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10月は贅沢なことに
2回も日本百名山に登頂しました。

どの山にも必ず個性があって、
その時にしかない移ろいがある。
人間の心に実に似ているなぁ〜と思うんですね。

今回も想定外のできごとに
感動したり、驚いたり、
嘆いたり、喜んだり
いちいちうるさい私でした。

遅い紅葉を楽しもうと思ったら
なんと谷川岳はもう冬が訪れていました。
まさかの初の雪山登山で
アイゼンがなかったので
脚を踏ん張らないといけなくて
体力が奪われる。
状況によっては登頂を諦める勇気を持とう!
心に決めました。
これは山の鉄則。
自然相手だから、自然の変化に委ねないといけない。

晴れ予報だったのに霧で真っ白な
世界。。。
何も見えない。
残念な想いで諦めていると、、、
突然、霧が吹き上げらて視界が開かれた。
大きく口を空けた深い谷がみるみるうちに現れて
登山者たちと一緒に歓声をあげる。
たまらないこの一体感。
皆の想いは私と一緒なのである。

下山は雪が溶けて、登りの時の雪が溶けて
登山道はまるで、泥まみれの川。
ハイカットの登山靴なのに
足首から泥が流れ込んできた。

初級者向けコースなはずなのに
壁のような鎖場が何箇所もあり
その壁は雪かドロドロ。
服や靴に泥がつき、汚れていく。

前を歩く彼の歩き方が
「やじろべえ」のようで
それが滑稽で笑いが止まらない😆
…と笑っている私はというと
雪で転ばないように
へっぴり腰BBAのようなっていたはず。

行き交う何人もの登山者たちと会話できて
心が通う感じが心地いい。

こうして登山はいつも想定外のことに出逢い
ワクワク、ドキドキの連続。

これは人間にしか備わっていない
喜怒哀楽を表現できる絶好の機会で
人間らしいなぁ〜と感じます。

感情をフルに使って、味わうことって
心が豊かに、表情も豊かなっていのでしょうね。

そんな自分がいいなぁ!と思います。

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