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日本人って、家族の絆が浅いのかな?#1

中国人のママ友の家には、コロナの前までずっと
父方・母方のおばあちゃんが変わりばんこに住み込みで来て、
身の回りのことを手伝ってくれていた。
 
どうやら中国では「祖父母が孫の面倒を見る」という習慣が
根強く残っているようで、
全く日本語を話せない中国人のおばあちゃんが、
海を越えて孫の面倒を見に来てくれていたのだ。

ビザの関係で最大6ヶ月まで滞在可能なようで
半年ごとに父方・母方で交代していたとのこと。

まぁまぁ高齢になってから、
友達もいない言葉も通じない土地で何ヶ月も生活するのって、
それってすごいことだと思う、とそのママ友に伝えたら
「(逆に)日本人のおじいちゃんおばあちゃんは、冷たいんじゃないか」
と言われた。

そのママ友からすると、
祖父母が孫の面倒を見るのは当たり前という価値観だからこそ、
なぜ日本人の祖父母は、こんなにも手助けしないのか?と
疑問だったのかもしれない。

もちろん
近隣に住んでいる祖父母が孫の面倒を見ることはよくあると思うし、
出産直後に遠方から祖母が来て、住み込みで手伝ってくれたとか
そういう話は聞くけど、

孫が1歳過ぎとか、ある程度大きくなってからも
祖父母が住み込みで手伝ってくれている
という話はほとんど聞かない。

だから、そのママ友の
「日本のおじいちゃんおばあちゃん冷たい」って言葉に、
すごくハッとさせられた。

世界的に見たら、
日本人のおじいちゃんおばあちゃんって、
冷たいのかもしれない・・。

 
それを象徴するかのような言葉もある。
孫ブルー」だ。
最近では、祖父母が孫の世話を憂鬱に思う気持ちを
そんな風に呼ぶ造語ができたらしい。

孫の世話を憂鬱に思う祖父母が一定数いるということが、
私にはなんか切ない。

もちろん、体調とかいろいろな事情があるのだと思うけど
おじいちゃんおばあちゃんには、
孫を可愛がってもらいたいと願ってしまう・・。

海を越えて、孫の面倒を見にくる祖父母もいれば、
孫を見ることが「ブルー」になる祖父母もいる。

それって、なんでなんだろう・・

日本って、もしかして家族の絆が浅いのかな?

別に孫ブルーになる人を批判したいわけでもないし、
祖父母が住み込みで孫の面倒を見ることが
絶対に良いことだとも思わないけど、

多くの日本人にとっての「家族」とか「親子」の関係性って、
もしかしたら他の国の人とは
かなり違う部分もあるのかなとか
そんなことを思った。

このことについては、まだ書きたいことがあるのだけど
長くなったので今日はここまで!

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

もし、他の国の家族事情について知っているとか、
何か感じたこととかがあったら、
コメントなどでぜひ教えてください🌿

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