音楽を通じて私を見つけた話

こんにちは、愛音です

兄の影響もあり、最初に好きになったアーティストはGLAYでした
アイドル系の可愛い、カッコいい、とはまるで違う激しいサウンドに心が大きく反応しました
そしてL'Arc～en～Ciel、Gacktと聴いていき
脳内では常にバンドの激しいサウンドが鳴り響いていました

この激しいサウンドがなかったら、大袈裟に言えば死んでました
死にはしなくても、精神は余計におかしくなっていました
当時MDに好きな曲を編集して嫌なことを思い出しそうになると
イヤフォンをして普段より音量を上げて音楽を聴きました
頭の中も心の中もバンドサウンドでいっぱいにして、余計なことは考えない、考えていたことを流す方法を手にしました

Gacktを知った辺りからヴィジュアル系へ興味を持ちました
シド、Janne Da Arc、アリス九號、アンティック珈琲店、
ナイトメア、彩冷える、Acid Black Cherry、
V系に求めたもの、それはサウンドのみならず個性的なヴィジュアル
周りと違うことを自分達の表現の武器とする姿
髪もメイクもド派手です、そのド派手さが世間ではV系として受け入れられている
この人たちみたいに、いつか自分を創りたい
そんな憧れの目線でV系雑誌CUREやARENA37℃を眺めていました

いつか自分を創りたい、この夢は叶えつつあります
髪やメイクをド派手にすることはありませんでしたが
自分を信じて、これだと思う心、これは譲れない気持ちというものに出会うことが出来ました
きっと自分を創り出している途中なんだと思います

嫌なことが起きると大音量で曲を聴いていた日々
派手なヴィジュアルで自己主張をすることに憧れた日々
なかなか面白い道を辿ったなと思っています
大勢に勧める道なのかは分かりませんが
自分を創る、という目標を見つけられたことは大正解
バンドもヴィジュアル系も間違いなく私を助けてくれました

＊愛音＊

2022/12/17
木々の間から見える空の破片