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機能不全家族育ちが福祉系大学に行くと...①

こんばんは😊課題に終われ、体調を崩し、少し間が空いてしまいました。だるさと眠気が酷くて熱を測っても、いつも35度台前半...コロナとは別の意味で恐怖しましたね😨未だに原因わからずです🤔このご時世で高熱が出るよりはましですけどね、なんだったんでしょうね...

今日はいつもと少し変わって、私自身の話になります。
実は私、保育・教育系の大学に通っています。学科は心理や障害について深く学ぶ学科です。
大学に通って3年、高校までとは違う部分が多いなぁ...と感じています。特に家庭環境に伴うことへの影響が大きかったです。

そこで今回は、きょうだい児であり毒親育ちでもある私が福祉系大学に入って良かったこと、悪かったことについてお話していきたいと思います🌼

良かったこと

①自身の家庭環境への異常さに気づいた
最初に出てくるのはここですね。私は大学1年の後半まで、自分の家が異常であることに気づきませんでした。友達の話を聞いたり、授業を受けてやっと気づいたんです。

最初に気づいたのは虐待について扱った講義を受けたとき。
子どもに対する虐待には以下の4つがあります。(すごいざっくりした解説付き)
1.身体的虐待
→子どもに対して暴力を振るうこと。1番イメージしやすい虐待ですね。

2.心理(精神)的虐待
→子どもに対し暴言を吐くなど、心理的な暴力を行うことですね。この中には、子どもに夫婦喧嘩やDVを見せるといった行為も入ります。これを「面前DV」と呼びます。

3.性的虐待
→子どもに対し性的な行為を強要したり、それに関するものを無理やり見せたりすることです。被虐児には女の子が多いですが、男の子にも被害を受けている子がいます。

4.ネグレクト
→親が子どもの養育を放棄することです。ご飯をあげなかったり、子どもを1人家に置き去りにして何のお世話もしなかったりすることですね。

私は大学に入学する前、1.身体的虐待と4.ネグレクトしか知りませんでした。身体的虐待は私も受けていましたが、傷が酷く残るくらいの暴力だと思っていたのです。父は変に頭が良かったせいで、殴ったり物をなげつけたりする時跡が残らないようにしていました。

その他にも「きょうだい児」「ヤングケアラー」「アダルトチルドレン」「毒親」「機能不全家族」「アルコール依存症」などなど、自身の家庭環境に関係あるキーワードを知ることが出来たのは、大学の講義を受けていたおかげでした。

私はこれを知ったことで、自分が「辛い」と思うことを受け入れられるようになったのです。「この家は異常なんだ。私は沢山頑張っていたんだ。だから辛いと思ってもいいんだ。」自分自身を責めてばかりいた時より、自分の感情を素直に認められるようになりました。

②友達に恵まれる
これは全ての福祉系大学共通というより、私の通う学科が恵まれていただけなのかもしれませんが...友達にかなり恵まれました。

学生は子どもに関わりたい!心理職になって支援をしたい!と思う人達が集まっているので、皆同じ方向を向いているんですよね。その為、話や考え方が合ったり、友達の価値観から新たな気づきを得られたり...高校よりも付き合い方がかなり深くなった気がします。そして、そのおかげで自分自身も成長できました。

1番大きい変化としては、自分の意見をちゃんと人に伝えられるようになったことです。
私は大学入学前まで、自分の意見を人に伝えることはわがままだと思っていました。その為、いつも人に合わせ、人の顔色を伺い、「何でもいいよ、好きなのでいいよ」と言いがちでした。そして自分のやりたいことを我慢して行くうちに、本当にいろいろなことがどうでも良くなっていきました。自分の気持ちを伝えるという経験がほとんどなかったからだと思います。
また、自分の意見を言って人に嫌われたり、不快にさせたりすることに恐怖心を持っていました。

そんな時、ある友達が「なんで自分の意見言わないの?」と言ってくれたのです。「自分の意見言いすぎるのはわがままじゃん...」と思っていた私は、そこで逆に自分の意見・意志を言わなさすぎていたことに気づきます。そこから少しずつ、まずは仲の良い友達との会話から自分の意見を言うようになりました。すると、段々主体的に動けるようになったのです。
少しだけ自分に自信がつき、前よりも今の自分のことを認められるようになりました。

また、障害に対する差別用語を聞かなくて良くなったことも嬉しい変化でした。
「がいじ」「きちがい」という言葉は、よく調子に乗った中高生あたりが使いがちですよね。実はこれ、障害のある人に対する差別用語なのです。私は大学に入る前、この言葉を聞く度にかなり不快感を感じていました。その他にも「お前発達障害かよ!」みたいな会話が聞こえる度、弟や弟の友達を馬鹿にされているように感じ、悲しくなりました。

しかし大学に入学してからは、障害のある人の支援をしたいと思う人が多く、そのような言葉を聞くこともなくなりました。そればかりか、障害に対する問題について日常会話の中で議論
したりすることもあり、知識が増えたり自分の価値観が変わったりすることもありました。

その他にも、仲良くなって実は自分と同じような家庭環境で育っていたことを知ったり、きょうだい児であることを知ったり、共感し合える仲間にも出会えました。

思ったより長くなってしまいました...ごめんなさい🙇‍♂️ここまで見てくださった方、ありがとうございました!
収まりきらなかったので、続きはまた次回書きたいと思います🙇‍♂️

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