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夜中のケバブってなんかいい

6月も末。最近のベルリンは、夜の22:00過ぎまで明るい。

21:30頃の日没で、22:00には暗いのが、つい先日までのベルリンだった。

それが最大値のように思っていた私には、22:00を過ぎてもまだ明るいいまのベルリンがとても驚きである。

日本はこちらの夏と比べて、日没が早くて夜が長い。私が住むベルリンの夏は、日没が遅いので夜が短い。

1日はどう転んでも24時間。でも、夜の過ごし方が違うことって、暮らしに大きく影響すると思う。

夜の長い日本の夏と、夜の短いベルリンの夏。どちらが優れているとかではない。それぞれに体験できることがある。


夜の短いベルリン


自ら体験するまで、日没が遅いことは面倒なことだと思っていた。

私は個人で仕事をしていて、仕事内容はコーチング。コーチングとは人の話を聴くことで、聴くことには自らの状態が強く影響する。

人間の体は、簡単に時差を起こす。時差が起きると心身の状態が崩れるように思う私は、日没の時間が変わることをわずらわしく思っていた。

でも、実際に体験してみたらすごくいい。何がいいかと言えば、夜の暗さを怖がらずに、女性でも遅い時間まで外を出歩ける、とか。

夏のベルリナーたちはごきげんだ。暗くて長い冬の間とは対照的な表情をして、長い昼間を楽しんでいる。


夜中のケバブってなんかいい


日没が遅いベルリンの夏、外で夜中を大変する機会は多くない。22:00まで明るいとくると、夜の時間帯はたいてい家にいてしまう。

そんなベルリンの夏なのだけど、今日は夜中を外で過ごした。用事に出かけた帰り、お腹がすいて食べたケバブ。なんだか久しぶりの体験。

夜中にジャンキーなものを食べることって、背徳感とワクワクが混じる。そんな体験を久しぶりにしたのが、今日の「夜中のケバブ」だった。

夜中のケバブってなんかいい。背徳感を感じながら食べることは、なんともエモいというか。

日の暮れないベルリンの夏は、正直に言って心から最高。だけど、日の暮れた夜の体験もいいなぁと思った今日だった。


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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️