アートセラピーって?
こんにちは、入透です。
今回はアートセラピーについて書いていきますよー!
私たちの心の中にある感情やイメージって、必ずしもはっきりとした名前がついていたり、言葉で表現できるものではない場合もありますよね。
言葉にできないものって、もともと理解が深まりにくいです。人に説明できないぶん、共感も得られにくくてしんどい思いもしたりします。
そして何より、自分でもよくわからないものをずっと心の中にしまっておくのって、とても疲れるし不安なこと。正体のわからないものって、怖いですもんね。
アートセラピーは、そんな言葉にできない感情やイメージを、さまざまな表現活動を通して五感で知覚しやすい状態にして、癒しや自己理解につなげていく心理療法です。
心に溜まっている、なんだかよくわからないモヤモヤに、形や色のついた姿を与えることで、不安やイライラの解消になったり元気を回復したりといった効果が期待できます!
「でも、絵を描いたり何かを作ったりするのって苦手だし…」
という方でも、アートセラピーを受けて大丈夫。
アートセラピーでの創作活動は、誰かに見せるためのものではなく、自分自身を知る為の活動なんです。
表現方法もとても多彩。絵画だけでなく、文字を書いたり、紙を千切ったり、折ったり、粘土、裁縫、写真、歌やダンスなんかもアートセラピーに取り入れることができます。
「家にある使わない口紅を使って、新聞紙に落書きをしてみる」なんてことも、立派なアートセラピーです!
大切なのは、"上手にやること"ではなく、"アートを通して自分の感情に気づくこと"。
例えば、「色鉛筆を使って丸をひとつ描く」という表現にしても、
・何色を使うのか
・丸の大きさはどうか
・力強い線か、繊細な線か
・紙のどの位置に描いているのか
などなど…。様々な切り口から、自分を知るきっかけが現れてきます。
専門家と一緒にやる場合は、ヒントとしていくつかの解釈をお伝えする場合がありますが、「こういう風に描いたから、あなたはこういう人です!」と、セラピスト側が決めつけることはありません。あくまで、"クライエントさんにとって、どのような意味があるのか"ということを掘り下げていきます。
きっかけがたくさんあるから、
「普通のカウンセリングでは何を話したらいいかわからない…」
「苦しいけれど、何が苦しいのかもわからない」
という方にもおすすめ。
「"カウンセリング"には抵抗あるけど、誰かに気持ちを話したい…」
という方も参加しやすいセラピーです。
また、
「とにかくストレスを発散したい!!」
という方も、楽しく新鮮な時間を過ごすことができるはず!
ちょっとしたチャレンジから、眠っている才能が開花!なんてことも…??
当アトリエでも、アートセラピーメニューを取り入れて心とアートをつなげる活動を行なっています。
カウンセリングサロン AIR
人の心は、それそのものがその人だけの特別な世界であり、ひとつのアートです。
自分の心と向き合うことに行き詰まったとき、是非アートの力を借りて、新しい自分と出会ってみてくださいね!
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