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彼は何年も横になっていて、犬に乗っています、そして猫が座って私の主人を引っ掻いたのは、…

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彼は何年も横になっていて、犬に乗っています、そして猫が座って私の主人を引っ掻いたのは、彼らが木製のクラブに行った道を出たと思ったからです。そして、通り過ぎて飲んだ犬と私の歯は、「とても楽しいから」とオンドリに乗っています。「あなたの叫びは自分の骨髄を突き刺します」

最近の記事

デジタル線のドットずれが魅せる図形の観察

はじめに デジタル線のドットずれというのはパソコンで線を引くときにガタガタになるやつです。見た方が早いですね。  こんな感じのやつです。「左端の等間隔の点」と「右下の点」の線ね。これを大量に並べたらどうなるのかと。 実験 宇宙的恐怖ッ!おもしろいですねぇ。拡大縮小・移動しても変化する。 浮かんでくる図形の歪みをなくして描き起こしたらこんなもんかな。 この図形、どこかで見たことが・・・ ッ!思い…出したッ! これや!ほとんど一致!  どこで見たのかというと下の動画ですね

    • 『平行植物 / レオ・レオーニ著 ; 宮本淳訳』のレビュー

      概要 生物三大奇書の一角として知られる『平行植物』。この本は小説でもないしエッセイ集でもサイエンス・フィクションでもない。それは、幻想そのもの。存在しない植物群を通じて説得力のある、詩的な意味で測ることができる堅固さというものを与えようとした幻想そのもの。 内容は、 [第1章]平行植物とは何か  1 [第2章]起源をめぐって  33 [第3章]形態について  55 [第4章]タダノトッキ科(Tirillus)  91 [第5章]森の角砂糖バサミ(The woodland

      • 『人生の短さについて : 他2篇 / セネカ著 ; 中澤務訳』のレビュー

        概要 人生は使い方しだいで長くなる。なのに、ひとはそれを浪費して短くしてしまう。ある者は飽くことなき貪欲にとりつかれ、ある者は無益な仕事に懸命に汗を流す。ある者は酒びたりとなり、ある者は怠惰にふける。「われらが生きているのは、人生のごくわずかの部分なり」。残りの部分はすべて、生きているとはいえず、たんに時が過ぎているだけだ。 内容は、 訳者まえがき  8 人生の短さについて  13 母ヘルウィアへのなぐさめ  91 心の安定について  171 解説  260 年譜  304

        • 【短歌2作目】巻飛びて、寄りかかりたるプルースト。この物語を旅する人あり

          はじめに 短歌についての本を読むと良いインスピレーションが沸いてくるんですよね。何か景色を見て、何か考えて何か思ったのを誰かに伝えたいこと、あるじゃないですか。それをいい感じに短歌形式にすればリズムが良くなって効果的に伝わるし何度も見返すから思い返して内容自体も洗練されていくしリズムで記憶に残りやすい。なにより欲しい文字数に当てはまる言葉を探すのが楽しい。ああでもない、こうでもない、これだとニュアンスがちょっと違うかな~なんて。今まで使ったことのない言葉を使うちょっとした冒険

        デジタル線のドットずれが魅せる図形の観察

        • 『平行植物 / レオ・レオーニ著 ; 宮本淳訳』のレビュー

        • 『人生の短さについて : 他2篇 / セネカ著 ; 中澤務訳』のレビュー

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          『沈黙の春 / レイチェル・カーソン著 ; 青樹簗一訳』のレビュー

          概要 アメリカの奥深くわけ入ったところに、ある町があった。秋になると、紅葉のあやを織りなし、丘の森からきつねの吠え声がきこえた。野花が咲き乱れ、四季折々、道行く人の目をたのしませる。冬になると、ぶどうや、いちごを求めてたくさんの鳥が、やってきた。むかしむかし、はじめて人間がここに分け入って家をたて、井戸を掘り、家畜小屋をたてた、そのときから、自然はこうした姿を見せてきたのだ。  ところが、あるときどういうわけか、暗いかげがあたりにしのびよった。若鶏はわけの分らぬ病気にかかり、

