唯一無二の存在

こんにちは、愛音です

母は強くて美しい人でした
笑顔はいつも安心をくれて
簡単には折れない心を持っていました

それは私が不登校になったときも
母自身に癌が見つかったときも
温かい優しさオーラの笑顔を何度も向けてくれました

そんなに不安な顔しなくて大丈夫
たとえどんな姿になっても
愛音ちゃんはお母さんの可愛い娘だよ
いつまでも背負っていくからね

私の病気がなかなか安定しないときも
母は諦めたり、弱気な姿も見せませんでした
見た弱さはただ一度、
私が通院を始めたばかりのとき
育て方を間違えた、私のせいだ、
そう言って泣いたときだけでした

母のように美しく強さを持つ女性になりたい

顔は大人になりに似てきました
笑うとより似るのでそこは親子ですね
ただ外見ばかりでなく内面も近づきたいです
怒ると優しいタレ目がつり上がり怖かったけど
その分笑顔が美しくて、心を惹きつける
なにより側にいるだけで胸の不安が薄れていく存在

そんな素晴らしい女性の娘でいいのか、
いつまでも背中にいてもいいのか、
そろそろバチが当たるのではないか、
馬鹿みたいなこと考えていると
母の声が聞こえる気がする

愛音ちゃんは愛音ちゃんのままでいいの
そのままで十分魅力があるんだよ
自分の良さに胸張っていいんだから！

今はちょっと体調もメンタルも崩れているけど
幸せに触れたときは自然な笑顔でいたいです
少しずつ、少しずつ、私らしさを育てつつ
母の面影も大切にしていきます

＊愛音＊