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【いじめ】ワタシは先生を信用しない

義務教育
嫌い
いい思い出なんて一個もない
最悪だった
ワタシは歴史に残る嫌いな先生が3人いる。

一人目は白田(仮名)先生。
ワタシはこの先生のせいで話せばわかるという感覚を失った

小学校三年生のこと。
小三にもなると本当に社会になってくる
派閥が出てきていじめとか嫌がらせも始まった。

ワタシはとってもインキャだった。
だからなのか同じクラスの吉永(仮名)さんにずっといじめられていた。

掃除の時間、忘れもしない。
お掃除メンバーは
クラスの選りすぐりインキャ三名にカースト1位の女、吉永。
掃除の場所は給食のコンテナがある部屋3階。
窓を覗くと学校の駐車場が見える。
その奥に剣道場。左手には体育館。

「この窓から飛び降りるかワタシにビンタされるかどっちがいい?」
「え?」
意味わかんないんだけど、
そう毎日問われて毎日毎日ビンタされてた。
そして意味不明な説教を毎日毎日くらってた。
どんな人生観なんだろう。
大人になった彼女の人生観を聞いてみたい。
そんな日々をずっと我慢し続けた。

でも限界が来た。無理。
担任の白田(仮名)先生に相談した。
それから何日かして移動教室の時にインキャと吉永さんが残らされた。

白田先生がいう。
「ちょっとね、なんというか。安永さんの指導がちょっと監督っぽいというか!
悪いことじゃないんだけどね!汗」
なんか、そんな感じだった。
基本的に何か指摘を入れちゃいけないといったそんな雰囲気。
あなたは悪くないベース。
そんな彼女の親はPTA。

その話し合いがあった次の日、またビンタされた。
そりゃ、そうか。
学校はちっさい政治の世界。
先生はその中のただの市民。
説得力なんてないんだね。

三日位我慢して、白田先生にまた相談した。
掃除の時間終わりの休憩時間。
白田先生は時間割を書いていた。
みんなが休憩してる。
吉永さんも。

緊張する。やばいな
インキャの勇気を振り絞る。
大人に力を借りたいその一心。
「先生。まだビンタされてて、、、」

『なんなんですかずっとアナタ達!!ワタシにどうしろっていうの!!!知らないわよそんなの!!!』



ビビるくらいの大声。
まじ??
頭は真っ白になった。

忘れられない。あの日から何かが終わった。

言葉が出なくて教室を見渡す。
みんながこっちをみている。
もちろん吉永さんも。最悪です。
震えながら着席した。
社会のつらさを知った。
八方塞がりとはこのこと。
社会は理不尽だから黙って生きるしかないとこの日から悟った。

自尊心という概念が吹き飛んだ。
自分はこんな扱いを受ける恥ずかしい人間。
今この話をするのも本当に恥ずかしい。消したい過去。
今こんなに前を向いて生きていこうとしてるのに
こんな過去があったなんて知られたくない。

でも、ここを軸にワタシの生き方は崩れていった。
心はここで壊れた。

カウンセリングで心の闇を覗いた時。
消したかった過去を覗いた時
この時のワタシがずっと泣いていた。
心の詰まりはここにある。

でも、ここの奥底にはさらに家庭の問題がある。
家庭も闇でいっぱい。

自分はひとりぼっち。
価値なんてない人間。恥ずかしい人間。
自分の意見は通らない家庭と社会。
その中で生きてた。

カウンセラーの方がよく言ってくれる。
「でももう大人のあいさん。色んなことに対処ができて自分を守れるあいさん。」
そう言ってくれる。
でもどこかには安心しては絶対にダメと言っている自分がいる。
出来ていないよ全然。
そう言ってるこいつと付き合ってる。

それも全部必要なパーツ。守ってくれているパーツ。

向き合い続けてくれる大人が欲しかったな。
助けを求める権利が欲しかった。
でもそれさえも許されなかった。
許されない気がしてた。
よく生きてきたと思うしよくここまできたと思う。

いじめなんてされたこともない、
言われたら即言い返す強い人間と思われたいと思う。
だからめっちゃ恥ずかしい。

でもここと向き合わないと前に行けない、そんな気がする。
人にメッセージを伝えられる人間ではないからダイレクトに言葉にはしないけど
これを読んで境遇が似てるって思った人は何かに気づいてくれたら嬉しいです。
後の二名の先生の話しはまた後日。

サヨナラ


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