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本当にスゴいキャッチコピーは、日常視点を変えられる。

「世界は誰かの仕事でできている」


というキャッチコピーがとてもすきだ。
コピーライターをしていると色んな仕事にかかわることができる。
今まで、ニッチな下請けメーカーや女性が使っている化粧品のことなんて、何一つ知らなかった。
世の中は色んな仕事が複雑に絡み合って成立しているのだと感じる。
自分が手に取るものや、目にするものひとつひとつに、作り手の魂が込められているのだ。
「世界は誰かの仕事でできている」はそう考えるきっかけをつくってくれるキャッチコピーだと思う。

新たな視点を提供できるコピーはやっぱりすごい。
宣伝会議賞でグランプリを獲った

「ホースの代わりって、ない」

は斬新だ。
はじめ見たときは「はあ?」と思った。がしかし、脳内咀嚼すると、日常の色んなものに置き換えられて、最終的にホースってすげえなあ、ってなる。
アルミ缶の代わりにはペットボトルがあるし、電球の代わりには懐中電灯がある。電車の代わりには車があるし、パソコンの代わりにはスマホがある。
その点トッポってすげぇよな、最後までチョコたっぷりだもん。

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