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恋のはなしあらため愛のはなし|ライフコーチの私の場合

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ライフコーチングというものを学び、私はひとと付き合うことがうまくなった気がします。人とのコミュニケーションというものを理解できたからです。自然消滅をしてみたり、付き合わないでいて…
ライフコーチという「ひとと話すことが仕事」の私がどんな恋愛をしているのか、どんなふうに愛を受けとっ…
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#ライフコーチ

ひさしぶりに恋をしている

さて。私がnoteやTwitterに日々をつらつら書くにあたって、書かないと決めていたのが恋愛の話です。 だけど、毎日noteを始めてもうすぐ2年。そろそろ私のことを深く理解してくださっている方もいるので、恋愛の話をしてみようと思い立ちました。 と言いつつ、すごくプライベートなことなので、場合によってはorすべて有料で公開しようと思っています。 私の恋愛の話を聞いてくださる稀有な方は、このマガジンにお付き合いください。 ▼前回の記事 ▼マガジンはこちら この記事を

どうせ嫌でしょの呪いを解く

「こんなこと頼まれたら嫌だろうな。」 誰かに対してこう思うこと、みなさんはある?私はけっこうあるんだなと、最近また自覚的になっている。 いま私はドイツに暮らして、家は恋人と一緒に借りている。恋人は日本人ではなく、お互いの母国語も違うから、ゼロからお互いのコミュニケーションを作ってきて1年。自分の思い込みにもたくさん気づいて面白いなと思う。 「こんなこと頼まれたら嫌だろうな」は、私は母と父から受け継いだ呪いだと思う。 うちの父はほんとうに家のことをな〜〜〜んにもしない人

思い通りにいかないことと駄々をこねること

昨日は楽しみにしていた予定がなくなってしまって、思い通りにいかなかった1日だった。そんな日のことと、今年33歳になる私のことを、ここに書き残しておこうと思う。 昨日は恋人と泳ぎに行こうと言っていた日だった。この1週間ほどのベルリンはいい暑さで、水に入るのもできる気温だと思ったから。今日からはそんなに暑くなくなる予報だったから、その前の日に、泳ぎに行っておこうということで。 ベルリンの人たちは、湖で泳ぐ。海はないけど湖にビーチのような場所があって、夏はみんな湖のビーチで泳ぐ

恋人からの愛っていつから信じれた?

みなさんに聞いてみたいことがあります。みなさんは、いつから恋人の愛を信じられましたか? というのが、私が中学生や高校生だった頃、「私の恋人にも(私に向けた)愛がある」と信じられずにいました。信じられないというか、そういうものが本当にあるのだと理解ができないという感じです。 いまとなっては信じられなかった理由がわかるのですが、当時の私は……というよりも、わりとつい最近までの私は、「恋人のなかに(私に対する)愛がある」ことを信じられていませんでした。 みなさんの場合はどうで

家族やパートナーでも愛の形は同じじゃない

「私はこんなに家事をしているのに、彼は全然やってくれない」というのは、少し前に私と恋人の間で勃発した大ゲンカの原因でした。 みなさんは、この状況をどう思いますか?「それもいい、問題ない」というタイプなのか、「ぜったい許せない」と思うタイプなのか。 今回の配信は、特に「ぜったい許せない」と思う方に聞いてみてほしいお話です。 ▼スタエフはこちらフォローいただくとひと足早く&1.5倍速などで聞けます☺️ ▼文字で読みたい方はこちら人生のテーマ みなさんこんにちは、ベルリン

恋人のおなかにあたまを置いたら母との記憶が呼び起こされた

何か外からの働きかけによって、自分の無意識な部分に到達することがあることを、コーチングを学んだり受けたりしてきた経験から知っている。それはコーチングという特別なものを扱う場だから発揮されることなのだと思っていたけれど、日常でも起きるということを昨日体験した。 恋人がゆっくりと語ってくれた、彼の子ども時代のこと。おもに、飼っていた犬のこと。ゆっくり話してくれるものを想像しながら聞いていたら、私は自然と涙を流していた。 そのまま、ベッドに座る恋人のおなかに頭をのせてみた。横に

恋や愛という関係性には相性のいい国があると思う

ドイツに暮らして、現地で出会った恋人がいる。12月に32歳になった私は、ライフコーチングをお仕事にしていて、関係性というものには常に興味がある。 恋人との関係はまだ1年も経っていなくて、日々新しいことに出会う。特に12月から1月にかけて、約2か月一緒に一時帰国をしたのは、私たちの関係性においてすごく重要なことだった。 それで私は思った。関係性には、相性のいい国があるのだと。結論から言えば、今のところの私たちには、日本よりもドイツのほうがあっている。ドイツにいるほうが、私た

