公益社団法人 日本オーケストラ連盟

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Association of Japanese Symphony Orchestras/日本オーケストラ連盟(AJSO)の公式アカウントです。 クラシック音楽の向上と発展のために活動しています。

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第2回「シンガポール交響楽団を覗いてみよう!」の巻

連載『シンガポール紀行』は、シンガポールを初めて訪れたオケ連職員が旅の感想を綴り、シンガポールやシンガポール交響楽団の魅力を発信していくコーナーです。 前回は「シンガポールってどんな国?」と題してご紹介しました。今回は、シンガポール交響楽団に焦点を当ててご紹介したいと思います。 それでは、早速ツアーへ参りましょう! 「ドリアン」の愛称を持つエスプラネード マーライオン公園から北へ徒歩5分。シンガポール交響楽団のホーム会場があるエスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイに

    • 第1回「シンガポールってどんな国?」の巻

      皆さま、『シンガポール紀行』へようこそ! この連載は、シンガポールを初めて訪れたオケ連職員が旅の感想を綴り、シンガポールやシンガポール交響楽団の魅力を発信していくコーナーです。第1回目はシンガポールについてご紹介したいと思います。 間もなく離陸いたしますので、どうぞこのままお付き合いくださいませ! シンガポールに到着! 成田空港から飛び立って約6時間。シンガポールの玄関口であるチャンギ国際空港に到着です。一見すると日本から遠く離れている印象を持ちますが、時差はたったの1時

      • がんばろうNOTO 被災地に寄り添う演奏を

         石川県のオーケストラであるオーケストラ・アンサンブル金沢に伺いました。2024年2月下旬のことです。 1月1日 16:10 能登半島に大地震が発生。オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)が本拠地とする金沢市も大きく揺れ、北陸を中心に日本海沿岸広域にわたって、人的被害、家屋倒壊、火災、津波など甚大な被害をもたらしています。  地震発生後、OEKメンバーと連絡を取り、避難所へ避難しているメンバーもいましたが安否を確認し、X(旧ツイッター)でメンバー全員の安全が確認できたこと

        • オーケストラの若手スタッフの方々よりお届けします!リレーエッセイ

          今回から、新たなリレーエッセイが始まりました。 この企画では、オーケストラで働く若手スタッフの方々に、オーケストラで働くなかでの仕事内容や、やりがいについて紹介してもらいます。 オーケストラや音楽に興味がある方、オーケストラで働くってどういう感じなんだろう?と気になっている方、ぜひのぞいてみてください。 「奏者の皆さんの素晴らしい演奏に感動し、また元気に頑張ろうと思う毎日です」 新日本フィルハーモニー交響楽団 事業部 松葉陽子  オーケストラの事務局員として、新日本フ

        第2回「シンガポール交響楽団を覗いてみよう!」の巻

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        • 日本オーケストラ連盟ニュース Vol. 113
          4本
        • 日本オーケストラ連盟ニュース Vol. 112
          3本
        • 日本オーケストラ連盟ニュース Vol. 110
          3本
        • 日本オーケストラ連盟ニュース Vol. 111
          2本
        • 日本オーケストラ連盟ニュース Vol.106
          3本
        • 日本オーケストラ連盟ニュース vol.105
          5本

        記事

          小澤征爾さんを偲んで

           日本クラシック界の先駆者であり日本を代表する世界的な指揮者、小澤征爾さんが2024年2月6日に心不全のためにお亡くなりになりました。小澤さんは25歳でニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者に就任、その後もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団など世界的に有名な数々のオーケストラで指揮者として長年活躍しました。中でもボストン交響楽団では1973年から29年間にわたって音楽監督を務めたほか、ウィーン国立歌劇場でも音楽監督を務めるなどその活躍により「世界のオザワ」と評されました。

          プロフェッショナルオーケストラのもう一つの顔

           2023 年9 月に連盟に加盟する40 の団体に向けてアンケートを行いました。  「世界に向けた発信」「幅広い市場で活動できる個性的な取り組み」「地域間の格差を埋めるようなオーケストラの普及活動」「人材育成」の4 つの項目について、各楽団より特色ある活動が多数報告されたのですが、初めて聞いた活動も少なくありませんでした。  そこで、個性的な活動にも拘らず普段なかなか取り上げる機会が少ない地道な活動をオケ連ニュースでお知らせする必要性を感じ、今回は「幅広い市場で活動できる個性

          プロフェッショナルオーケストラのもう一つの顔

          関西フィル、日本センチュリーの海外公演レポート!

          こんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は「日本オーケストラ連盟ニュース vol.112 40 ORCHESTRAS」に掲載いたしました関西フィルハーモニー管弦楽団と日本センチュリー交響楽団の2023年10月の海外公演レポートをお届けいたします。 関西フィル創立50周年事業 第2回欧州公演を終えて関西フィルハーモニー管弦楽団 常務理事・楽団長 大野 英人  コロナ禍の影響がまだ残っていた 2022年秋、2023年の第2回欧州公演が決定しました。  公演初日、2023

          関西フィル、日本センチュリーの海外公演レポート!

