手紙① 病気と闘っているキミへ 「がまんしないで」 *3
いつも急に痛くなったり、苦しくなったりして
イヤだよね
どうしてなのか、わからないよね
いつまで続くんだろう って悲しくなるね
そんな時は、がまんしなくていいよ
痛いって、苦しいって言っていいんだ
お母さんは悲しい顔をするかもしれない
だけどキミが「大丈夫」って言っても
きっとお母さんは悲しそうな顔をする
それはキミの痛みや苦しさが
言わなくてもお母さんに伝わっているから
お父さんは「がんばれ」って言うかもしれない
でもこれ以上がんばらなくていい
いっぱいキミががんばっていることを
お父さんはもう知っているから
「痛い」「苦しい」って言い続けたって
痛みや苦しさが消えるわけじゃない
だから言わないほうがいいかも って思うよね
でも、ずっとずっと がまんしてない?
キミはひとりでかんばらなくていい
少しだけでも苦しい気持ちを伝えてみよう
伝えたって平気
みんなキミのことを助けたいんだ
キミの気持ちが少しでもラクになって
ベッドの中でひとりで泣かなくてもいいように
祈っているよ
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