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カタールW杯のサッカー日本代表メンバーについて

まえがき


おはようございます。
私の記念すべき初投稿は、私の大好きなサッカーに関する内容です。
最初にしてはかなりの文章量になってしまいましたが
最後まで読んでいただけると嬉しいです。

はじめに

先日、FIFAワールドカップ カタール2022に挑む
サッカー日本代表メンバー(森保JAPAN)の発表がありました。
(メンバーは以下の通り)

背番号20中山雄太の離脱が決定的に(11/6 9:00)
引用:https://www.jfa.jp/

皆さんはこの人選についてどのように思いましたか?

私は
「どこか物足りない・寂しい・本当に大丈夫?」
という風に疑問に思いました。

このように思った理由は大きく分けて以下の2つ存在します。

【疑問その1】人選の真意がわからない
【疑問その2】経験者のアンバランス

この2つの疑問について詳しくお話ししていこうと思います。




【疑問その1】
人選の真意がわからない


まずはこちらの疑問に関してこれは皆さんも思っていることだと思います。
単刀直入に言わせてもらうと

柴崎選手や浅野選手は正直いくらでも替えが効くと思っています。

ここからは彼らについて詳しく説明していこうと思います。

柴崎 岳

セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)CDレガネス
に所属している柴崎岳選手

今シーズンはここまで13試合に出場
日本代表としてはここまで59試合に出場し、3ゴールを記録しています。

森保JAPAN発足当初から森保監督に熱い信頼を寄せられ
森保監督が指揮を取った全57試合のうち
37試合に出場しています。(うちスタメンは30試合)
これは今までに森保JAPAN下において招集された全122人の中で
3番目に多い出場数です。

日本代表 [森保一] ランキング - Football LAB

https://www.football-lab.jp/japan/ranking/

データでもわかる通り、柴崎選手は
常に森保監督の招集リストの中に名を連ねていました。

柴崎選手はパスを得意としていて
今までも、その類い稀なパスセンスで
幾度となく日本のチャンスを演習つしてきました。

特に私が印象に残っているのは
FIFAワールドカップ ロシア2018
決勝トーナメント1回戦、ベルギー戦でのアシスト
です。

サッカーキングの投票ではW杯MVPを獲得するほどの衝撃だった。

【投票結果】日本代表、W杯MVPは柴崎岳! 西野監督もトップ5入り

https://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20180706/789878.html

0−0で折り返した後半開始直後
乾貴士選手から受けたパスを右サイドを駆け上がる
原口元気選手へピンポイントのパスを供給し

日本代表のFIFAワールドカップ決勝トーナメント
における初ゴールをアシストしました。

このスルーパスは相手DFが足を伸ばしてもギリギリ届かない
とても絶妙なパスで、当時の私はこのシーンを
何度も見返した程、衝撃的なスルーパスでした。

このように前回大会当時の柴崎選手の活躍は
とても目覚ましいものでした。

しかし、これ以降は当時所属していた
プリメーラ・ディビシオン(スペイン1部)ヘタフェCF
での出場機会減の影響もあり
代表やチームでのパフォーマンスは低下していきました。

代表活動に関しても
FIFAワールドカップ カタール2022・アジア最終予選
当初は森保JAPAN発足時から形成された
遠藤航選手とのダブルボランチで
スタメンを張っていたものの

第1戦 オマーン戦(0−1●)
第2戦 中国戦(1−0○)
第3戦 サウジアラビア戦(0−1●)
と歴代の最終予選史上一番不安視されるような
試合を続けた結果

第4戦 オーストラリア戦(2−1○)で
フォーメーションを従来の
4−2−3-1から4−3−3に変更したことも相まって
スタメン落ちするようになってしまいました。