          オーケストラの国際会議に参加

          こんにちは、日本オーケストラ連盟です。 昨年9月に当連盟の職員が、ポーランドで行われたオーケストラの国際会議に参加しました。世界のオーケストラが今話題にしていること、課題となっていることを知り、日本のオーケストラに共有や還元できるよう、当連盟は国際交流を行っています。 今回は「日本オーケストラ連盟ニュース vol.112 40 ORCHESTRAS」より、参加した時のレポートを掲載いたします。  9月6日~8日、ポーランド・ブロツワフ市で開催された国際会議「Orchestr

          オーケストラの国際会議に参加

          アジア オーケストラ ウィーク2023公演レポート

          こんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は「日本オーケストラ連盟ニュース vol.112 40 ORCHESTRAS」に掲載いたしました、アジア オーケストラ ウィーク(以下AOW)2023の公演レポートをお届けいたします。 毎年、アジアのオーケストラを招へいして開催しているAOWですが、今年は日本とトルコ、韓国からそれぞれオーケストラが参加し、各楽団の個性が光る演奏を披露しました。 公演の様子はYouTubeで配信していますので、ぜひご覧ください✨  地理的には遠く

          アジア オーケストラ ウィーク2023公演レポート

          イギリスのオーケストラの公的支援~バーミンガム市交響楽団の来日に思う~ 

          みなさんこんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は、2023年7月に発行された 「日本オーケストラ連盟ニュース 40 ORCHESTRAS vol.111」から、イギリス・バーミンガムのオーケストラの経営状況について分析を行った記事をご紹介します📖 記事の中ではバーミンガム市交響楽団の分析に加え、日本のオーケストラの経営状況との比較なども踏まえて、公的支援の観点から、オーケストラが目指すべき理想について語られています。 オーケストラがどのように運営されているのか? 

          イギリスのオーケストラの公的支援~バーミンガム市交響楽団の来日に思う~ 

          4年振りの本格開催!『オーケストラの日 2023』 ―特別編成オーケストラの強く明るい響きと、いっぱいの拍手と

          みなさんこんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は「日本オーケストラ連盟ニュース 40 ORCHESTRAS Vol.111」より、3月31日(ミミにいちばん!)に行われた『オーケストラの日2023』についての記事をお届けしようと思います。  『オーケストラの日2023』では、日本オーケストラ連盟に加盟している首都圏のプロ・オーケストラから1日限りの特別編成〈オーケストラの日祝祭管弦楽団〉を結成し、特別な演奏会を開催したほか、さまざまな企画を実施しました。 春の柔ら

          4年振りの本格開催!『オーケストラの日 2023』 ―特別編成オーケストラの強く明るい響きと、いっぱいの拍手と

          地域に芸術が根ざすということ ~アートキャラバン事業を通じて見えてきたもの~

          みなさんこんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は、「日本オーケストラ連盟ニュース38 ORCHESTRAS Vol.110」に掲載しているアートキャラバン事業についての記事をお届けいたします。当連盟の事務局長 竹内が実際に「オーケストラ・キャラバン」の現場に行き、感じたこと、考えたことを記した記事です。 「オーケストラ・キャラバン」は、文化庁のアートキャラバン2(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業)により開催されており、3年目を迎える2023年度は、のべ

          地域に芸術が根ざすということ ~アートキャラバン事業を通じて見えてきたもの~

          AOW2022 YouTubeで配信中!

          みなさんこんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は2022年11月発行の 「日本オーケストラ連盟ニュース 38ORCHESTRAS vol.109」から、アジアオーケストラウィーク(AOW)2022の記事をご紹介します。 2022年度のアジアオーケストラウィークでは、10月5日~7日に東京オペラシティコンサートホールにてマニラ交響楽団、琉球交響楽団、KBS交響楽団を招いてコンサートを行いました。 現在、その演奏の様子をYouTubeにて配信しています。 ぜひチェック

          英国オーケストラ年次総会から

          みなさんこんにちは、日本オーケストラ連盟です。 私たちが日本オーケストラ連盟として活動しているように、イギリスにも英国オーケストラ連盟(ABO)が存在します。 今回は、「日本オーケストラ連盟ニュース 38ORCHESTRAS vol.110」の記事の中から、2月1日~3日に開催された英国オーケストラ連盟の年次総会でどのような発表が行われたのか、ご紹介します。 ▼その他の記事やコンサート情報なども、こちらからご覧いただけます。  英国オーケストラ連盟(ABO)による年次総

          英国オーケストラ年次総会から

          明日を担う音楽家たち 2023~新進芸術家海外研修制度の成果~

          文化庁委託事業「令和4年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」 2023年2月8日 東京オペラシティコンサートホール こんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は「日本オーケストラ連盟ニュース vol.110 38 ORCHESTRAS」に掲載いたしました、「明日を担う音楽家たち2023」の記事をお届けいたします。  文化庁は昭和42年から若手の芸術家を海外に派遣する「新進芸術家海外研修制度」(旧芸術家在外研修制度)を実施しており、これまで約3,700名を超える芸術

          明日を担う音楽家たち 2023~新進芸術家海外研修制度の成果~

          尾高忠明マエストロが「コロナ禍で得たもの、感じたこと」

          こんにちは、日本オーケストラ連盟です。 今回は「日本オーケストラ連盟ニュース vol.107 38 ORCHESTRAS」に掲載いたしました、尾高忠明マエストロへのインタビュー記事をお届けいたします。日本の芸術文化のあり方について多角的な視点で語ってくださったり、指揮者として感じたことをお話しいただいたりして、とても興味深かったです。 (インタビューは2022年3月に行いました。) ―———— コロナ禍の長期化は、オーケストラの活動を改めて振り返り、今後の活動を見直す機会

          尾高忠明マエストロが「コロナ禍で得たもの、感じたこと」