          『沈黙の春 / レイチェル・カーソン著 ; 青樹簗一訳』のレビュー

          『韻律から短歌の本質を問う / 馬場あき子編』のレビュー

          概要 どこに区切れがくるのか。五七調なのか七五調なのか。口語なのか文語なのか。字余り・字足らず・区跨りをどう読むか。それによって印象がどのように変わり、どんな力を持つのか。短歌という、二音一拍四拍子が五つの小さい枠のなかでリズム・しらべ・ひびきがどう広がっていくのか。 内容は、 まえがき [批評とエッセイ1] 口語と出会った短歌律  3 [座談会1] 韻律から問う  39 [批評とエッセイ2] 現代短歌の文語律と口語律  77 韻律から見た俳句と短歌  113 [座談会2

          『韻律から短歌の本質を問う / 馬場あき子編』のレビュー

          『ミュージッキング : 音楽は「行為」である / クリストファー・スモール著 ; 野澤豊一, 西島千尋訳』のレビュー

          概要 「音楽は作品やモノではない。行為であり、活動である。」  近代的な「音楽」という概念は、「ある人物により作曲され、また別のパフォーマーにより聞き手に届けられるような実体」というものだ。しかし、これは誤謬であり、音楽的な活動においては本来「パフォーマンスは音楽作品を知らしめるために存在するのではない……むしろ、音楽作品の方がパフォーマーに表現のための素材を提供している」のだという。なので、考えなければならないのは「音楽(の意味)」についてではなく、「音楽する人間」について

          『ミュージッキング : 音楽は「行為」である / クリストファー・スモール著 ; 野澤豊一, 西島千尋訳』のレビュー

          『ペスト / カミュ著 ; 中条省平訳』のレビュー

          概要 ある日、地面に落ちている一匹のネズミの死骸が発見された。その日の後から、発見されるネズミの死骸は十匹、百匹、千匹と増えていった。そして、人間にもペストが蔓延し、街が閉鎖された。その中で人々は何を思い、どう生活していくのか。 内容は、 ペスト  5  第Ⅰ部  7  第Ⅱ部  97  第Ⅲ部  245  第Ⅳ部  273  第Ⅴ部  391 解説  454 年譜  476 訳者あとがき  489  カミュは、『ペスト』において、不条理が何も教えないことを示した。人間

          『ペスト / カミュ著 ; 中条省平訳』のレビュー

          【化学ver.】わかんないわかんないわかんないわかんない

          はじめに 「わかんないよ」の化学バージョンを作ってみました。かなりの自信作です。しかし、まず、「わかんないよ」の元ネタを知らないことには始まりません。  厨二がなんなのかわかんない人の叫びです。かなり的を射ていて、たしかに厨二ってわからんなぁと思わされます。何かに転用できないかなと思ったので、化学にかんするわかんないことで再構成してみました。ぜひ元の文章と見比べながらご覧ください。 【化学ver.】わかんないわかんないわかんないわかんないわかんないよ…。 (ドンッ!) わ

          【化学ver.】わかんないわかんないわかんないわかんない

          『観察する目が変わる昆虫学入門 / 野村昌史著』のレビュー

          概要 分類、生活史、休眠、食性。世界中のどこにでもいる昆虫は、実はいくつものとんでもない能力を持っている。さらに、害虫の対策や虫を捕まえるトラップの作り方まで。 内容は、 はじめに  19 第1章 昆虫とはどのような生物なのか?  23 第2章 昆虫の生活  53 第3章 昆虫の観察を楽しむために  103 第4章 農業と昆虫  149 第5章 都市の昆虫  187 参考文献  207  昆虫についての本を読んでおきながら白状しますと、実は私は昔から虫嫌いなんです。ではな

          『観察する目が変わる昆虫学入門 / 野村昌史著』のレビュー

          『鼻行類: 新しく発見された哺乳類の構造と生活 / ハラルト・シュテュンプケ著』のレビュー

          概要 生物学の三大奇書の一角として有名な『鼻行類』。鼻で歩いたり、鼻水で釣りをしたりする生物たちの世界。ただの作り話としてではなく、この生物たちは進化的に、構造的にありうるのか、今まで絶滅した生物は本当に実在したか、どう検証すればいいのか、ということを考えてみるとより一層この物語が色づいてくる。 内容は、 序論  7 総論  15 各グループの記載  27  単鼻類(Monorrhina)  28   古鼻類(Archirrhiniformes)  28   軟鼻類(As

