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色で相手に与える印象をコントロールする

初めて会った人の名前や顔など忘れてしまったけど
着ていた服の色が妙に記憶に残っている・・・
ということが時々あります。
そして、その記憶は、その人が身に付けていた服の色で
印象を与えられます。

挑戦的なイメージだった
セクシーなムードだった
優しくて穏やかな雰囲気の方だったなど
感覚的に覚えているものです。

それだけ色の与えるインパクトは強いということですね。
服やスカーフ、ネクタイなど身に付ける色が
相手に様々な印象を与えると同時に
自分の気持ちにも影響を与えると言われます。

それぞれの色は、特有の影響力があるので
色の使い方一つで相手にも自分にも
様々な影響を与えることが可能です。

そういうわけで、それぞれの色がどのような印象を相手に与えるのか
知っておくとお得ということです。
それぞれの色についてご紹介します。

白・・・清潔感、純粋さ、シンプル、爽快感なイメージを与える

白は清潔感、純粋さを与えますが、他の色と組み合わせることで
印象を変えることができます。
黒地に白を組み合わせると、より強い印象を与えることもできます。

黒・・・高級感、重厚感、スタイリッシュ、圧倒的な存在感を与える

黒は高級感や重厚なイメージを与えます。
一方で、不安を与えたり、恐怖を与える効果もあるので、
TPOを間違いないようにしたいものです。
そういうわけで、お葬式は黒い服なのですね。

赤・・・エネルギッシュ、興奮、情熱的、衝動的、暴力的、怒り

かなり目立つ色です。
人に元気を与えたい時や、情熱を表現したい時に使うと効果的です。
一方で暴力的といった印象を持つなどマイナスイメージを持つので
場を間違えると逆効果になってしまうことがあるので要注意です。

青・・・冷静、リラックス、涼しさ、気品、誠実さ、寂しさ

赤が情熱を与える色に反して、青は反対に冷静さを与える色です。
気分を落ち着かせたり、リラックスさせる効果があります。
また、誠実さを与える色です。
一方で、寂しさを与えるという効果もあるので
「今日は挑戦的に臨むぞ!」という時は、適切な色でないと思います。

黄色・・・活動的、明るさ、陽気さ、アクティブ、友好的、危険

明るく、視覚的にインパクトを与える色と言われます。
赤のようにポジティブな印象を与えますし
友好的、アクティブなイメージも与えます。
しかし、赤色と同様に、警告、危険というイメージも与えます。

緑色・・・リラックス、緊張を和らげる、保守的、ストレスを抑える
リラックス効果、安心感を与えるという効果があります。
相手に安心感を持ってもらいときには、緑の服はおすすめです。

オレンジ・・・暖かさ、元気、フレンドリー、カジュアル、健康的

赤と黄色を合わせた色なので、両方のイメージをもちます。
そして赤と黄色はインパクトの強い色ですが、オレンジはより中性的な印象で
コミュニケーションを友好的にする効果があるそうです。

紫色・・・ミステリアス、セクシー、エキゾチック、魅力的、妖しさ

日本では古くから、紫は「高貴な色」として知られています。
人によっては、その印象が大きく変わる色でもあり
「悪趣味」「下品」といったマイナスイメージを持たれたりすることも
あるようですので、ビジネスとして身に付ける色としては要注意です。

このように、服の色が人に与える印象を理解していれば
「今日、自分はどのように見られたいか?」を意識して考えておくことで
それに合った色を選ぶことができるはずです。

相手に与えたい印象、魅せたいイメージを色でコントロールできるわけです。
毎日の服装選びが楽しくなりますよね。

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