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医者の持ち物、言葉と笑顔と頷き

こんにちは、愛音です

月に一度の診察日。東京の病院まで約2時間かけて向かいます。
先生と話せる時間は貴重であり、息抜きにもなります。
真面目な話をしたり、診察室に笑いが響いたり、

先生がいるから今の私がいる

出逢いが人を作り、強くしなやかにさせます。
人嫌いになった時期、人を信じなくなった時期もあります。
先生には気持ちを試すようなこと言ってました。
例えばカルテを書いている先生へこんなことを。

私の話はつまらないですか?
どんな話なら面白いですか?
腕いっぱい切るとか?
沢山薬飲んじゃうとか?
どうしたら面白いですか?

カルテに集中しているとあの時の私は思ってました。

私に興味なんて示してない。
それは心配していない証拠だ。
どうしたら先生は心配してくれる?
どうしたらこっちを見てくれる?
先生、助けて!!!
こっち見て!!!

このような気持ちを整理できず、正しく言語化もできず、
先生には失礼な態度とってました。
この時先生はこう言いました。

そんなことしなくていい
面白いとか面白くないとか
僕はそんな気持ちで
愛音さんの話を聞いてないんだよ

よく精神科では5分診療といいますが、
先生は5分で診察を終えたことは一度もないです。
私が喋るの嫌で5分で終わらそうとしても
先生が私の話を拾うことで診察時間が伸びるくらい。

そのくらいしっかり向き合ってくれて、
私が困ってること、生きづらいと感じてること、
それを一緒に悩んでくれます。

しかし、先月先生が体調崩されてしばらく代わりの先生に…
生まれて初めて【5分診療】を経験しました
おそらく今回も5分診療の先生かと。

色々な感情変化、体調の変化があるのに、
頼れる先生不在は辛いです。
でも、もしかしたら復帰しているかもしれない。
笑顔と言葉と頷きを用意して診察室にいるかもしれない。

そんな小さな希望を持って病院へ向かいます
(ฅωฅ*)

*愛音*

2024/02/15
何気ない会話って
なんであんなに楽しいのかな?
それはキミの顔見て話してるからだよ
きっと安心感があるんだ


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