コーチの私がコーチングを受けたら、愛を掘りおこす人魚の私を見つけた

ドイツに帰る飛行機のなかで、この記事を書いています。ドイツに戻ったら、この2か月の一時帰国旅行のことをふり返って消化して名前をつけて保存しておこうと思っていて、この記事はそのゼロの記事です。 というのが、いまからこの記事に書きたいセッションは、1か月ほど前に受けたものなのです。実家で家族と過ごしたり、お仕事をしたり、実家を出てまた旅に戻ったりしているうちに、すっかり時間が経ってしまいました。 ドイツに戻ってすぐの日程で、次のコーチングセッションを予約しています。だからその

恋人への自分の言動にハッとした

恋人と日本を旅行している。長いようで短いようなこの期間、もう2週間ほどが経った。 日本が初めてで日本語は勉強中という恋人とのコミュニケーションに、私はイライラすることが増えた。普段私たちが住んでいるベルリンにいても、恋人にイライラしないわけではないけれど、最近の私は自分でもイライラしすぎていると思う。 ある時、恋人を心配するような言葉を発していた私は、恋人に言われた。「僕は子どもなの?」と。「そうじゃないなら、もっと僕を信じたほうがいい」とも。 そうだ、まさに私は、相手

私の人生で二番目に長く住んだ場所

出身は高知、いま住む場所はベルリン。転勤で静岡と東京に住んで、退職後はソウルに住み、大学時代は京都に住んだ。 一時帰国をしてきているいま、私は京都に来ている。人生で一番長く住んだのは地元の高知だとして、大学時代に4年間住んだ京都を越える場所はまだない。その京都に、この数日は滞在している。 というのも、私の出身校の創立者が、恋人の大学の卒業生なのだ。うちの大学はある程度のマンモス校だけれど、恋人の大学はうちの大学の10分の1ほどしか学生がいないそうだから、この縁は面白いなと

恋人と初めて日本に来たら私たちに課されているテーマに気がついた

12月あたま、日本が大好きで日本語のできる恋人と、初めて一緒に日本に一時帰国をしにきた。あれこれに目を輝かせて、「ぼくここに住みたい」と言うかわいい生き物を連れて街を歩いている。 私たちはそれぞれの場所からドイツにやってきて、いまはベルリンに住んでいる。恋人になって半年と少し。そう思えないくらい、私たちはたくさん話をして関係性を作ってきたと思う。 一緒に日本へ旅行に来て、ベルリンでは出会わなかった事象に出会っている最近は、また新しく考えることが多い。そんな日々を過ごしてい

ビザが無事に取れたことと大切な人からの愛を受けとることと

ここ数か月かけて準備をしてきたビザ取得。無事に昨日、3年で申請が通った。 ホンモノが手元に届くのはまだまだ先なので、この一時帰国は仮ビザを持って帰国する。だからまだ実感がわかないのだけれど、私は無事に3年のビザを出してもらえるようだ。 9月に申請しようと思っていたから、ほんとうに長いあいだビザの準備をした。時間が増えた分、準備をしなおしたものもあったりして、わりと万全な状態で申請の日を迎えた。 それでもやっぱり、結果はビザが「出るか出ないか」の2択なわけで、私は緊張して

コーチの私がコーチングを受けたら、愛に裏切られた15年前の私に再会した

ここのところの私は、住んでいるドイツでの暮らしを整えることにバタバタしています。穏やかに暮らしていた(いる)のですが、予期せず変化が起きることとなり、再調整をしているところです。 そんなわけで、暮らしは穏やかではあるものの、心には少しぐらつきがあります。再調整をするということは、一度手元にあった調和を崩すことであり、それが私の心を不安にさせるのです。 その不安を取り除きたくて、今回のコーチングセッションのテーマを選びました。私は目の前にいる人たちのことを疑いたくない、ただ

愛をもっと大事にされたい

インターステラーを見た。2014年に公開されていたと知って、私は長い時間差でこの映画を見たのだなと思った。 私はあまり映画を見ない。対して、恋人は英語がネイティブだし、映画をよく見る。今回も恋人の影響で、そして日本語字幕がない代わりに恋人の通訳で見た。私が知らない世界に、私は恋人を通してたくさん出会っている。 インターステラーのストーリーは、宇宙にいくことになった父親とその10歳の娘を中心に進む。地球とは時間の経ち方が違う宇宙で過ごす父は、何十年も地球に戻らない。 欧米