愛田天麻 インタビュー/第三弾『One Night』愛ちゃん役
”Zoomで完結する第三弾”の出演者の方たちに続々インタビューしております。本日は『One Night』で通販好きの”愛ちゃん”役を演じてくれた愛田天麻さん。とにかく金髪が印象的なんですが、演技も素晴らしかったです。その演技の原点もお聞きしました。
第三弾はまだ公開日もなにも決まっておりませんが、撮影は終了しておりまして、皆さんのインタビューからどんなお話なのか、ちょっとずつ想像していただければと思います。インタビューも撮影もリモートです!
ーー芸能活動を始めたきっかけを教えてください。
最初はバラエティタレントになりたくて、18歳の時からオーディションを受け始めました。最初の方は全然受からず、受けるだけで終わって…。何のオーディション受けたらいいかわからないので、声優や女優、モデルとか、いろんなオーディション受けてました。
オーディションでたまに受かったとしても、高額なお金を要求してくる詐欺事務所で(笑)。でも、その中で唯一、月2万のレッスン料でドラマCDが出せるみたいな企画には参加しました。ドラマCDまでは出したんですけど、販売には力を入れていなかったようで・・・今は検索しても出てきません・・。
そこから、友だちに勧められて、自分には絶対向いてないだろうっていうアイドルとして事務所に所属しました。
ーーアイドル活動を!?
実はアイドルとして二つのグループに在籍していたんです。
一つ目はライブだけのアイドル。週4回くらいライブをして、3カ月に1回は事務所が持っているライブハウスでワンマンライブも。でも、それが解散となって、もうアイドルはやらないと思ってはいたんですけど、
歌とダンスとお芝居、全部できるというアイドルのオーディション見つけて受けました。所属してみると、お芝居がメインのアイドルだったんです。そこもビルの1室を事務所が持っていて、その部屋で稽古も本番の公演もするという感じで。そこで、毎週日曜に舞台に立っていました。
そのグループも去年の7月に解散したけんですけど、その後もお芝居は続けたいと思っていました。
ーーaioifilmのオーディションはシネマプランナーズからでしたよね?
はい。記事を見つけてYouTubeでこれまでの作品を見て、絶対やりたい!と思って。応募したら、締め切り過ぎてました(笑)。
ーー少しだけ過ぎてましたね(笑)。でも、aioifilmの作品の感想を送っていただけたのが嬉しかったです。
作品の中で印象に残っているのは、橋の下で男の子がラーメンを食べているもの。(一ノ世さんですね)
その方のことを知らないけど、この人、こういう人なんだろうな、っていう雰囲気がにじみ出てて、すごいなと思いました。
『START』を見たときも、普段なら映画を見ると、人を追ってしまうんですけど、全体の雰囲気を追ってしまう映画だなって思って。不思議な感じでした。ぜひ挑戦したい!と思ったんです。
ーー感想をいただけたことと、金髪が印象的で、特別にオーディションに参加していただくことにしました。Zoomのオーディションはいかがでしたか?
Zoomを使ったオーディションはこれまで1回だけ受けたことがあって、それは個人面談だったので、一対一だったんですけど、
今回は周りの候補者さんたちが見えて…。まず「あ、みんみんさんだ!」と思いました。なんでいるの?と思って(笑)。みんみんさんが積極的に質問とかされてて、真剣な姿勢が伝わってきました。こういう姿勢だから、選ばれるんだな、と思ったんです。あとは、経験ないけど、前に進もうっていう姿勢の方とか、岡本(晃)さんもベテランの気配を感じました。そんなふうに、候補者さんからも色々伝わってきて、参加しただけで勉強になりました。あとは、(脚本の)あけちさんが優しそうでよかった。と思いました。
ーーありがとうございます(笑)。オーディションで今回の2チームで競うという厳しめの企画について発表しましたけど…。
面白いなって思いました。いろんなオーディションを受けてきたので、お金稼ぎがメインのところとかはすぐわかるようになっていたんですけど(笑)、あけちさんの言葉からはそんな雰囲気は全然感じられなくて、たくさんの人に見てもらいたからっていうのが伝わってきて、そういう思いを聞いて、さらに出たいなって思いました。
ーー出演決定の発表の時のお気持ちは?
