産後も「私らしく」いるために。産前に考える3つのこと。
産後のお母さんは、多忙だ。
生まれたばかりの赤ちゃんは、1~2時間毎におっぱいを欲しがるし、ひっきりなしにうんちやおしっこをする。
それに加えて、自分自身の体や心を回復するために、しっかり休息をとる必要がある。
そんな中で、産後も「私らしく」すごすために、産前から考えるとよいことが3つある。
①「私にしかできないこと」「(多少無理をしてでも)私がやりたいこと」
産後は、自分一人でいたときに出来ていたことの、3割もできないと思っていると丁度よい。産院を退院したばかりのころは、「赤ちゃんを寝かせて、トイレにいく」とか、「温かい飲みものをゆっくり飲む」ことさえ、思うようにできない人も多い。
「今までやっていたことを、こなす」のは、難しい。
それでも、「どうしても私がやりたいこと」は何だろ?
②「どんな家庭を築きたいか」「どんな親子関係でいたいか」
あなたは、家庭や親子にどんな思いがありますか。
私の夫は、父親が仕事から帰ってくると「あぁ~、お父さんが帰ってきたよ、部屋に逃げよう」と、リビングから家族がバラバラに散ってしまうような家庭で育ったそうだ。
だから自分の築く家族は「リビングで温かく会話をしてすごす家族」がいいなぁと強く願っています。
そのために、子ども達や私が話しかけると、どんなときもしっかりと向き合って、話を聞いてくれます。
私も、夫の思いを知っているので、家族一緒にごはんを食べる時間を、何よりも大切にしています。
自分やパートナーが「どんな家庭を築きたい」と思っているか。それによって、産後でやれることが限られていても、なにを優先して、なにを後回しにしたり、外注したりできるかが変わってきます。
③「どんな夫婦でありたいか」「パートナーに何を期待するか」「逆に何を期待されていると思うか」
「産後も、仲良し夫婦でいたい」とお互いに思っていても、「相手は何をしたら喜ぶのか」が食い違っていたら、うまくいかないものです。
産後、パートナーには「そばにいて欲しい」のか、「しっかり仕事をして稼いで欲しい」のか、辛いときには「ただただ、話を聞いてほしい」のか、「一緒に解決策を探って欲しい」のか。
逆に、パートナーは自分に対して、どんな風にいて欲しいのかを知ることも大切です。
もしかしたら、「夫のために」と夜ごはんをしっかり作って、寝落ちせずに待つよりも、パートナーは自分に「しっかりと休んで欲しい」と思っているかもしれません。
ぜひ、自分もパートナーさんもそれぞれに、「産前に考える3つのこと」を書き出してみてください。
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