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なくてナナくせ・・「貧乏ゆすり」を英語・中国語で言うと?

国によって違う?不快に感じる、人の「癖」


Kenny@チャイナさんの、中国でよく人の「貧乏ゆすり」に悩まされるという記事を読んで、確かに中国に行く度にどうしても気になってしまう、結構多くの人がする「癖」ってあるよな、と思うと同時に、逆に、日本人に多く、気がつかないうちに外国人をイラつかせている癖もきっとあるんだろうな、とか、そもそも自分は大丈夫か?などと、癖について考えてしまった。

癖と言えば、今私を一番悩ましているのは、職場の70歳ぐらいの大先輩(日本人)の「鼻歌」だ。

♪ふんふんふ〜ん、ふふっふ〜♪と、かなりのボリュームで、オフィス中に響き渡る。

実は、あまりにうるさいので、一度止めるよう丁重にお願いをした際、ご本人は驚き、「自分が鼻歌を歌っていたなんて全く気がつかなかった、気をつける」とのこと。で、いったん止まった後、一か月後、また始まってしまったのだ。

でも、仕事の邪魔ではあるものの、なにせ鼻歌が、長調で?メロディーが明るく、幸せな気持ちが伝わってくる。どうも実在する曲ではなく、オリジナルの曲、というか、今の楽しい気持ちを即興で音にしたものかな、とか推測している。

70過ぎて仕事もあり、ハミングしたくなる楽しい人生なんて最高かも。自分もそんな70歳になれるかな?--- そう考え始めると、イライラした気持ちはどこかに吹っ飛んでしまった。

歌う


さて、「英語・中国語同時学習」を!

「貧乏ゆすりをやめて!」 英語では・・・
🌟 Stop fidgeting!  or  Stop jiggling your legs!


fidgetは、ソワソワする、という意味でも使います。

中国語では・・・ 
🌟 别抖脚! (bié dǒujiǎo)


「貧乏ゆすり」、正式には、抖脚(dǒujiǎo)。「抖」は震える、震わせるという意味。ちなみに若者に流行して久しいSNS「TikTok」の中国名が「抖音(dǒuyīn)」ですが、音が震える、つまりビブラートのことですね。

で、日本語ではなぜ”貧乏”ゆすりというのか、その由来はわからないのですが、中国語でも、「貧乏」と関係した、次のような表現があると、初めて知りました。というか、そもそもこちらが先なのでしょうか?

🌟「男抖穷 女抖贱 (nán dǒu qióng  nǚ dǒu jiàn)」

「脚をゆすっていると、男は貧乏に、女は品がなくなる」と言う意味のようです。


あと、もうひとつ表現を中国の人に教えてもらいました。

🌟别嘚瑟 !(bié dēse)

「嘚瑟」というのは、もともと発音は、dèsè で、東北地方でよく聞く表現。日本語で言うならば、「調子に乗る」というようなニュアンスでしょうか。

他最近太能嘚瑟了。(彼は最近調子に乗りすぎだ)のように使います。

でも、この貧乏ゆすりの場合の嘚瑟は、「声調が、dēseで、最初が第一声になる」とのことでした。辞書にはこの使い方はないけれど、完全な方言かな? 

詳しくご存知の方は、ぜひ教えてください!

貧乏ゆすり


あっ、「癖」ついでに、最初に書いた、私が職場で悩まされている「鼻歌」問題。

🌟「鼻歌をやめて!」は、
(英) Stop humming!
(中) 别 哼哼 (bié hēngheng )


英語ではハミング、というのはいいとして、
中国語では、鼻歌を歌うという動詞は「哼  (hēng)」を使うそうです。

確かに、鼻歌の「フンフン」言う感じを表していますね。
「边走边哼着歌(歩きながら鼻歌をする)」のように使います。

カジュアルな会話では、别哼哼!(フンフン歌わないで!)でOK。

今天到此为止了!

きょうも拙文をお読みいただき、ありがとうございました! 


最近は、昔滞在したことのあるアフガニスタンについての記事も書き始めました。お時間ある時、ご覧いただければ幸いです。

AJ 😀








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