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お金のこと(費用のこと)は1番最初にはっきりと書いておきます【新サービス メンバーシップ:学ビ舎いろはに/フットボールペアレンツの説明】

こんにちは。藍澤誠/Jの先生です。
以下、2022年7月13日にスタートする「メンバーシップ」の説明です。
いろいろな角度から説明する文章をアップしますが、まず今回は、各サービスの詳しい内容の前に「費用について」です。

私の場合、受けようとするサービスの理念や内容が良さそうでも、

「で、結局いくらなんですか?」(ずらずら長い説明を読んでも支払金額が見えてこないサイトすらある)

という点が見えてこないサービスは苦手なので、一番最初に費用について書きます。私が2000年のミレニアムから22年間経営している私塾(小中高を対象とした対面型の塾)の費用(値段設定)と比べながら書きますね。

◎メンバーシップの月会費とサービス内容

【月額700円】と【月額1,000円】のコースを用意しました。

(1)学校・勉強に関する『学ビ舎いろはに』コース単体700円
(2)フットボール・スポーツに関する『フットボールペアレンツ』コース単体700円
(3) (1)と(2)の両方に同時に参加できるコース 1000円

となっています。スーパーの値段のように「980円!」のように安く見せかけはせず、ぴったりな額です。メンバーシップのメンバーになると以下の(A)(B)、そしておそらく(C)のサービスが受けられます。

(A)【メンバー限定記事】が閲覧できます。
(B)【メンバー限定掲示板】を利用し、意見を交換できます。
(C)同じ問題意識、違う解決策を持った仲間を見つけることができます。

◎都度払いのサービスにおける費用

つづいて「都度払いのサービス」(オプションサービス)について説明します。私のメンバー限定記事を読んだり、専用の掲示板でやりとりをしていく中で、私(藍澤誠/Jの先生)に対して、オンライン(zoomなど)でお悩みを直接相談したり、子どもにオンラインの授業を受けさせたり、作文の添削や宿題へのアドバイスをもらったり、返却されたテストの分析を一緒にしたり、お絵かきなど遊びながら学ぶみたいなことをしてもらいたくなったとします。

このようなときにかかる費用は【30分2000円】です。費用はお悩みの種類、子どもなら学習内容、参加人数によって変わったりはしません。1対1でも30分2000円ですし、5人参加するようなイベントでも参加者1人あたりのお支払は30分あたり2000円です。たとえばイベントの設定時間が1時間なら60分なので1人あたり4000円です。サッカー・スポーツのコースについても、ネットで完結する基本的なサービスは、参加者1人あたり【30分2000円】です。

普通ならここで説明が終わると思うのですが、この「メンバーシップ」では「この先」を考えることを理念としています。

◎メンバーの支払総額と私の収益

現時点で(2022年7月11日)「参加者側にシステム利用料がかかる」という説明は受けていませんが、私の側には以下のような手数料やシステム利用料がかかるとnote側から説明されています。

ここでは計算しやすいように、10人の参加者が先ほどの(C)のコース(月額1000円)を選択し、30分の都度払いイベントを2回実施、合計5名の参加者がいたとします。

★メンバー側の支払総額
メンバーシップ月会費 1人1000円×10人=10000円
イベントA(参加者3名30分)1人30分2000円×3人=6000円
イベントB(参加者2名30分)1人30分2000円×2人=4000円
メンバー側の支払総額 20000円

★私側のnoteへの支払総額と収益
事務手数料 20000円×5%=1000円
noteプラットフォーム利用料 20000円×10%=2000円
振込手数料270円
noteへの支払総額3270円
私の収益 20000円-3270円=16730円

みなさん、ご想像がつくと思いますが10人のメンバー、熱心なお得意さんを集めるというのは、とても大変です。その大変な労力に対して、私が経営している塾の「生徒10人」と比較すると、リアルの塾(私が東京で経営している塾)では一人の授業料の平均が月額2万円(1時間あたり2000円×10時間)として、10人なら収入は20万円です。ネットの16730円に比べて10倍以上の利益です。

◎どうして誰も得しなそうなオンラインをやるのか

オンラインの設定が30分あたり2000円なのに対し、リアルの塾が30分あたり1000円、1時間で2000円です(メンバーシップの方が高い)。対面の授業料が1時間あたり2000円な理由は、塾を開業した年が西暦2000年だったからです――というのはもちろん冗談ですが、この金額を値上げせずに20年以上やっています。

私塾については、仕事の何から何まで私が一人でやっています。メインとなる生徒と顔を合わせる授業以外にも、何十人もいる生徒のスケジューリング、月謝の受け渡し、確定申告の準備をはじめとする経理も、親との無料の面談も、教材づくりも、解説動画づくりも質疑応答もします。

教室の家賃は、少しいいところ借りているので高く、快適な環境のためには光熱費もかかります。お世話になっている税理士さんへの支払もあります。そうした諸々を含めて1時間あたり2000円という価格設定で納得(満足?)していただき、ありがたいことに、宣伝をすることなく、口コミだけでやってくることができました。気持ちよくできる人数で、楽しく働くことができていることに感謝しています。

