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夏が来る

この時期になると聴きたくなる、相対性理論の「夏至」と森ゆにの「夏が来る」。真夏程あからさまな温度でもなく、これを見逃したらいつの間にか夏になっちゃってるんだろうなっていう…なんていうか、季節と季節のあいだに挟まれたそれとないあつさ。夏が来るの歌詞に『夏が来る 夢のように』っていう部分があって、ほんとこれがすとんと落ちるというかそれ!って感じがある。何を言っているか自分でもよくわからなくなってきた。

緊急事態宣言が解除され街が緩やかににぎわいを取り戻す今日この頃、公開延期となっていた映画の公開が相次いでいる。ように感じる。(当社比)またサブスクリプションサービスで配信開始された作品も非常に面白いものが多く、読みたい本も積み上がり枚挙に暇がない。ゴジラSPの最終回も配信になり考察にも精が出る。ない頭をひねったり脳みそをこねくり回したりしてやがて私の頭に収まっていたつるりとした脳みそは液状に変化したかと思えば川を越え雨となり野に還り天に昇り宇宙へ出でて地球の自転と同じ速度でもってぐるぐると…え、なんの話だった?

そんな感じでゴジラSPしか勝たんみたいな気持ちで観てきた、「シドニアの騎士あいつむぐほし」「閃光のハサウェイ」「シン・エヴァンゲリオン」「テネット」「ワンダヴィジョン」。テネットは3テネット目、シンエヴァも3ぽかぽか目。ハサウェイは2賢章した。暇なんか?いやちがくてぇ…(セルフ弁明)何せ家事してる時間や引っ越し準備してる時間なにも観てないと苦痛で苦痛で…ちょっとほんとテネットになることしかできなくて…(テネットになるとは?)

どれも面白くて…ほんと救われている…CG技術の進歩すっげえし、ストーリーだって時間の概念ごとひっくり返りそうなくらい面白い。2時間溶ける。
でもなかなか難解で正直全然理解できてない。正直悔しい。は〜〜〜鑑賞だけでは感じられなかった部分の、会話と文脈のあいだの襞にうずもれた何かを発掘するためそれぞれの作品の脚本を全部読み漁りてぇ。ミステリーハンターよろしく新たな発見して回りてぇ。ひとしくん人形になりてぇ(???)

それにしてもつくづくいいものから何も得られない人間だなと実感する。我ながら面白い作品を見抜く審美眼みたいなものは割と発達していて面白い作品には困らない。が、何か意味のある経験に変換することができない。読書にしてもそう。言葉の全部が刺さり散らしてズックズクになろうとも結果何も残らない。自分の表現に還元することもできてない。確実に私は楽しんでいるのでそれでいいっちゃいいんだろうけど。いいっちゃいいって何(怒)最高に最高な作品たちなのにその言いぐさはなんだよまじでって思うよね自分でも

nodamap「フェイクスピア」も奇跡が起こって観に行けることになったので7月も引き続き面白い作品に出会いまくる予感。諸般の事情で引っ越しや面接などでバタバタとはするかもしれないけど。フレフレ私!

なんとなく終わる空気を作ってしまったけどご飯炊きあがるまで何しよう。弁当箱も絶賛乾燥中で手持ち無沙汰オブザイヤー。ほんとは家計簿つけたりコンロの掃除するなりすべきなんだろうけど。な~~~んもしたくねぇ~~~でも休憩したら寝ちゃうんだよな~~~は~~~~~~~ほんと弁当は自分からつまりにいく自主性を養ってほしい。はやく。

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