もうちょっとリアクションを取ればよかったな、と思います(笑)
ーーいえいえ、喜んでくれているのは伝わりました!ストーリーや脚本を読んだ感想を教えてください。
オーディションでちょっと話しただけですけど、アテ書きで私が演じやすいように作ってくださっていて、すごいなって思いました。
あ、おおーっと思って(笑)。
アイドルグループで週に1回舞台に立っていた時も賑やかし系の役が多かったんですけど、今回もそんな役で。2回話しただけなのに、すごいなと。
ーーリハーサルまでに、どんな準備をしていましたか?
準備というか、脚本を読んで愛ちゃんの気持ちがすごくわかって、似てる部分が多かったので「これは私だ!」と洗脳されてしまったのか・・本当に通販が好きになって・・。撮影が終わった後も、嘘発見器とか頼んじゃいました(笑)。オンライン婚活はまだしてないけど、結婚もしたくなってます(笑)。今なら愛ちゃんの気持ちがさらにわかるんじゃないかなと思います。
ーー本番の撮影はいかがでしたか?
正直、最初リハーサルより全然スムーズにいかなくて、台詞言えなかったり、やばいやばい!って思ったんですよね。後半は気合いを入れて持ち直したと思うんですけど、ちょっと準備が足りなかったかも…と、反省しました。本番はリハーサルとは違う空気感があって、リモートでも空気感って変わるんだ、と。初めての貴重な経験でした。
ーー今後の展望を教えてください。
お芝居を続けたいなと思っています。フリーの俳優として動き出すようになってもう直ぐ1年。正直、すごく、先になかなか進めないなと思うところもあるんです。もっと結果を出すためにはとにかく動くことだと思うので、もっともっと幅広く動きたいと思います。いろんな人に自分の演技を見えてもらえるように行動していきます!
出演者の印象
岡本晃さん
飄々としてらしゃる方。出演者だけのリハーサルを岡本さんが色々進めてくれて、コミュニケーション能力高いなって思いました。
結木時希さん
謎。謎。自分を出さないタイプだなと、ミステリアスな感じを出してて、
私には出せない空気だな、と思いました(笑)。
中里ゆみさん(Qちゃん役)
一番オープンな感じ。積極的に発言してくれて、雰囲気を作ってくれました。賑やかな感じはQちゃんのおかげで出てたと思う。縁の下の力持ちな感じです。
廣木凛さん(ヒロ役)
ザ実力派って感じ。芝居で引っ張ってくれました。小道具のお酒も調整してくれて、(詳しくは本編をお楽しみに)
Qちゃんは雰囲気で、ヒロさんは芝居の面で引っ張ってくれた。私もそのレベルまで行かないと!とがんばれました!
甲斐雄介さん
オーディションも一緒で、お顔立ちがしっかりしてたので覚えてました。イケメンキャラなんだけど、すごく笑わせてもらった。振り幅が広くて、
結木さんと同じように、自分を出さない感じを受けました。お芝居ではさらけ出してるけど、本当はどんな人なのかな?って気になっています。
PHOTO:明知優子
プロフィール
愛田天麻(あいだてんま)
1993年10月5日生まれ
北海道出身 東京都在住
フリーランス
・主な経歴
舞台【えんとつ町のプペル】
Youtubeショートホラー 【お姉ちゃん】
配信アプリ【Pococha】札幌広告モデル
ミス湘南2020ファイナリスト
・Twitter
https://twitter.com/aiten_india
・instagram
https://www.instagram.com/aiten_india
・Youtube【らむてんちゃんねる】
https://m.youtube.com/channel/UCeBtO6oOn6Ou-S54Ma9D3tw
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