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#162 「面接」「発表」の前に

お気に入りのTED talk(11)  ”ボディランゲージが人を作る”

「姿勢」が自分の「未来の扉」を開く

 人生の転機の中には,就職試験の面接や職場や学校での発表があります.自分の本当の姿・実力を,いかにうまく伝えることができるかは大切です.言葉で伝える以前に,表情や視線・指先・体幹などの動きで”心の内面”が聞き手(面接官,参加者)に伝わります.

 このTED talkの前半は,今までにどこかで聞いたことがありそうな話だったのですが,後半のエピソードは自身の体験に基づく話なので,グッときました.心震わせるには,やはり実体験が伴わないととあらためて思います.(自分のプレゼンでも,気を付けて取り入れたいポイントです.)

TED talk 2012

 今から9年前のプレゼンですが,TEDページのおすすめ(Recomend)で表示されたのでクリックして観ました.(コンピュータに自分の思考が操られている気がしないでもないのだけれど,まぁそれは,嬉しいことだと思って受け入れています.何時もおススメに乗っかるわけではないので,,.)

 TED talkのウェブページ,時々,英語のリスニング練習のつもりで聴いています.語学学習に”飽きやすい”私は,日本語で聴いても面白い内容を選んで聞いています.字幕は最初無しで,その後英語字幕,日本語字幕,最後に字幕なしに戻り再生速度を少しだけSpeedUpして聴いています.

 しかし,この社会心理学者のエイミー・カディのプレゼンは,容赦ない速さでスピーチが進むので,最初から日本語字幕ありで見ました.今,字幕なしで見返しているところです.何度見返しても,内容が面白いので飽きません. 

話半分?

日本語訳のページを見ると,

私たちのするボディランゲージは、自分に対する他の人の見方に影響しますが、自分自身の見方にも影響します。社会心理学者のエイミー・カディは、自信のないときでも自信に溢れる「力のポーズ」を取ることで、自信の感覚を高め、成功できる見込みも変わるのだと言います。(注 この講演で示された発見の中には社会科学者の間でその堅固さや再現性について議論があるものもあります。下記にあるエイミー・カディによる回答をご覧ください。)

とあり,必ずしも全てが専門家の間で意見の一致を見ていない解釈もある事が書かれてあり,この面からすると,信用できる内容かなと思えます.但し,全て真実とは限らないので,「話半分」(半分は,どうかな?と疑問を持ちながら)読む・聴く必要はあるかと思います.

 科学的データに基づいているか?関連分野の他の研究者は,同じ意見?学会の論争中のホットな話題?他にも引用されているか? などなど,残りの話半分は自分で検討して埋めて,それから全てを取り入れるべきかと考えます.健康や能力開発の類は,???な情報が山盛りなので,その中から本当の話を見つけるのはかなり難しいです.

2分間のパワー ポージング

  このプレゼンを観終えたら,2分間一人きりになれる空間で,姿勢から”自分の居場所”を自分で見つける準備をするしかないですね(笑).自分の未来の扉を開ける準備は,自分しかできないです.さぁ,開けましょう.開け,ゴマ!

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※最初の写真

三重県鈴鹿市 長太の大クス(樹齢:推定1000年)前で撮影した てんとう虫(寿命:通常2か月).春の訪れのぽかぽか陽気に誘われて大クスを観に訪れたところ,たまたま腕に舞い降りた七星テントウ.体の大きさと命の長さが,大きく違う二つが,一つのフレームに収まったお気に入りの一枚.この後すぐに,羽ばたいて春の野原に飛び去りました.彼 or 彼女も,自分の未来を見つけて飛び立ったようです.テントウせずに.お後がよろしいようで.

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