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グッとnote。(2019年から)

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自分が読んでグッときたnoteを綴るマガジン。こころを元気にしたり、何かのヒントになるかも。10個以上「スキ」がついた自分のnoteも綴じます。なんというか“GOODなnote”
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#仕事

訴えられたら一人前

僕が若い頃、26歳頃ですが、店を始めたのもその頃で「いいお客様」「悪いお客様」がいるなんて想像もしていませんでした。 下積みの頃にいろんなお客様に出会いましたが、その時は良くも悪くも他人事で別にどうでも良かったのです。いい人だったな、やなやつだったもう来るなよ、それだけのことだったのです。自分の店じゃないからですね。気に留めなかった。 ところが自分で店を始めてみるとだんだん気になってくるわけです。 「自分の家」にヤなやつがいるということが耐え難くなってきて、それがどんどん

世界で一番美味しいコーヒーを淹れるよりも、世界で一番美しくコーヒーを淹れたい

noteを始めることを決めたものの、ネタがありすぎて何から書こうか悩みに悩み… 開業前の話になるが、税理士事務所主催のセミナーに登壇した時の話を一発目に書くことにしよう。 2011年、当時私は北青山にある紀ノ国屋インターナショナルというスーパーマーケットに併設するイタリアンバールで店長として働いていた。ある日決まって週末にご利用いただいていた女性のお客さまから名刺を差し出され突然こんなことを言われた。 「税理士をしている者です。あなたの仕事を毎週見ているけど、コーヒーが美味

大事な決断をしなくちゃいけない時にやるべきこと

占いをしていてやっぱり大きな依頼のひとつに、「決断の後押し」とか、「決断のためのヒント」を尋ねられることがよくあったりします。 それこそ、占い師に対する質問の中で定番なのが「彼及び彼女は何を考えているのか」とか「彼、彼女は何がしたいのか」。そういうのって、占い師が本領を発揮する分野でもあって、占いの結果によって「彼(彼女)はこういうことを望んでいるのだと思いますよ」と、他ではきけない答えを聞けたりする。そして、その答えをひとつの材料として、「これからの自分の決断のヒント」に

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ある人が思ったよりも伸びないことについて

いきなり激烈なタイトルですみません。今回すごく自戒を込めて書きたいことがあります。 占いの仕事をやっていると、たとえば事業の相談であったりだとか、起業をする、フリーランスでやっていくなど、いわゆる「一大決心の相談」は数多く寄せられてきました。 それで、これは占いとは関係なく、「27歳ぐらいからついてくる差って何だろう?」と皆様は思ったことはないですか?つまり、20代前半までものすごく光り輝いていた人がいて、そして、そういう人は仕事なり人脈なりでブイブイいわせている。でも、

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ある種の人達が「目標」という言葉をすごく苦手に感じる理由

何か個人的に「異様な目標嫌い」みたいなものがあったりするんです。「今年やっていきたいことは何か?」とか「今後、どういうふうになっていたい?」と聞かれるのがとても苦手。それに対する答えが「おいしいカレーを作ってみたい」とかになるんです。それも立派な目標なんだけど。 だからかも知れないのですが、昔に、あるところで「やりたいことを100個書いてみましょう」と言われたことがあって、その場で席を立って急いで逃げてしまいました。「いや、書けば良いじゃん」という話なんだけど、僕の中で「自

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「出会い」がない時にすべきこと

今回はちょっと「出会い」についての話を書きたいと思います。 「出会い」という現象に関しては、占い師としての仕事面でも、そして、僕個人としてもずっと興味がある現象です。 「出会い」には奇跡的な面がものすごくあって、だって、自分も含めて色々な人生があって、色々な背景や生きてきた物語があって、その人その人の性格があって。そういう、「無数のすれ違いや、相手の存在に気付かない日々」を経て、ある人同士が「気が合い」、友人、恋人、仕事仲間、知人、そのいずれかになったとしても、相手の幸せ

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本当に自分がやりたいこととは?

