戦争が始まって、1年が経ってしまう
2月24日は、ロシアが戦争を始めた日。母の誕生日なのでよく覚えている。
私は12月8日生まれ、弟は8月15日生まれ。日本で育った方なら、この日が何の日なのか、即答できる方が多いのではと思う。
ついでにいえば、末っ子の誕生日は平成の天皇が即位をした日。私たち家族のこの縁はなんだろうと思わずにはいられない。
ともかく、ロシアが戦争を始めてから1年が経ってしまう。戦争とは、やめるのがもっとも難しい。心の痛む、とっても悲しい新たな歴史のこと。
あるシリーズを見た
少し前に、ネットフリックスでこんなシリーズを見た。「WWII最前線: カラーで甦る第二次世界大戦」。
カラーで見るとは想像よりもリアルで、戦争をずっと近い時代のことのように感じられる。途中には見るのが辛い映像もあり、目をつむりながら見た。
私たちが子どもの頃に習った戦争は、日本が被害者としてのものだった。
加害した日本のことには触れていなかったと思うし、というか受験勉強なんていう本質からズレた勉強のおかげで、高校では日本史を学んでいない。
だから私は、日本の侵攻のことをずっと知らずにいた。これは政府の罪だと思う。私たちはもっと、加害した歴史を知らなきゃいけない。
知ってどうするかはそれぞれの価値観に委ねられていいけれど、そもそも知らないことには選択もできない。だから学校で教える必要があると思う。
大人になった私は、こういう理由で歴史を学ぶ。過去にはこんな本も読んだ。参考までに貼っておく。
あちこちで知り合う外国の友人が、日本人である私に優しく接してくれることは、当たり前ではないと思う。
いまの私は、歴史の全てを学べたわけでは決してない。だからこれからも学んで、理解を深めようとしているところ。
戦争が始まって、1年が経ってしまう
明日は母の誕生日であり、ロシアが新たな戦争を始めた日。1年前の私は、こんな記事を書き残していた。
この時の私は、まだ戦争についてずっとずっと無知だった。だからすぐに終わるなんていう噂を信じた、というよりも信じたかった。
だけど、結局いまもロシアは戦争をしている。老人によって、未来のある若者の命が奪われている。
戦争とはそういうものだ。そして、終わらせることがもっとも難しい。
先の第二次大戦に関する動画で、私はこの言葉に納得をした。だから戦争は、何があっても始めてはいけない。
母国である日本に目を向けてみる。日本は戦争ができる憲法を作ろうとしているし、国民を守る憲法を、国民を縛る憲法にしようとしている。
そんな国に、私は住めない。住むという方法での国への貢献を、私は1ミリたりともしたくない。
だけど、まだ未来は変えられるはず。私ができることは全力でやりたいし、だから私はこんな働き方をしているのだ。
ともかく、明日でロシアが始めたウクライナとの戦争が1年になる。すごく悲しい。ひとりでも犠牲者が少ないうちに、早くこの戦争が終わってほしい。
サムネイルには、ベルリンにあるユダヤ人の記念碑を添えて、この記事を閉じる。
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