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自己診断表、本当に合ってる?

実は、エニアグラムも少しだけコースに参加した。
セカンダリーコースと言うところまで。
友人がオンラインの無料案内コースに参加するというので、一緒に出てみたのがきっかけ。
自分が本当に大事にしているものが何か分からなくて、自分の感情が迷子になっているのを自覚していた。
エニアグラムのタイプで知ることができたら、もっと自分とつながりやすくなるのではないかと思った。
実は、参加当初にあったテストで出たタイプと、現在自覚しているタイプは違う。
エニアグラム学会の問診式のものもやってみたが、現在認識しているタイプは出てこない。
最初の時は現在認識しているタイプだとは全く予想していなくて、「これは違う」と秒でスルーしたものだった。
3回目、対面形式のWSで参加者と話した時に、「そう、その通り!」という考えが非常に会う人がいた。
その方のタイプを聞いた時の衝撃。
それまで自分が考えていたタイプの人と話をしても、わかるんだけどどこか少しずれてることが、その後によく感じられるようになった。
後から聞くと、ファシリテーターの方は最初に自己診断したタイプではないだろうと思っていた様子。
自分で気づくためにファシリテーターからは告げないのだそう。
たしかに、最初の時に「あなたのタイプはこちらですよ」と言われても納得しなかったと思う。
実際、今でも自分がそうだと自覚しているタイプの説明を読んでも、ちょっと反発心がある。
「そこまできついことは考えてない!」とか。

ただ、この出来事以降、問診式の診断表に答えるときの癖にも気づいた。
選択肢を「こう考えるべきだよね」に寄って回答している。
「こんなタイプだといいな」とか、「こう答えると恥ずかしい」とか。

Ayurvedaの問診式のチェックでも同じことをしていた。
何故かは分からないけど、ちょっと「vāta」っぽくありたい自分が居て、そっちに無意識に寄せて答えたりして。
今は、かなり「pitta」が強い人間と自覚している。

自分で答える問診式には「こうありたい」や「こうであるはず」という願望が含まれていて、本来の答えに辿りつきにくいのではないだろうか。
素直に答えることができる人もいるのだろうが、自分はどうしても仮面を被って答えているなと感じる。
誰も見ていないネット上の判定サイトでも、よく見せようとちょっと格好つけた選択肢を選んでいた。
自分に対して、自分を着飾ってみせるというか。
そこまでするか、自分。
葛藤が生まれる訳だ。
ただし、自分で自分を偽っていることにはなかなか気づけない。
誰かに指摘されると反発心が湧く。
「あなたは本当の私を知らないくせに!」とか。
Asmita(ego)丸出しです。

自分で気づくからこそ腑に落ちる。
今回は、コースに参加して気づくことができたが、

そこで初めて、葛藤を減らすことができる。
Thought(考え)と、word(言葉)とaction(行動)の矛盾がなくなる。
そして心に平穏が訪れる。
citta-vṛtti-nirodha
いつかそこまでたどり着けるように、yoga practiceを続けよう。

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