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自然災害には人生を変える力がある

と言っていたのは、あじさいの上司。
頭に残っていたはずなのに最近はどこかに行っていた、そして、今朝ふと思い出した言葉でした。

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地震や洪水や土砂災害が1度でも発生すれば、多かれ少なかれ、人の人生に何かしらの影響を及ぼします。しかも、一瞬ではなくて、ずーっと人生全体にわたって影響し続けることもあります。家やメンタル、仕事、住む場所、お金……数え切れません。

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多分、東日本大震災で影響を受けなかった人って、ほとんどいなかったと思います。

東北にお住まいの方、ルーツがある方は人生を大きく変えてしまう出来事だったと思います。震災から9年以上経過しても、まだ避難をされている方もいらっしゃいます。

関東に住んでいる方であれば、あれだけの大きな揺れを初めて体験して、輪番停電の影響を受けた方も多かったかもしれません。

関西の方だって地震の揺れを感じたかもしれません。地震の1か月後に関西を訪問しましたが、関西でも昼間は電車内の電気を消して走行していたことがとても印象的でした。(節電していたのか、節約していたのか?笑)。

ハワイに旅行していた研究室の同期でさえ、地震の影響をしっかり受けていました。(初ハワイだったものの、津波でビーチに出られなかった。)

就職直前の友人は、いい企業に就職するんだねー!と言われていましたが、状況が一変しました。

あじさいは就職活動中。地震分野の就職は難しいだろうなぁと思い、石油業界(物理探査系の技術職)に就職してアラブの石油王と仲良くなって一儲けしようと考えていましたが、石油業界の求人募集がいくつかなくなりました。中断した就職活動期間に、やっぱり「地震!」と思いそちらの方向に向かうことにしました。

やっぱり、何かしらみんな影響を受けていると思います。

「自然災害を起こさないことはできない、だけど対策することにより被害を軽減することはできる」

(写真はカンボジアのアンコールワットで有名なシュムリアップ。このとき、10年に1度と言われる超大型台風がフィリピンを襲っていました。道路が冠水しています。)

自然相手なので、自然に打ち勝つことはできません。
災害を発生させないことはできないけど、準備や対策により少しでも被害を軽減させることはできます。金銭的、精神的な影響も小さくすることができます。

被害の影響を小さくし、すぐにリカバリーできれば、今まで以上に人生に対してありがたさや貴重さを感じながら日々を大切に過ごせるのだろうと思います。そして、乗り越えたという自信にもつながるのではないかと。

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今日のnoteは何となく、思いつきで書いた声の大きなひとりごとでした。
3・11と8・11って何となく見た目が似てますよね。

最後までご覧くださいましてありがとうございました!
あじさい

※TOPの写真はカナダ バンクーバーにあるキツラノ海岸です。夏のバンクーバーはやっぱりいいなぁ。

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