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趣味は趣味のままである方がいい、恋がそうであるようにね、と8月22日の日記

フランス語を下手な日本語訳にしたみたいなタイトルで書き出してみました。

いかがでしょうか?(なにが笑)

最近、散歩をしている間に頭にフッと浮かぶことをiPhoneのシンプルなメモに書き付けては、たまに読み返したり、それに加筆してnoteにしてるんです。

家でずっと考えているのもそれはそれでいいんだと思うんですが、ぼくの場合は歩いていると突然フッと思い浮かぶことが多いんです。内容はともかく、フレーズそのまま出てくるんですよね。

で、書くこと自体はこうして「ポメラ(ワープロ)」に向かいながら、映画の上映時間を待っている間、出てくる言葉をそのまま書き付けています。

なので、じっくり文章を練ったり、考えを深めたりというよりはその時々の即興であることがほとんどなんですよね。

そうじゃないと肩肘張ったものにしがちなんです。

すごく時間がかかってしまう。

“日曜の昼下がり、ラジオを聴きながら、カフェとかで書いている”という、そのこと自体が楽しくて好き、なんです。

変わってますかね?

で、タイトルのことについてなんですが、以前ラジオで流れてきた話を元に思いついた話です。

ぼく、一日のほとんどの時間、移動中はイヤフォン、お風呂やリビングなどではポータブルスピーカーでとにかく「ラジオ」を流しているんです。

ここ数年ずっとなんです。

ラジオを聴いていてとてもいいなと思ったのは、いわゆる“市井(しせい)の悩みごと”みたいなものが、メールやハガキで送られてくるんです。

実はそれが、自分なりに考えるきっかけになっていて新しい視点があったりして、いいんです。

ラジオリスナーって、たまたま聴いた番組にいきなり投稿をするというよりは、たぶんその番組の雰囲気やパーソナリティーが元々好きで、その人に自分なりの悩みや話を聴いてほしいと思って投稿していると思うんです。

で、それについてパーソナリティが答える内容を聴きながら、「これ、自分だったらどう答えるだろう?」って考えるのが好き。

それが、思考のトレーニングになってるんです。

この時はたしか、仕事の悩み。

「趣味を仕事にするにはどうしたらよいでしょうか?」というお悩みだったと思います。

これに対して、頭の中にフワっと浮かんできたのが、「趣味は趣味でいいんじゃないの?」ってことばでした。ぼくだったらこう答えるだろうな、と。

なんか反感買ったらすいませんなんですが、世の中の「趣味を仕事に」とか「好きなことで働く」とかいう風潮、強すぎません?
と、ぼくは思ってるんですが、みなさんはどう思いますか?

そもそも、趣味は趣味でよくないですか?

それでお金を稼いだり、趣味を仕事にしたりすると、きっと、趣味ではできていたこと(自由)が制限されてしまって、そのこと自体が好きでいられなくなりそうで怖いなって思います。

ぼくが、「コーヒーを“そのまま”生業にすることはしない」と決めたのも、それが大きな理由だったりします。

得意なこと、好きなことは、それは自分で楽しんで、まずはその「たのしみエッセンス」を周りに薦めてみたり、一緒に味わったり、たのしんだりしてみる。

で、その「たのしみ」に対して友達なり、知り合いなりが「価値」を感じてくれたら、運営費やかかる経費分くらいはもらってもいいかも知れません。

でも、それでメシを食っていくことを「目指す」のは、どこか無理があるんじゃないかな、とぼくは思っています。

ぼくはコーヒーがとても好きで、中途で入った会社では「ないなら作ってしまえ」と、コーヒーの部活動を主宰して、部員が今30人くらい集まってくれているんですね。運営がたいへんになるので人が集まりすぎないように気をつけているくらいなんです。