もうけっこう昔の話なのですが、テレビを見ていた時に、カウンセラーの方が女性の芸人さんに心理テストをしていたんです。けっこうそれが衝撃的で今でも覚えているのですが、心理テストは簡単。1から10までの項目があって、それぞれに自己紹介の短文を箇条書きで書いてもらう。1.私は会社員ですとか、2.私はピーマンが嫌いですとか。そういう、思いついた自己紹介文を10個書いてもらう。 それで、女性の芸人さんが1から10まで短文の自己紹介文をやったのですが、結果が驚くべきものだった。ここから先

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仕事について考える

新月にはまだもう少し時間があるけれど、今なぜだか書きたい気分なので、書いておこうと思う。書きたい時に書く、書きたくない時には書かない、だから私はいつまでもアマチュアで、だから書くことを止めずにいられるのかもしれない。 最近、仕事についてよく考える。 現在のわたしの仕事は、Nafsha運営の全般に関わること。リノベーションのあれこれから始まり、コンセプトや運営方針、それらを実現するための具体的なプランとサービス考案、日々の発信…。説明のために文字に起こしてみるとなんだか大層な

他人からの承認を求めることより大切なものとは?

5歳と2歳の娘たちは一日中、文字通り一日中朝から晩までしゃべり、歌い、踊り続けています。そして、そのたびに「パパみて!」「パパみて!」を連発してきます。で、ちゃんと返事をしなかったり、見てあげないとすねる、怒る。 で、実はこれって大人も同じだなと思いました。大人でも、人に注目して欲しい、かまって欲しいという気持ちを強く持っていますよね。それを強く相手に求めるかは人それぞれですが。 そして、こういう「私を見て!」傾向はおっさんによく見られます。特に仕事でうまくいっている人た

できるだけ「小さなこと」で自分を褒めよう

スワンさんとのnoteイベント「人生を前進させる"書く習慣"のすすめ」はたくさんの方に見て頂き、私もとても楽しくお話することができました。 こちらのイベントレポートにもあるように、特に力を入れたのは「自分を褒める」ことの大切さです。 ここでおふたりは「自分を褒めることはとても大切」という話に。 どうしても他人に褒めてもらうことを求めがちですが、期待したとおりにはなかなか褒められないし、そのためにやりたくないことをやるのはストレスですよね。 「自分を褒める達人は自分なんです

4月12日(月) じぶんの来し方を思えば

というわけで、気楽ながらに、ちょっとしんみり、思っていることを書いてみようと思ったのでした。 毎年恒例の選考会にて週末は、土日ともに恵比寿に出社。 毎朝の散歩の時にその日や前の日思ったことの「記録」をツイートし続けている。なんとなくやり始めたのが、去年からずっと続いていて、なんだかんだで役に立ったりするもの。 さて、この二日間で選考会を実施し、総勢「50名」ほどの学生クリエイターとやりとりをした。 実際に、現地に来る人もいれば、オンラインで日本各地からつないで面接を受

仕事で自己実現していくための最初の大事なステップ

自分で仕事をしてきてずっと考えてきたことがあって、それは、「仕事は自分の自己実現になるのか」なのです。これは本当、今でも個人的な問題として考え続けています。 こういう話を論じる際にはまず、言葉の定義をしなければいけないと思います。 世の中には色々な「仕事」に対する定義があるのでしょうが、僕が考える「仕事」の定義は 「誰かから頼まれて、それで、時間と労力をかけて求められるものを出し、金銭などの報酬を頂くこと」 になります。 もちろん、これはかなり限定された「仕事」とい

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フリーランスと勉強家になり過ぎてしまう罠について

ずっと書きたかったことなのですが、今回のテーマは「フリーランスと勉強」についてなのです。 今、僕の周りで昔よりも「会社員の雇用一本」で生活している人だけではなくて、本当に色々な働き方の形が増えてきている実感があります。「今までの会社とはフリーランス契約にして、今まで通り仕事を受注している」とか、フリーランスとか自営の形がバリエーションがより豊かになっている感じがあるのです。つまり、僕らが昔抱いていた「フリーのハードル」みたいなものが、今は良い意味でもうちょっと低くなってきて

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最近のあれこれ

色々な仕事が並行して進んでいるので一度整理してみたいと思って。 文章にしてみたいと思います。 ①住宅を作る注文住宅屋さんをやっています。 主に、お客様とのコミュニケーションを担当しています。 どんな家を建てたいか(設計)だけでなく、 どこに家を建てたいか(土地探し)と いくらで家を建てれば良いか(ローン相談)も やっています。 寒さに弱いという性格から、家の断熱性能についても、随分とこだわりがあります。 大学では工芸を学んでいたので、手で作る家、ということを大事にしていま