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ジンベエ・マリンに乗ってみた【往路】

2021.11月2日
往復1000円で本部町に行けるだと!?

那覇,泊埠頭〜本部,渡久地港を75分で結ぶ定期航路『ジンベエマリン』を就航致します。船体には約30メートルのジンベエザメが描かれていますので、ジンベエザメに乗った気分で楽しい船旅を楽しめます♪
(公式Instagramより)

このジンベエ・マリン、沖縄本島の北部と南部の移動が車やバスに依存し、激混みエブリデイな車社会沖縄に一石を投じようと就航された。とはいえ船って高い…。

ふだん、片道2000円。往復だと4000円。
んー大変でも車でぷっぷー
頑張った方がお安いんでないの??

いえいえ奥さん、こちらをご覧ください。

就航一周年の記念で、期間限定ワンコイン!!
お子さんだって普段1000円なのだから半額!!

えー!お買い得じゃない!!!
今しかないチャンスです!!

というわけで2日前にネット予約。意外と空きがあったのか往復チケット取れました。チケットは当日に受け取り。席も当日早い者勝ち。

那覇の出発港、とまりんまでの道のりと時間を1日前に直に歩いて確認。薬局で酔い止めもエチケット袋も準備済み!

さあ、準備は万全だ!(フラグ)

思ったより私の方向音痴はすごかった。

私はしっかりフラグ回収できる、すごい子です。
スマホのバッテリーを気にして地図アプリを使わず勘で向かったせいです。

9時半出港の15分前、9:15には港に来てね。と言われていたのに、着いたのは9:20!
しかしさすが、うちなータイム。仕事の出勤時間には厳しいが私用だと時間にルーズになる。発券カウンターは激混み状態でした。

↑タクマくん、遅刻してごめんなさい。

検温などコロナ対策をして船内に入ると既に座席は前方の真ん中しか空いていない。窓側の席、特に右側は本島の陸地が見えるとのことで狙ってたのですが…残念。

私は久米島に帰る際フェリーしか乗らないので、座席のある高速船に乗るのが初めて。それで知らなかったのですが、

高速船は前方ほど揺れるし船酔いする。

そして私は船酔いするタイプ。
しかも遅刻したせいで酔い止めを飲むのが遅くなった。

船内放送で「前方酔うからね」の注意が流れると、私含めた遅刻民達はざわざわし始めた。どんまい!
多分みんな帰りは早めに後ろの席取ろうと思った。

前方モニターで観光案内や現在の船の速度など教えてくれる。
尚、出発前の放送では

・本日シケの影響がある事。少しゆっくり走行します
・軽石の漂着具合で経路に変動が生じるかも
などのお断りがあった。
チケット裏に書いていたが、もし引き返す場合は代わりのバスが出る旨が記載されていたのでご安心を。

いざ、出発!!

行きの船、ちょー揺れました。

そりゃもうジェットコースターかなってくらい。
悲鳴がどこからか聞こえるくらい!
そういうものなのかなと思っていたが帰りの船と比べた後では、どれだけ波の影響があったかわかる。

両側の写真を撮ったり風景を眺めたりしたくても、ちょうど左右の乗客が嘔吐するほどの船酔い具合だったので、眺めるわけにも写真を撮るわけにもいかず…

心の中で中島みゆきのファイトを歌っていた。

ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
(中島みゆき、ファイトより)

私は少し気分は悪くなったが吐くほどではなかった。


そして10:58 到着!!

本部町ーこんにちはー!!

↑瀬底島が見え、瀬底大橋を潜る。
3枚目の写真は伊江島

途中からだいぶ揺れなくなったな、とは思っていたが
とてつもなく本部町は晴れていた!

当初の予定は10:45着。
そんなに遅れる事なく到着できた。

すでに外には那覇に向かうお客さんが列をなしている。ささっと写真を撮りながら下船。
揺れずにどっしり構える大地(コンクリート)の偉大さに感謝した。

↑後方の座席エリア。
青と赤の座席があり、赤は揺れが少ないので酔いやすい方はこちらをご利用くださいとのこと。

下船してようやくジンベエ・マリンの全貌を見ることができました。
遅刻したせいもあるんですけどぉ、
那覇では2階から乗船するからさ←

可愛いお船にどんぶらこされた私は、
当初の計画のバスを駆使して本部・今帰仁観光を急きょ中止、
6時間の街ぶらを敢行しました。

次回をお楽しみに!

テンションあがりーの!

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