ならばオンラインには手を出さず、リアルの対面授業だけをやっていれば良いのではないか。参加者は対面よりも高い金額を支払うことになるし、主催者である私は今までと同じことをやっていれば安泰ではないか。

新しいことにエネルギーを割く必要があるのか。わざわざ LOSE-LOSEの関係に踏み込むことはないではないか。誰も得しなそうではないか。

◎メンバーと一緒につかみたいのは新しい価値観と新しいシステム

上記の「誰も得しなそう感」はめっちゃ強力で、こうしている今も私のメンタルをざくざく削ってきますし、「今までと同じことをやっていれば安泰かも」という気持がすぐに頭をもたげます。この種のことにチャレンジしようとしたことがある人には特に伝わりますよね?

しかし、これは立ち向かうべきものです。なぜなら子供が、そして親がまさに、現在進行形で直面している勉強とスポーツの悩みの原因に直結しているからです。

学校の勉強だけやっていても仕方がない。そんなことはわかっています。新しい教育が必要だ、受験など意味がない、他国にどんどん置いて行かれている。頭やデータでははっきりわかっていても、社会全体でみると、今までとほぼ同じことを繰り返してしまう。創造ではなく妥協を続けてしまう。

スポーツにおいても勉強においても、携わる人は心のどこかで、あるいはかなりはっきりと根本的な改革が必要と思いながらも、我が子や身の回りの人には「これまで安泰」と思われたパターンのマイナーチェンジ版みたいなものを授けてしまう。本気で頑張るのはまた今度と先送りをしてしまう。誰とどのように手を組んでいいかわからず、個人個人で、あるいは小さな集団で、効率的とは思えない、無茶な努力をして疲弊してしまう。

豊かな国と言われながら、多くの子どもが勉強もスポーツを楽しめていないシステム。親もコーチも先生もつらいし悩みが続く。暴力すらある明らかにおかしい環境の中、研究も競技も他国から遅れをとり、創意工夫で学んだことはあまりない。なんとなく積み重ねてばかり。良い社会を創る意識も方法もあまり持てないまま、今までと同じことを繰り返してしまう。今回の私なら、新しい方法で、これまでと違う成果や利益を出せないまま、やっぱり同じシステムに戻ってしまう。

根本的な解決にならないのが当たり前、今までと似たようなトライの連続。創造的になり切れず、現実を変えられないまま、あまり変わり映えのしない現実を次世代に、あるいは明日の自分に受け渡してしまう。

「変わり映えしないのキミだけ。パッとしないのは自分だけだろ」というのなら、救いはあると思うのです。「この社会はどんどん変わっているよ。教育の現場も、スポーツの現場も、20年前とは大違いだし、かなり本質に近づいているし、幸せな人が増えているのがファクトだよ」と胸を張れる人ばかりならいいのですが、私の体感では、教育もスポーツも、根本は私が子供のころとほとんど変わっていないように感じるのです。

◎だからメンバーシップに強い願いを懸けています

個人個人でシステムにお金を払い、それぞれの悩みを解決する。あるいはお金をいただき、お客さんの悩みを個人的に解決しようとするスタンスを取っている限り、それは「個人的な幸せ」は生み出せるものの(それは素晴らしい事だと20年以上にわたり実感しているのですが)、社会を大きく動かすような広がりはなく、閉ざされた狭い空間、小さな営みで終わってしまいます。

都度払いの説明で、お悩みや相談を受付ける旨を書きましたが、そのお悩みの解決方法やアドバイスのスタンスが、個人の利益ではなくメンバー全員の財産と活力になり、社会を力強く動かしていく方向に進まないと、メンバーシップというスタイルの良さが発揮されません。

たとえば学習における個人的な悩みを「いますぐ具体的に解決してほしいという気持ち」はとてもわかりますし、実際、従来の経験をもとに「即効性があるアドバイス」をできることも多々あるとは思うのですが、それと同時に、その問題が生まれてしまう思考パターンの改善や、システムの入れ替えなどを、共に目指していきたいのです。もちろん私にそんなことができるはずがありません。だからお互いに力を合わせる形がベストだと思うのです。

私が現時点でシステムと費用について書けるのは上記のことだけで、このメンバーシップが、今後どのような展開になっていくのか、収益がどのように変わっていくのか想像もつきません。人が集まるのかさえ不安でいっぱいです。

ただ、一つだけ確実に言えるのは「それぞれが、これまでと違う行動をとれば、違う結果が生まれる」ということです。私についていえば、実際、なんとかメンバーシップのサービス運用直前まで漕ぎつけました。

「自分にはできるのだろうか?」「たいして変わらないのではないか?」と思う迷いのエネルギーはすべて、「新しいシステムを誰かとともに作るエネルギー」に変えています。一人一人の悩みをみんなで好転させる。いろいろな人と、新しい価値を創造できたらと願っている藍澤誠/Jの先生でした。

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