📚どりかむ図鑑～椿店主・まんご～📚

こんにちは、380です。
株式会社どりーむずかむとぅるーには山形料理屋さんだけでなく様々な店舗が展開されています。

今回のどりかむ図鑑は、どりかむ内のなかでも熱烈ファンの多い【酒 肴 そば　椿】の店主まんごさんにお話を伺いました。

以前まんごさんが登場していたYouTube番組「どりかむチャンネル」からも伝わるように、独特なマイペースさを纏いながらも、だからこそ伝わる大切にしている部分が感じられるようなインタビューになりましたので、是非ご覧ください！

なんで「まんご」って呼ばれているんですか？

－本日はよろしくお願いします！まずは自己紹介をお願いします
まんごさん（以下敬称略）：はい、えーっといまちょっとお店は休んでるですけど「椿」の店長をやってます、まんごです。

－聞いたところによるとお名前は「笹谷」さんですよね。なんでまんごってなったんですか？
いや、高橋さん（どりかむ副社長）が急に呼び始めたんで。高橋さんが名付けつけました。

－マンゴーが好きだからとか何かきっかけはあったんですか？
マンゴープリン食べてて、そのあと急に呼び始めたんで、きっとそれが関係しているのかと。

－え！高橋さんの前でなに食べるのか重要ですね。
けっこう思い付きで呼ばれますね（笑）

－いまのお仕事についたキッカケは、高橋さんと元同じバンドのメンバーだったとか。
そうですね。あと、アルバイトしていたお店も一緒で、高橋さんとかいまのスタッフにも何人か同じ人がいるんですけど。

－そのバイトって飲食店ですか？
居酒屋ですね。

－そのときから料理はしてたんですか？
まぁ、ちゃんとはやってなかったですけど、ちょこちょこと。

－飲食店のバイトをやっていて、先に高橋さんと清水さん（どりかむ社長）がどりかむを創設していたんですか？どりかむにジョインしたきっかけはなんでしょう？
アルバイトしてたお店を辞めて、料理をしっかりやっていきたくて相談しに行ったときに、最初はちがうところを紹介してもらったんです。

ホテルなんですけど、そこで3年間くらい勉強して、ふと「音飯（どりかむ創設のきっかけとなる店舗）」行ったときに「今後どりかむを会社として大きくしていくから、どうだ？」と誘われて、入りました。

－じゃぁ料理経験はホテルで学ばれたんですね。そのきっかけから「音飯」に入ることになったんですか？
当時は「こあら（どりかむ店舗）」ですね。

「こあら」と「音飯」と「くじら（どりかむ店舗）」があったんですかね。

－そうなんですね！けっこう違いがありそうですね、洋食をやっていたホテルから山形料理の和食になって、戸惑うことはありませんでしたか？
いや、全然ないですね、大丈夫です。

－そこから、どんなきっかけで「椿」のお蕎麦を担当されるようになったんですか？
きっかけはこうじさん（元「椿」の蕎麦担当）が病気で倒れちゃって。それでもともと蕎麦を打てる人がこうじさんしかいなかったんで、復帰したときに「なにかあったときに打てる人がいた方がいいな」ということと、あともともとちょっと蕎麦打ちに興味もあったんで、こうじさんに蕎麦打ちを教えてもらいました。

－「椿」の店舗はすでにあったんですね。
ありました。「椿」はもともとこうじさんと我妻さんでオープンしてました。

－イチから蕎麦を習い始めるんですよね。料理と蕎麦ってまたちょっと違うと思うんですが、何年くらい修行してたんですか？
そうですね、蕎麦をお客様に出すまでは1年、、、2年くらいやってましたね。最初は週1くらいで習って、そのあと自分で練習して、って感じですね

－修行してる時から「こあら」から異動して「椿」で働いてたんですか？
働いてました。最初は週の半分ずつ、我妻さんと2人で「こあら」と「椿」をチェンジしてました。

－「椿」での蕎麦打ち歴は、もう何年に渡るんですか？
何年かな、、、4年か5年、、、4年くらいですかね。

－「椿」で打ってる蕎麦が「まら」でも提供されてるんですか？
いや、出してないんですよ。「まら」は山形から製麺されてる生蕎麦を送ってもらってるんですよ。「椿」は手打ち蕎麦を出してます。

