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いつからでもスタートできる

いつからでもスタートできる

似合う服を身にまとうことで
ほんとうに美しくなれます。

女性が、オンリーワンの個性を知って
自信をもって個性を活かして
輝いて生きてほしい。
そのために、お役に立てたら
どんなに素敵なことだろう!
心の底からそう思って
イメージコンサルタントとして
その方にお似合いの洋服のコーディネートを
ご提案させて頂いています。

この想いはいったいどこからくるのか?

それは、母から譲り受けた
大きな財産だということに
先月突然、母が召天してから気づきました。

母は昭和11年に成田市の商人の家に生まれました。
私の祖母、つまり母の母は、着る物が大好きで
たくさんの反物(着物の生地)を問屋に
家にもってこさせたそうです。
表玄関は、横スライドの扉が8枚くらいあるほど
それだけ広い玄関でした。
土で固められた玄関から土間に上がるまでは
縁側があて、来客は、ここに座って、お茶をしながら
寛いでいかれたそうです。

問屋は、この縁側に座って、たくさんの反物を広げ
祖母は、着物を作るための生地を次々と選びました。
幼かった母は、着る服の美しさをこのときから
自然と意識の中に刷り込まれたようです。

その後まもなくして、祖母は、街の中で一番先に
母たちに洋服というものを着せたそうです。

こうして母はいっそう服に興味をもち始めました。
母のおしゃれは徹底して完璧を目指していき
ヘアスタイル、メイク、服、バッグ、靴のバランスを
とても大切にしました。
当時の写真を見るとモデルのように美しい。
そして、極めていったお洒落感覚を
自分だけでな、人のために尽くしていきました。
人のためにデパートまでいき服を選んだり
一緒に買物に付き添ったりしていました。

人に喜んでもらえることが、
母の大きな喜びになっていたようです。

最愛なる母が
この世の中からいなくなってしまった。
もう会えない。
寂しさの中にあるとき、ふと気づきます。
私という存在は、母から譲りうけた財産。
肉体的な体だけではなく
母が大好きだった服やダンスという
感情が込められた感覚も。

母が私に残してくれたこの貴重な財産を
最大限に使い切りたい。
何より、愛する母にとって大きな喜びになるから。

このような熱い想いから
人が輝くためのお役に立ちたい。
そう願っています。

私は、40年近くもIT業界で働いてきています。
イメージコンサルタントとして資格を取得したのは57歳。
活動を始めたのは58歳。
定年退職の頃になって始めるのか~?と
周りの常識にとらわれない自分に
ありたがたさを感じます。

「人と違ってもいいじゃない」という
母の年代にしては珍しく
柔軟で新しい発想ができる人で、
こういった考えかたも、母からしっかり譲り受けていました。

「こうしたい」
「こうありたい」
心に想いさえあれば、いつだってスタートできる。

「こんな服を着てみたい」
「華やかな服を着てみたい」

そう思っているのに
もうそれなりに年齢を重ねているから
お洒落はもうあきらめた
と思っていらっしゃる方がおられたら、
それはもったいない思い込みです。

いつからだって、自分にあったスタイリングで
魅せることができます。
年齢を重ねるほどに、明るくて華やかな服が調和します。

ぜひ欲張って、おしゃれを楽しんで頂きたい。
心も体も元気にに若々しくしてくれますから。

周りの声に振り回されることなく
自分の心の声をしっかり聴いて
自分らしく行動して、魅せていくことで
自分を大切にして有限な人生を生きて頂きたい。

それが私の願いです。

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