後者は創始者のマリア・モンテッソーリその理念を紹介し、実際のシーンを解説している。

ぜひ、検索して読んでいただきたい。


モンテッソーリ教育内容の一つを取り上げて紹介するものは多い。たくさん素晴らしいものがある。

私は教育学部の学生の時に、こうした理念を学び胸が熱くなったことを覚えている。
特に特別支援教育を先行していたこともあり、モンテッソーリの教具に興味を惹かれ、勤務した学校で実際に使用していた。

しかし、教育内容だけを推し進めても、子どものより良い成長・発達につながらない

重要なのは「理念」

後者の記事の冒頭で次のように書いている。

モンテッソーリ教育と聞くと、「天才を育てる」「子どもの知能を伸ばす」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、そのような教育法ではありません。
今から110年ほど前にイタリアのマリア・モンテッソーリという女性医師によって築き上げられた教育法で、「子どもを尊重して信じる」ことを基盤とし、子どもを観察することを通して理論や方法が築き上げられているのです。

後者記事

マリア・モンテッソリー教育
基盤「子どもを尊重して信じる」
子どもを観察することを通した理論と方法


「子どもを尊重して信じる」

これがなかなかできない。


これを徹底してできれば、子どもは自ら成長していく。
心身ともに健康で、成長・発達をしていける。

これがなかなかできない。


それでは、「なぜそれをできないのか」

現在社会問題となっている、様々な犯罪や詐欺行為、迷惑行為。
学校や職場でのハラスメント、いじめや不登校、自殺や引きこもり。

これらの問題の解決は、「なぜそれができないのか」を考えることによってなされると考えている。


「子どもを尊重して信じる」

これをしてこなかったと考えている。


私たちの未来は、日本の未来は、ここにかかっている。

「子どもを尊重して信じる」

「人を尊重して信じる」


この理念を基盤として、すべての活動を地道に営み積み重ねることが、私たち自身を幸せにすることにつながる。


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