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「小さいノート活用術」を読んだはなし

こんにちは。今日は暑いです。夏だ〜という感じの天気です。アイスが食べたくなります。

今回は「小さいノート活用術」を読んだ話です。この本は本屋さんでたまたま見つけました。おすすめ!みたいな感じで置かれていて、目に入りました。こういう本屋さんでの縁が好きです。ぶらぶらしてたまたま見つけた、みたいな。

1.本の概要

本書は年間100万PVのウェブマガジン『毎日、文房具。』の編集長、高橋拓也さんが著者で、小さいノートの活用術を紹介しています。小さいノートには日々のタスクだけでなく、ちょっとした検討や相談相手として、思いついたことを何でも書き出します。そうすることで、混乱していた行動は効率化され、発想が深まり、思考がまとまりやすくなるなど、さまざまな局面で物事がいい方向に変化したと著者は言います。

主な構成は下記の通りです。第1章では小さいノートの使い方概要、第2章では具体的なフォーマットの例、第3章ではおすすめの小さいノート・文房具が紹介されています。

Chapter 1 小さいノートを暮らしに差し込もう
Chapter 2 使うヒントとなる特選フォーマット
Chapter 3 小さいノート&おすすめ文房具

2.この本を手に取った理由

冒頭、本屋さんでたまたま見つけて読んでみたいと思ったのもひとつですが、日ごろなにかをメモしたいと思った時に、フォーマットやらそのあとの管理やらまで頭が無駄に働き、いろいろ考えていると面倒になってしまい結局なにも書き出せない、といった状況になることがよくありました。そのため、この本は私にとって、一歩前進するのにちょうど良い本だったのです。というのが、個人的な理由です。私のように考え過ぎてしまいメモできなかった人や、そうでなくても、生活のヒントに一度手に取ってみていただくのも良いなと思う本です。

3.小さいノートのポイント

下記は私が本書を読み、読み取ったポイントです。それぞれ理由は本書に書かれていますが、総括すると常に開きたくなる存在にする、という点が肝だと認識しました。開くこと、書き出すことが面倒となっては本末転倒になるからですね。

・ノートは小さい方がいい
・複数に分けずに1冊で完結させる
・ルールは不要
・映えは無視

4.いいなと思った使い方3選

本書第2章にはフォーマット例が書かれていました。タスク管理などの入門編フォーマット7つ、ゴールまでの行動プロセスを書き出すなどの目的別・行動サポートフォーマット9つ、アイデアを書き出すアイデア・企画フォーマットが6つ、怒りや不安を書き出す身体の健康管理フォーマット6つ、本の記録などをメモする大人の学びフォーマット3つで、合計31個です。その中から個人的にいいなと思った使い方3つを選んでみました。

(1)ハビットトラッカー

続けたい習慣、やめたい習慣をメモし、可視化します。日々それを達成できたかできなかったかを追記します。そうすることで習慣を定着させます。

(2)不安メモ

不安なことを書き出し、その原因を思いつく限りたくさん書きます。書くことで客観的に不安なことを見ることができるようになり、自分へアドバイス、また解決策を導きます。

(3)間違い専用ノート

なにか学習されている人向けです。問題集で間違えた問題を左側に書き出し、答えを右側に書き出します。そして時間の合間に目を通すことで、間違えた問題の正しい答えを覚えます。

さいごに

本書「おわりに」に書かれていた内容を少し抜粋します。

私が小さいノートを持ち歩く生活を初めて何が一番変わったかを振り返ってみると、「あれやろう」とか、「これやりたい」と思いついたことの実行率が格段に上がったことが挙げられると思います。つまり、行動が伴うようになったのです。
少し大袈裟に言うと自分の人生を取り戻した感覚です。

人生と取り戻したい、というと少し大袈裟な気もしますが、小さいノートにやりたいこと、思いついたこと、不安なことなどを書き出し、整理し、親友のような小さいノートを作りたいなと思った私でした。それで、さっそく作りました!三日坊主にならないように育てたいと思います。

これを読んでくださった方も、これを機に・・・どうでしょうか。
すでにメモ帳を使っているよ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。メモ帳でなくて手帳にメモ書きされている方もいるかもしれません。もしかしたら紙よりデジタル派の方もいらっしゃるかもしれません。やり方はさまざまあると思います。参考の一冊に、よければ手に取ってみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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補足:みんなの使用例をまとめた本も出ているようです。


いつでもお待ちしています。