（高橋さん：だから「椿」は田舎蕎麦じゃないんだよね。粉だけ山形で、蕎麦は江戸前なんだよ。）

－なるほど、「椿」は江戸前蕎麦なんですね。系列店だけど、「椿」の蕎麦を食べたければ「椿」に行かないと食べられないんですね！
そうですね、はい。

好きなことは、揚げること、寝ること、蕎麦を打つこと。

－YouTube拝見したんですけど、まんごさんも「椿」歴が4年ほどあって、以前は蕎麦と天ぷらをメインでやっていたとか。

そのときはそうですね。

コロナ禍になって一度、緊急事態宣言明けて、蕎麦と天ぷらを一人でやってたんですけど、オペレーション的に難しくて。それ以降は、天ぷらと天丼の、揚げ物をメインでやってます。

（高橋さん：大森さんどりかむチャンネルも見てるから全部知ってるんだからな）

－ふふふ、そうです。寝るのがお好きだっていうのも聞きました。いまでも寝ることはお好きですか？
そうですね、できるだけギリギリまで寝てますね。

－【趣味寝る、特技起きる】歴は何年ですか？
そうですね、、、15年は越えてますね。20歳くらいからなんで。

－わたし寝付きが悪いんですけど、どうやったら寝付きは良くなりますか？
あ、でも寝付きはあんまり良くないんですよ。寝たらずっと寝れる、まだ寝れる、って感じです。

－それ、衝撃です！趣味は寝ることってことは寝付きがいいのかと思ってました！寝付きが悪いのって辛いですよね。じゃぁ寝ることの魅力は何なんですか。
寝付き悪いので、寝ようとすると辛いですね。。
寝ることの魅力は。。。。。一回ゼロになることですかね。

－悩み事とか、寝ると忘れられる派ですか？
そうですね、やっぱり一瞬忘れます。二度寝が幸せですね。

切り替えも早くないですけど、寝ることで切り替えられるというか。

－揚げる、寝る、蕎麦を打つ、の好きな順番は変わってないですか？（YouTube参照）
最近は猫が上位に。妻が猫好きでずっと飼いたいと言っていて、最近やっと飼いだしたんです。

－ご結婚されて何年くらいですか。
1年、、、2年！1年です、一年半くらい！

－それがきっかけなんですね。しかもいきなり二匹ですか？
そうですね、いきなり。保護猫で、兄弟だから二匹同時に飼ってくれといわれて。

－で、噂によると猫アレルギーだとか。
そうですね、飼う前に調べたんですけど。くしゃみとかその気配はありました。

でも5段階中の2とか3だったんで、まぁ、薬飲めば大丈夫だよ、と先生に言われて。徐々に慣れてきました。

最近は猫のことばっか考えてます。日々の癒しです。

－ちなみに今まで好きなこと一位だった「揚げること」はなんで好きだったんですか？
なんで、、、まぁずっとやってて好きだったんで。

揚げ物全般好きです。揚げる行為も食べるのも好きです。

「椿」9周年を迎える想い

－元々はドラムやってて、飲食のバイトしてて。料理に目覚めたのは飲食のバイトだったんですか？
もともと料理は好きだったんで。バイトも調理場をやりたいって言いました。

－いまはじゃぁ「椿」のお店は？
いまはコロナ禍で休業していて。8月1日が9周年なんで、お蕎麦をお持ち帰りで販売しようかな、と

（高橋さん：もともと修行してたノブちゃんも免許皆伝してお店出せるようになってるんだけどずっと休業だから。ノブちゃんの蕎麦とまんごの蕎麦と二刀流で！）

－蕎麦打ちにも試験があるんですか？
僕がずっと教わってた師匠のこうじさんって人のOKがでたら、店で出せるんです。

－まんごさんご自身は揚げることもお好きですが、周年記念は蕎麦を打ち出すんですね！
「椿」と言ったらやっぱり蕎麦なので。原点回帰ですね。

－周年記念で出すお蕎麦もコロナ禍以前のものが味わえると。
そうですね。いままで出したことないんですけど、もうひとつ今回は粗挽き蕎麦っていうものもやってみようかなと。

