定期的なアウトプットを公開し続けていくと自分を受け入れられて前に進めるなと思った話

noteを毎週書き続けて20数週がたった．もうちょっとで半年間継続してアウトプットできていることになる．こうやって何か一つのことを積み重ねていくのは心地がいい．最初こそは継続していけるか不安だったが，とにかく書き続けていくうちに，普段の生活でも発見したら「これnoteに書こう」と思うことが増えた．こういった習慣するといつもの生活の仕方にも変化が出て面白いと思う．

こうやって定期的に自分と向き合ったり，そこでの発見や反省を記事に書いて，誰もが見れる場所にアウトプットしていくことで色んなメリットがあったので今日はそんな話．

公開することで誰かに見られていることを意識するようになる

当然このnoteは世界中の誰でも読むことができる．世界中の人から見られていると意識すると，毎週書いているのに今週はサボって書くのをやめてしまったという風になるとバツが悪い．だから，どんなにネタがなくても，なんとか絞り出して記事を書こうと思うようになる．これが単なる日記として書いていたらどうだろう？きっと僕はすぐに書かなくなってしまっていたと思う．

何か達成したい目標に向けて頑張る為には，当然日々の積み重ねが重要だ．大抵失敗してしまう理由はどこかで挫折してしまうからだ．毎日何かを積み重ねていくことはしんどい事だし，つい何か理由をつけてサボってしまいたくなる．たとえば，今日はお酒を飲んじゃったからだとか，仕事が大変だったからだとかだ．しかし，そんな言い訳を誰か数人にするくらいや，自分一人にするくらいなら簡単だが，世界中に露呈してしまうと考えるとさすがに格好悪いなと感じる．そんな理由から続けていこうと思えているなと思い，実はnote以外にもアウトプットをはじめていて，ギターの弾き語りをある程度の人数が観れる場所で定期的に披露する習慣をつくってみた．ギターの弾き語りは練習が必要なのでちょっと大変だが，誰かに見せる以上できる限り恥ずかしい想いをしたくない！と思えるので，自然と準備をするようになっていった．もっとも，それでも恥ずかしい想いはしてしまうが，それはそれで次の機会にはもっと頑張ろうと思える良いループが働いている．

そうやって定期的なアウトプットの機会を続けていると，日々の生活に自然とアウトプットのための準備する習慣がついてくるし，新しい習慣はやがて自分の性格を形成していく．なりたい自分になるために，まずはアウトプットを決めて，そこから習慣が出来ていて，やがてあの日なりたかった自分になれると僕は信じている．

自分を晒け出す勇気と，自分を受け入れる勇気が得られる

そうはいっても，万全に準備ができるようになるなんてことは稀だ．毎週納得がいく良いnote記事が書けるとは限らないし，毎週アーティストのインスタライブのようなギター弾き語り配信ができるわけじゃない．むしろそれはたまに出てくる奇跡のようなものだ．最初の一度二度であれば練習期間を長くとって最高のものをひねり出すことはできるかもしれないが，定期的に続けていくと，どうしても準備不足な日が出てしまう．

そんな日に披露するアウトプットはとても稚拙で，どうしようもない絶望感に襲われてしまう．準備が出来なかった自分への自己嫌悪と，ステージの上で惨めな気持ちに襲われて自分の不甲斐なさに打ちのめされる日だってあるだろう．でも，振り返ってみればそんな日も着実に前に進んでいる事に気づける．あの時の絶望感は着実に自分の足を進みたい方向に進ませてくれる．そんな経験をすることも増えるようになった．

そして，不甲斐ない自分に絶望した瞬間の積み重ねが自分を高みへと進ませてくれた経験はとても強い．失敗が怖くなくなってくるのだ．なにせ，失敗すればするほど自分は前に進んでいると実感できるようになるからだ．そうやっていくと，何かに挑戦してうまくいかなかった自分を褒めてやれるようになる．自分を受け入れられるようになるのだ．

定期的なアウトプットのすすめ

定期的なアウトプットをするということは，格好つけたい自分によって良い習慣を続けることができ，それでも格好がつかない自分を受け入れて褒めてやれるようになる．そうして続けていった日々の先には，今では想像もつかないような高みに辿り着いているだろう．そんな確信が僕にはあるから，さらなるアウトプット習慣を増やしていくことに抵抗がなくなった．

定期的に何かをすると決めるのは怖い．ひょっとしたらうまくいかないかもしれない．恥ずかしい想いをするかもしれない．僕もそう思って今まで決断できなかった．でも，うまくいかなくても，恥ずかしい想いをしても大丈夫なんだ．その経験がやがて格好のつく自分に押し上げて行ってくれるのだから．