今回の講義は材料研究に関する講義であった。

まず、「物を作るサイクル」に関することから始まった。それは、材料の作製を行なう「材料プロセス」、作製した材料を評価する「特性評価」、材料が良くも悪くも新しい性質を持った理由を考察する「メカニズム解明」の3つをループさせるということである。

このことが、新材料開発や材料の高性機能化につながる。

次に、大学院生の場合、大学内のみや大学の中の人だけで研究するだけでなく以下の三つのルートで大学外での研究が可能であるということである。

一つ目は、大学・研究所間で承認されている「連携大学院」、二つ目は、教員による派遣により成立する「外研」、三つ目は、研究は大学で行なうのが「基本」であるが、外の研究員と研究が行える「共同研究員」である。

また、大学院生は、少なくとも一回は学会発表にでているということである。

ここで行なわれている研究は、一つは、航空宇宙用複合材料に関する研究で、耐熱温度が高く、活動時間が高くても耐えられる材料を追い求めている。

また、炭素繊維一本だけの性質を測るという研究、多孔質を用いてアグレーターをつくることや熱変換デバイスの熱応力解析などの物性評価を行なっている。

この講義を聴いた感想に関して、まず、この講義をすっぽかしそうになったことについては、いただけない話ではあるが、ただ、このアクシデントを乗り越え、短時間にまとめなおしたというところは、感銘に値した。同時に公の前で話すときは50分を目標に話すのが効率がいいということに気が付いた。

次に、この講義で、最も興味が沸いたのは、熱変換デバイスの研究である。以前の講義で熱電デバイスの研究の話を聞いたことがあるのだが、その際に複数の研究室で共同研究を行なっているという話であったのだが、一体、どのような役割を負っているのかがよくわからなかった。

ただ、今回の講義を聴いて熱応力解析などの物性評価に関することだということが分かった。材料研究を行う際には、様々なファクターを見なければいけないということが分かった。そしていろいろな側面から研究に参加することができる分かり、ある一つの視点に拘泥してはいけないと思った。

というような感じのことを書いた。

それにしても・・・まあ、正直、こういう分野もいいかなと思ってるな。最近は。

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