TOEFL ITP
1週間が終わった。・・・ように感じるが、明日の朝はいつもより早く出勤をする。そして生徒と共に、生徒に課しているTOEFL ITPを受験するのだ。
なぜか。それは私がいるのが大学編入を目指すコースなので、ビジネス英語のTOEICから学術英語のTOEFLに重心を移行させるため。そのため、私が被験者となり、実際に試験を体験して指導に生かす・・ということに、一応なっている。
生徒と一緒に受けるということで、下手な点数を取ることはできない。子どもたちには偉そうに勉強しろしろいうくせに、その子どもたちと同じ土俵に立っていざ自分も数字で評価されるというのは並々ならぬプレッシャーだ。だから、誰も受けない。で、若くて使い勝手のいい私のような人間にお鉢が回ってくるというわけ。
幸い、私は自信過剰なでしゃばりなので、こういう機会は嫌いじゃない。なんなら圧倒的な点数を取ってギャフンと言わせてやろう(誰を?)と、鼻息荒く野心剥き出しになる。だから、断ってもいい雰囲気だったけど、「え〜しょうがないなぁ、もう」というふりをしながら満更でもない感じで引き受けた。負けず嫌いなのだ。
去年も同様に、TOEFL ITPを生徒に混じって受験した。とりあえず試し受験ということだったので、対策せずに受けた。
結果、どうにか面目を保てるスコアを取ることはできたが、なんと私よりスコアの高い生徒が1人だけいて、かなり悔しい思いをした。この私を抑えたのは、帰国子女にして灘高校出身の学生だ。帰国子女の上に高校時代にさらにアメリカ留学していたというので、私のように大学を卒業してから15年かけてようやく英語ができるようになった遅咲きの人間が敵うわけがない。そういうジョーカーはやめてほしい。
だから、今年こそはと思っていた。
…はずなのに、忙しさにかまけて結局1週間漬けである。なんなら1週間は勉強しただけでも偉い。TOEICに比べると、時間に対する問題数が少ないので集中力の面では耐え抜くことができそうだ。しかしTOEICに比べると、なにしろ単語が難しい。知らんがな、という単語がたくさん出てくる。
昨日やった問題にはcoccidiosisという犬や猫の感染症の名前が出てきた。日本語で聞いても知らない。もちろん、そんな単語がわからなくても解ける問題になっているのだけど、その同じ文章にcontagiousともう1つ知らない単語が出てきたから、冷や汗をかいた。contagiousは伝染症という意味だ。その他、リスニングには意外と知らない会話表現が豊富に出てきて、なかなか失点が減らない。
1週間だけ対策をした結果、正直、内心動揺している。
明日が怖いから、明日に備えて早く寝よう。そうそう、朝一番という表現もさっき知った。first thing tommorowっていうんだって。初耳です…。
最近かなり英語に強くなったと思っていたけど、まだまだ知らない表現は山のようにあった。謙虚さを思い出させてくれたTOEFL ITP。どうか去年よりはいいスコアが取れますように・・・🤞
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