粗挽きで粒が残ってて触感がちがうんですよ。やってみないとわからないんですけど。

ノブちゃんは「椿」のスタンダードな二八蕎麦を出します。僕は、粗挽き蕎麦を打ちます。

－周年記念イベントは何日間やるんですか。
8月1日だけなんですよ。1日限定なんです。

（高橋さん：店内でも食べれます。時間で区切って各回限定6名様で。1日限定「椿」の蕎麦屋復活）

－周年記念はテイクアウトだけじゃなくて店内でも楽しめるんですね。
そうですね、予約制ですが。店内なら天ぷらもちょこっと準備してます。

－意気込みは、いかがですか。
ずっと休んでいたんで、常連さんにも会いたいですし。周年なんで、お世話になってる方に感謝を伝えたいですね。

－その日は一日店舗にいらっしゃるんですね。たのしみですね。
そうですね。久々なんで。

※2021年7月28日現在の予約状況※
有難いことに多くのお問い合わせをいただいており、
現在予約いただけるのは15:30～16:30の回、残り3席となっております。
テイクアウトはまだ可能ですので本日7/28中にご予約下さいませ。
▶03-6304-9669
▶テイクアウトは8/1(12:00 - 17:00)に「椿」にてお渡しいたします

普段のこと、これからのこと

－普段は「椿」は休業しているので「まら」にいるんですよね？
そうですね、「まら」にいます。

－お客様からも「まんごーさん」って呼ばれてるんですか？
そうですね笑

（高橋さん：まんご！だからね、まんご！けんごだからさ）※まんごさんの本名は笹谷健悟さん

－え！そこからなんですか！？
らしいです。。笑

－いまは「椿」はお休みですが、お店での思い出はありますか？
思い出ですか。。。。。。。。。。

－あれ？（笑）
いろいろあったからな。。。。。。笑

－では、「椿」の客層っていかがですか？
けっこう若い方から年配の方まで幅広いと思います。

－まんごさん、時間も迫ってますがまんごさんにとっての「居心地のいい場所」とは
居心地のいい、か、、、、、、。気を使わなくてもいい関係ですかね。

－それをお店で体現するための、まんごさんなりのアクションってありますか？
お客様に寄り添うことかな、と思ってます。

どういう空気感が好きなのかな、というのを大切にしてます。喋ってほしい人もいたり、放っておいて欲しい人もいるんで、その辺は見てます。

（高橋さん：プラダクトアウトとマーケットインだね。まんごはマーケットインだね）

－もうひとつの企業理念が「持続可能なこと」ですがまんごさんにとってどうですか？
自分も年を重ねてきて、いろいろと先のことを考えるようになって、少し。それが大事だなと思いますね。

－日々のなかで継続していることありますか、お仕事でもプライベートでも。
、、、、。
継続していること、、、？なにかな、、、。
特になにもないですね。

（高橋さん：ずーっとマイペースだからね。マイペース継続してるからね！）
あぁ、それですね笑

－まんごさんが入る前から「椿」は蕎麦と天ぷらなんですよね？
「椿」は元々、こうじさんと我妻さん二人でやっていて。途中でこうじさんが抜けて、我妻さんと僕の二人になって、当時は僕も揚げ物やったことないし、和食も全然勉強したことなかったんですけど、全部みっちり教わって。

－「椿」で揚げ物の魅力も知ったんですね！
もともと料理は好きでやっていて、務め先のお店で魅力を知っていって。

－今後やっていきたいことありますか？
まぁ、まずこの会社の一員として、この会社を大きくしていくことに協力して、そのあとにまぁ自分の店持てたらいいなと思いますけどね。

今後、お店を持つとしても今のところは、、、まだ分からないですけど、まぁお蕎麦はやりたいなーっていうのがありますね。

そうですね。明確には決まってないですけど、漠然と一人でやってみたいな、と。

－いままで一番は揚げることだったけど蕎麦も？
そうですね、蕎麦もやっぱりいいな、って最近。はい。

－自身のお店を出す以外で、「椿」や「まら」などで、やりたいことや企画したいことはありますか？
えーーーーーっとそうですね。ふぐめん（フグの免許）を取得したいですね。我妻さんは持ってるんですけど。

－おぉ！やっぱり料理の道を究めたいんですね！
そうですね、やっぱりやるからには極めたいですね。

－「椿」も営業再開されたら嬉しいですし、まんごさんのお店も楽しみですね！本日はありがとうございました！

－－編集後記－－
事前にYouTube「どりかむチャンネル」で予習した時点で、あまり口数は多くないということからどれだけ話を引き出せるのかと緊張していました。高橋さんいわく、恐らくまんごさん一年分喋ったのではないか、とのこと。たしかに口数は少ないものの、料理をコツコツ確実に極めていく姿勢をとても感じました。好きだからやる、好きだから極める、そんなシンプルな強さを持ったまんごさん、是非「椿」の周年記念にも遊びに来てください！まんごさんをはじめ、スタッフ一同楽しみにお待ちしております！

＜取材・文・撮影 380＞

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