でも、それはあくまで「趣味」の延長線上にあって、これが仮に「仕事」でやるとなると、気持ち側がだいぶ変わってくると思うんですよね。

お金をもらってやることというのは、やっぱりどこか違ってくる。

それが自分に合っている場合も大いにあると思うのですが、人によると思うし、焦って世の中の雰囲気に合わせに行く必要はないと思ってるんです。

今、本屋に行くと「好きを仕事に」みたいな啓発本や成功者の話みたいなものが並んでるんですが、あれはぶっちゃけ「結果論」だと思っているんです。

誰だって、最初は必死に目の前にあることを突き詰めていって、結果的に周りを笑顔に幸せにしていけたから、今に至っているんじゃないかな、と思います。

「世の中の空気がこうだから…」と、自分をそれに合わせていくのはとても大変だし、ちょっとどこかで無理が出るんだろうなと思います。

このあたりのテーマは、わりとよく考えているので、興味がある方は「スキ」とか「コメント」で意見をいただければまた書こうかな、と思います。

それでは、映画の時間になりました、それでは!

 *

8月22日(土)

(昨日の日記からの続きですが、)夜中の3時頃に目覚めて、お風呂に入ってから、ぼんやりずっと起きていて、そのまま朝を迎える。

5時頃、「ここで寝たら昼まで寝てしまう!」と思って、思い切って散歩にいくことにする。いつもと違って少し足を伸ばして、としまえんへ。

小一時間ゆっくり歩いて、帰ってくる。

汗だくなのでまた、シャワーを浴びて、コーヒーを淹れて、トーストを二枚焼いて食べる。

本を読んだり、ブルータスを読んだりする。

少し眠気もある。それも当然なのだが。

昼から映画を予約して、無理矢理動くことにする。寝たら一日が終わる気がしたので。

観たかった映画、「2分の1の魔法」は、そこそこ期待もしていったけれど、すごくよかったですよ!

その後、歯医者の予約のため大泉学園へ。

15時半の予約より少し早めに着いたので早めに対応してくれてうれしい。

予想より早く終わったので前から行きたかった「Nericafe」へ。

コーヒー豆を買いに行ったのだけど、思いのほか店内が空いていたので「少しだけ飲んでいきます」と言って、エチオピアのイルガチェフを淹れていただく。ネルドリップで抽出してくれる。

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店内でいろいろと話をしながら、豆を買ってから、帰宅。

おもいがけず、いろんなご縁を繋いでいただく。

18時頃に帰宅して、妻が代わりに眉毛エステ(?)に出かける。

帰りに娘を連れて合流し、地元の焼き肉屋へ。初めて行くお店だったのだけど、こんな張り紙がしてあった。

特に、赤字下の後半部分「お願い」が、ぼくにはどうも理解できなかった。

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お肉はとてもおいしかったのだけど、これを見た瞬間「ん、ちょっと違う」と思ってしまい、ずっとそれが引っかかってしまう。

あくまで、ぼくが感じたことなのだけど、、、

美味しいものを、お安く出しています、

ここまでは、いいと思うんです。ただ、

「中間マージンのカット」で安く提供しているという「努力」についてお店側がここまで自慢げに書く必要はない。

ということと、

お肉をいい状態で出しているから、料理、ドリンクが安く提供なっているため、人件費を極力抑えている。なので、多めに見てね。

(え、それは良かれとやってることなんじゃ…あと、それ言うの従業員に対してすごく失礼じゃない?)

普段ここまで引っかかることもないんですが、ちょうど目線の位置に席ごとに貼ってあるし、お肉の説明かなと思って読み始めたんですが、どうも。

結果、再訪することはないなぁとなってしまいました。妻にもどう思うか聞いてみたりして、いろいろ夫婦で話をする。

こういうところ考えすぎなのかしら、自分。

帰宅してからは、週末得意のうたた寝をして、もはや確信犯的な2時起き。

JWAVEの「Radio SWITCH」でピーターバラカンを聴きながら、お風呂。

さすがに二日連続そのまま起きては体が持たないと思って、そのあとはすぐに寝る。日中やりたいことをやっている時は、躊躇なく夜も寝られるという法則を見つけた。

ぼくも誰かの応援をしようと思います!