          『鼻行類: 新しく発見された哺乳類の構造と生活 / ハラルト・シュテュンプケ著』のレビュー

          『日本的感性と短歌 / 佐佐木幸綱編』のレビュー

          概要 どうして日本人は短歌を偏愛し長歌を捨ててしまったのだろうか。短歌と長歌の本質的な違いは何だろうか。短歌の文字からどこまで読み取れるだろうか。私たちから自然は失われてしまったのだろうか。短歌をつなげることでどんな深みが生まれてくるのか。 内容は、 短歌形式と天皇制  3 簡潔と詠嘆――短歌という形式――  41 日本の詩と季節  79 しみじみ胸の底が痛んで来る――若山牧水『みなかみ紀行』をめぐって――  98 三十一音への亡命――危機のヴィジョンとしての短歌の言葉―

          『日本的感性と短歌 / 佐佐木幸綱編』のレビュー

          『羽 : 進化が生みだした自然の奇跡 / ソーア・ハンソン著 ; 黒沢令子訳』のレビュー

          概要 羽は昔から装飾品や矢羽根に用いられ、現代では空気力学にも使われている。羽の起源に対する見解の歴史、装飾用の羽の歴史、羽の機能のメカニズムも。なにより表紙のデザインが素晴らしい。これから羽を見かけるたびに、この本に書かれていることを思い出すだろう。 内容は、 はじめに  7 序章 自然の奇跡  13 進化  23 綿羽  101 飛翔  135 装飾  179 機能  239 終章 自然の驚異に感謝  291 謝辞  301 付録A 羽の図説  306 付録B 羽と保

          『羽 : 進化が生みだした自然の奇跡 / ソーア・ハンソン著 ; 黒沢令子訳』のレビュー

          『バッタを倒しにアフリカへ / 前野ウルド浩太郎著』のレビュー

          概要 ファーブルに憧れて昆虫博士になろうと思い、バッタまみれになりたくてアフリカのモーリタニアに飛び出す。日本から1万3000km、英語もロクに通じず、資金も少なく、砂漠ならではの不運、バッタの大群もなかなか現れない。しかし、バッタによる被害をなくしたいという根性、恵まれた研究仲間、持ち前の前向き精神、機転の利く頭を使い逆境を乗り越えていく過程に、バッタへの、研究への熱い想いが感じられる。 内容は、 まえがき  3 第1章 サハラに青春を賭ける  14 第2章 アフリカに

          『バッタを倒しにアフリカへ / 前野ウルド浩太郎著』のレビュー

          『教養として知っておきたい博物館の世界 / 栗原祐司著』のレビュー

          概要 博物館の種類、美術品を劣化させないための展示期間や保存法の工夫、博物館の動線の設計、特別展と常設展、混まないための工夫、特徴的な博物館などを紹介している。  この本の著者は京都国立博物館の副館長で、国内6300館以上、海外も含めれば、1万館以上のあらゆる館種の博物館を訪問している。 内容は、 はじめに  17 第1章 博物館についての基礎知識  25 第2章 博物館の「運営」を知る  43 第3章 「展示」を知って鑑賞する  87 第4章 上級者のための「観る技術」

          『教養として知っておきたい博物館の世界 / 栗原祐司著』のレビュー

          『戦う操縦士 / サン=テグジュペリ著 ; 鈴木雅生訳』のレビュー

          概要 捨て身の出撃、墜落した仲間、出撃の様子、空中での機銃員との会話、戦争によって崩壊していく村、避難民の絶望などが鮮明に描かれている。それを通して《精神》《知性》《人間》《存在》、人間と文明への《信条》を考える。  サン=テグジュペリは飛行士であり、作家でもある。この『戦う操縦士』も飛行士としての経験と密接に結びついている。 内容は、 戦う操縦士  7 解説  303 年譜  324 訳者あとがき  334  ――われわれの帰投は予定より遅れている。帰投が遅れた戦友は

          『戦う操縦士 / サン=テグジュペリ著 ; 鈴木雅生訳』のレビュー