特に第3戦 サウジアラビア戦での柴崎選手のパフォーマンスは
酷く、自身のパスミスから失点しそれが決勝点となってしまいました。

この試合がトリガーとなり柴崎選手に対する世間の評価が
急落してしまい、現在に至ります。

私みたいな素人(一応高校時代はサッカー部)が冒頭で挙げたように
替えが効くなんて言うのは大変おこがましい話ですが
現状のパフォーマンスに満足していないのは確かです。

このパフォーマンスで本大会のメンバーに選ばれるくらいなら

川辺駿選手  スイス・スーパーリーグ(スイス1部)
       グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ 
旗手玲央選手
 スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)
       セルティックFC

をはじめとする選ばれてもおかしくない選手は
たくさんいると思います。

このような不満を是が非でも本大会で「良い意味」で裏切って欲しい。

浅野拓磨

ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfLボーフム
に所属している浅野拓磨選手

今シーズンはここまでリーグ戦6試合に出場(カップ戦にて1ゴール)
日本代表としてはここまで36試合に出場し、7ゴールを記録しています。

森保JAPAN発足当初から森保監督の愛弟子の一人として
コンスタントに招集され
森保監督が指揮を取った試合としては
19試合に出場しています。(うちスタメンは7試合)

浅野選手はハリルホジッチ前監督の時代から
快速アタッカーとして注目されており

前回大会であるFIFAワールドカップ ロシア2018の
アジア最終予選でも全2ゴールの活躍を見せ
日本代表のワールドカップ出場に大きく貢献していました。

しかしながら、前回大会は
大会直前の監督交代などが原因で
直前のキリンチャレンジカップの27人のメンバーには
選ばれていたものの
FIFAワールドカップ ロシア2018の本大会に挑むメンバーには
選ばれませんでした。
(前回大会は23人上限、今大会は26人上限)

そのため、今回のFIFAワールドカップ カタール2022に
かける想いは誰よりも強いはずです。

今大会の最終予選でもチームの勝利に大きく貢献した。

今回のFIFAワールドカップ カタール2022・アジア最終予選でも
第4戦 オーストラリア戦(2−1○)にて
決勝点のオウンゴールを誘発し、日本のワールドカップ出場に
貢献していました。

しかし、浅野選手はクラブでの結果がイマイチで
20−21シーズンに
セルビア・スーペルリーガ(セルビア1部)パルチザン・ベオグラード
所属時に記録した18ゴール以降
21−22シーズン 3ゴール
22−23シーズン 0ゴール(13節消化)
となかなか結果に恵まれていません。

また、今大会のメンバーに選出されたものの、現在は負傷中であることも
不安材料の一つである。

このような現状を考慮すると

古橋亨梧選手 スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)
       セルティックFC
大迫勇也選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)ヴィッセル神戸
原口元気選手 ブンデスリーガ(ドイツ1部)1.FCウニオン・ベルリン

などを招集する方が良いのではないかと考えてしまいます。

しかし、日本代表が戦う
FIFAワールドカップ カタール2022のグループリーグには
スペイン、ドイツの世界屈指の強豪がいます。

格上相手に対しては必ず引いて守る時間が増えると思います。
したがって、日本側にチャンスがあるとすれば

相手の攻撃を防いだ直後のカウンターです。

森保監督がこのような戦術に割り切った人選をしたというのであれば
浅野選手の選出はまだ理解できます。

しかし、似たようなプレースタイルの選手が選出されたメンバーの中にも
何人かいるため、このような状況下において負傷中で
コンディションが不鮮明な浅野を選ぶ必要があったのか
というところには疑問が残ります。




【疑問その2】
経験者のアンバランス


これは今回選出されたメンバーの経験値に関する疑問です。
今回選出されたメンバーのうち、ワールドカップ本大会選出経験者は

川島永嗣選手 リーグ・アン(フランス1部)RCストラスブール
権田修一選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)清水エスパルス
長友佑都選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)FC東京
吉田麻也選手 ブンデスリーガ(ドイツ1部)シャルケ04
酒井宏樹選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)浦和レッズ
柴崎岳選手  セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)CDレガネス
遠藤航選手   ブンデスリーガ(ドイツ1部)VfBシュツットガルト

