だれかと話せる場所がある

昨日は、社内で運営している『部活動』の日でした。

これまでに何度か書いているけれど、今の会社に転職してきた際、社内で部活動制度(月に1000円/人の補助がでる)があることを知り、すぐさま珈琲部『カフェドクマ』を設立した。

昨日は、外出の予定があったので、帰社するついでに恵比寿の猿田彦珈琲で豆を買って、それをメンバーで一緒に飲んだ。

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今の会社に入社して3年半くらいになるのだけど、ぼくはこの活動を結構気に入っていて、Slackのチャンネル上では部員数もいつの間にやら『50人』を超えた。

もちろん、仕事の都合やら何やらで平日夜に集まれる人数はその全部ではないし、入部だけして実際には来れていない人もまだまだたくさんいる。

ぼくは、自分自身がちょっと会社の本筋から離れた業務をしていることもあって、この部活動で社内の人間関係を築いてきたと言ってもあながち言い過ぎでもない。

そもそも『珈琲』っていう共通項だけで、これだけ多くの人に興味を持ってもらえること自体が、すごいことだなと感じているし、自分も今年に入ってからは意識的に毎月実施することにして、目標通り今年は今月で11回目。

毎回、来れるメンバーは固定しつつあるけれど、メンバーが他のメンバーを連れてくることもあるし、その場を可能な限り定期的に開いていれば、通りがかる人だっている。

要は、『楽しそうな空気』が生まれていれば、人は興味を持って近づいてきてくれる。

そんな空気作りに徹してきた。

最近思うのだけど、『コミュニティ』とか『チーム』とかって、形を作るまでは本当に簡単で、「この指止まれ〜」できた仲間に自己紹介をさせて、知り合いにする段階まではほとんど誰でもできることだと思う。

難しいのはそこからで。

その、みんなが乗りかかった船を、どこへどんなふうに泳がせていくかを想像したり、その船内ではどんなやりとりがかわされているかを、つぶさに感じたりすること。

また、途中で船を乗り降りする人もいれば、きっと船酔いしたり、体調を崩したりして気分を悪くしている人もいるかもしれない。

自分自身も、これまでいくつかの集まりに所属したりして、「ちょっと違うな」とか、「ここは気持ちがいい場所だな」と感じたりすることもあった。

なんかそれって、会社とか学校とか、そういう公的な場にもよく言えることだなと思ってる。

結局、人が集まりたいと思える場所は、気兼ねなく、自分のことを話したり、ある程度の節度や、距離感を持って人と関われて、かつ気持ちがよくなれるところなんだと思う。

自分が「ああ、たのしそうだな」「まざりたいなぁ」と思わせられるのはどんな場所なのかを、もう少し探っていきたいな、と思っています。

来月は年内最終月。

クリスマスも近いので、ちょっと遠征して『ラテアート教室』にでもみんなで行ってみたいな。


ぼくも誰かの応援をしようと思います!