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てくてくおのぼりのすけ1日め③

〜副題:あーーの、東京行ったってよ〜
2023.10月25日

前回あらすじ
Q.ウィルキンソンさんって誰?
A.ジョン・クリフォード・ウィルキンソン(英、人名)

前回、妹との合流のため待ち合わせ場所に自動販売機を選択。
結果、見事すれ違い。まさか炭酸水ウィルキンソンが通じないとは思いもしなかった。

「わからーん!分かるわけないー!」と笑いながら駆け寄ってきた妹。何だか再会の喜びも吹っ飛びましたがなんとか半年ぶりの再会を果たした。

妹氏めっちゃ訛ってるー!なんかホッとするー!
那覇育ちの我々、親の刷り込みでヤンバル訛りである。

DNAに刻まれしヤンバル訛り

そんな喜びも束の間、姉妹は新たな試練に立ち向かうのだった。そう、私がずっと懸念していた事。

満員電車に乗ったことがない。

「たまには歩けうちなんちゅ(沖縄人)」がキャッチフレーズだった時期もあった沖縄。車社会。

私ももれなく足は軽自動車。
たまに使うゆいレールで「混んでて辛たんたんめーん」と思う事は多々あった。
それでも色んな人の意見を聞いた予測として、私の最高乗車率(?)は120%程度だと思われる。

引用:https://www.yui-rail.co.jp

これが大都会東京の16:40ともなればそんな生ぬるい乗車率な訳もなく…。
意を決して乗り込んだ瞬間。

むっぎゅむぎゅに押し込められた。
飛行機のアベック事件より怖いんだが?

乗車率、体感で200%超えてます。
こんなでかい旅行カバン持って乗ってごめんなさい。

悲しいかな。幾度目かの乗り換えで、
わざと肩をいからせて車内を人間ドミノ一歩手前に陥らせニヤけながら降車する罰当たりが1人いて、それには普段から満員電車に慣れてるであろう皆さんも驚愕のしきりであった。うんこ踏ますよーに!

そんなこんなで途中下車し、居酒屋さんで久々に2人でお酒を飲みました。

わたし、甘いお酒しか飲めないのぉー(ブリブリ)
↑(※このブリブリはぶりっこの擬音です。うんこじゃありません)

ゲロゲロ下戸っぴーな私は沖縄では常にソフトドリンク勢である。
カシオレと梅酒しか飲めなぁーい。すぐ胃が痛ーい。

家族で飲む時も私がハンドルキーパーで両親はガブガブ飲んで、妹も味見程度に一杯飲むのが基本。あまりお好きではないようだ。


姉妹2人で揃って飲んだのは貴女の成人祝いの時が最初で最後だね。その時は「妹①氏(享年20歳)が生きてたら1番強かっただろうね藁」と話したね。

障がいを持つ子の兄弟を「きょうだい児」という。私も妹②氏も、妹①氏が悲劇の主人公のストーリー上のサブキャラクターというアイデンティティがあった。
その立ち位置に苦しくなったり意外にも助けられたり…葛藤がたくさんあった。

そんななか我々"元"きょうだい児にとって妹①氏とはかけがえのない家族であり、我らがヒロインであった。なのでそんな妹①氏のことを…

「きっと元気な健常児だったら美人でヤンキーで喧嘩の強い、タバコとお酒が好きな、それでいて頭のキレる姉御肌。でも好きな人の前では天然電波系萌子ちゃんだったんだろうなー」と夢想しています。

きっと妹①氏にバレたらグーで鳩尾だろうなと思うので生き残った姉妹2人の秘密です。ごめんね(藁)

しみじみしながら梅酒をちびちび飲む私。
その隣で胃も体力も若い妹②氏は烏龍茶を飲んでいた。

「…ウーロンハイ?」
「んーん、烏龍茶。ソフトっす」
「飲まんのかい?」

「今日22時からバイトなんよー」
な、なななななんだってー?!!!

天国の妹①氏よ…。破天荒宇宙人キャラは妹②氏に譲ってあげてください。

タコ型宇宙人なんてたこ焼きにしてやるー!
(美味しかったです)

この居酒屋さんではたこ焼きとカルパッチョと何かを食べた気がする。とても美味しかった。
が、何故か店名もあと一品も思い出せないのである。
3ヶ月前の出来事だからか、それとも下戸っぴーだからか。答えは藪の中。

とりあえず刺身(カルパッチョ)を食べたことだけは皆さんにも覚えておいてほしい。
なぜなら東京にいる間、生魚ばっか食べてたから。
それを宣言しておこうと思う。

失念ポイント加点+2

計16点

そんなこんなでお夕飯を居酒屋さんで済ませ、妹氏のお部屋に初潜入。きっったne……(黙)
溢れかえるお洋服とまだ整ってない部屋の家具やその動線。毎日を忙しく懸命に生きていることが窺えて、私、少し、泣きました。

私ここで寝るのかー(泣)
じゃなくて彼女なりに頑張ってるんだなって(わさび)

居酒屋からまた電車移動
駅に向かう道中
「うわ、踏切だ!」
って言ったら爆笑されました。

そんなこんなで妹氏は私に部屋の鍵を一つ預けバイトに行ってしまった。
「2時過ぎに終わるから遊ぶなり休むなりおしー」とな。

なるほど、と思い妹氏が部屋を出た後、
自分の荷物を整理してお洋服どもを適当に片付けてトイレとお風呂を掃除して…

慣れない環境か旅行ハイか、夜勤明けにもかかわらず眠気がなかなか来ない。
はたまたまだ飛行機でのアベックを引きずってるのかもしれない。いや、あれはもうネタとして昇華したのだ。忘れよう。忘れない。

妹が東京に来て半年。
まだまだギリギリの生活費で生きてることは確実で、テレビも電気代をケチって買わなかった事も知っているので、早く消灯してあげたいところだ。
それでも眠気がこない。

私はそっと部屋を出てみました。
東京の夜散歩か、、、ふむ。

これが、東京の、夜空、、、

いや、さっっむ!!!

あー!あー!さむいー!
2023.10/25の東京。昼夜の気温差が激しくやっと秋が来るか?来るかも?な時期なのでした。

帰って布団かぶって震えてたら寝た。

次回予告

し、シーサー?!

祝!
約1ヶ月ぶり4記事めにして2日め突入


おまけ

ハワワー(〃ω〃)VIVANT一気見シチャッター
夜更カシ楽シスギー
ン?何コレ……ハッ!!

「別班饅頭」

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