第1回「シンガポールってどんな国?」の巻
皆さま、『シンガポール紀行』へようこそ!
この連載は、シンガポールを初めて訪れたオケ連職員が旅の感想を綴り、シンガポールやシンガポール交響楽団の魅力を発信していくコーナーです。第1回目はシンガポールについてご紹介したいと思います。
間もなく離陸いたしますので、どうぞこのままお付き合いくださいませ!
シンガポールに到着!
成田空港から飛び立って約6時間。シンガポールの玄関口であるチャンギ国際空港に到着です。一見すると日本から遠く離れている印象を持ちますが、時差はたったの1時間。空港を出ると高温多湿な南国の気候に早速包まれ、長袖のカーディガンとは一旦ここでおさらばです。赤道直下にあるシンガポールの気候は一年中常夏なので、気温と湿度が高め。「一旦」としたのは、屋内に行くと冷房がかなり効いているので、肌寒いと感じた時のために持ち歩きます。
シンガポール海峡を左に眺めながら、車で走ること20分。3つの高層ビルの上に巨大な船が浮かんでいるように見える「マリーナベイ・サンズ」や、高さ25~50メートルの巨大な木々を模した建造物が並ぶ「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」、そして最高到達地点が165メートルにも及ぶ巨大観覧車「シンガポール・フライヤー」などが大パノラマとなって現れます。そのまま街中に入ると、生い茂る木々が近代的な高層ビルが並ぶ都会の街並みをみずみずしく包み込んでいるのが印象に残ります。
シンガポールってどんな国?
外務省の情報によると、国土面積は東京23区よりやや大きい約720平方キロメートル、人口は約564万人。シンガポール共和国が誕生したのは今から59年前の1965年ですが、独立に至るまで英国による植民地時代(1824~1959年)や第二次世界大戦中の日本軍による占領期間(1942~1945年)、マレーシア連邦の一州としての時代(1963~1965年)など、数々の苦難を乗り越えてきました。
遥か昔の時代から海洋航路が頻繁に交差する交易拠点として栄えたシンガポールの特徴はずばり「多文化」。中華系、マレー系、インド系の人々が共生し、街を歩けばチャイナタウンやリトル・インディアで本場の文化を体感することができます。公用語は何と4か国語もあり、英語、中国語、マレー語、タミール語が使用されています。
マーライオンの背後には○○がいる!
シンガポールといえば、マーライオンを思い浮かべるのではないでしょうか。頭がライオン、下半身が魚、全身が真っ白なその出で立ちはどこか神秘的です。さて、この有名なマーライオン像の背後には、なんとミニマーライオンもいます。背を向け合うようにして配置されているので、皆さんもぜひ覗いてみてください。
「シンガポールってどんな国?」の巻、お楽しみいただけましたでしょうか?次回は「シンガポール交響楽団を覗いてみよう!」の巻をお届けいたします。
どうぞお楽しみに!
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