なお、この中でさらにワールドカップ本大会出場経験者は

川島永嗣選手 リーグ・アン(フランス1部)RCストラスブール
長友佑都選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)FC東京
吉田麻也選手 ブンデスリーガ(ドイツ1部)シャルケ04
酒井宏樹選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)浦和レッズ
柴崎岳選手  セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)CDレガネス

となっています。

上記を見てもわかる通り、FIFAワールドカップ カタール2022に挑む
日本代表は前線のワールドカップ経験者が圧倒的に少ないです。

森保監督は本大会のメンバー発表時に川島選手や長友選手
(ともにワールドカップ4大会連続の選出)
などをはじめとする経験豊富なベテラン枠を設けたというような
趣旨の会見をしていました。

川島永嗣

リーグ・アン(フランス1部)RCストラスブール
に所属している川島永嗣選手

今シーズンはここまでリーグ戦の出場機会はなく(ベンチ入りのみ)
日本代表としてはここまで95試合に出場しています。

川島選手は言わずもがな、長らく日本代表のゴールマウスを
守ってきた守護神です。

前回大会のFIFAワールドカップ ロシア2018でも全4試合に出場し
日本の決勝トーナメント進出、ベスト16に大きく貢献しました。

大会後もコンスタントに招集され、森保監督のもとでも
たびたびゴールマウスを守ってきました。

39歳となった今も日本のゴールを守り続けている。

【日本代表】川島永嗣が92試合目でかみ締める新たな意欲。「どういう形であっても、日本代表にプラスになるように」

https://soccermagazine.jp/national_A/17456153

このように非常に実績のある川島選手ですが
私は正直なところ、今回の選出には疑問を感じてしまいました。

確かに、川島選手のような実績のある選手を選出することで
チームの指揮が上がったり、安心感を持たせてくれたり
メリットは沢山あると思います。

しかしながら、同じポジションで選出された
権田選手やシュミット選手はどちらも30歳を超えており
サッカー選手としては十分にベテランの域に差し掛かっています。

日本代表戦の出場試合数や国際大会の経験数は川島選手の方が
当然上ではありますが、彼らも十分に実績はあると思います。

森保監督下で常にレギュラー争いをしていた。

<日本・エルサルバドル>権田(右)と笑顔を見せるシュミット・ダニエル(撮影・西尾 大助)

https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2019/06/09/gazo/20190609s00002014337000p.html

権田修一選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)清水エスパルス
       日本代表通算33試合出場
シュミット・ダニエル選手
       ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)
       シント=トロイデンVV
       日本代表通算11試合出場

このような理由から、私は今大会には川島選手のベテラン枠は
不必要ではないかと思いました。

私が日本代表監督だとしたら、この枠を前線に設け
先ほども挙げた

大迫勇也選手 明治安田生命J1リーグ(日本1部)ヴィッセル神戸
原口元気選手 ブンデスリーガ(ドイツ1部)1.FCウニオン・ベルリン

などを招集すると思います。

ゴールキーパーをはじめとするディフェンダー陣には
多くのワールドカップ経験者がいるのに対し
アタッカー陣には全く経験者がいません。

このような状況に対して森保監督は

「経験のない選手が持つ、成功したいという野心に期待する」

と述べているが、果たして結果はいかに…

FIFAワールドカップ カタール2022に臨む日本代表の発表会見にてインタビューに答える森保監督

森保監督「経験のない選手が持つ、成功したいという野心に期待する」

https://www.asahi.com/articles/ASQC1739TQC1UTQP00C.html




あとがき


今回はここまでです。
文頭でも述べましたが、最初の投稿にしては
かなり長い文章量になってしまいました。(^^)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


表紙画像の引用元:https://www.jfa.jp/








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