手で食べる?(小学校低学年男子に読み聞かせた本を紹介)No.229
手で食べる?
森枝卓士(著) 福音館書店
私達は食べ物を手で食べたり、膝を立てて食べようとすると「行儀が悪い」と言います。
でも、それって日本だけ?
何故なら例えばアメリカやイギリスでは食事にはお箸を使わないし
インドではカレーを手で食べるし。
各国の食事事情や歴史と照らし合わせて「食べる」という事にフォーカスした一冊です。
これは図書館で借りた本なのですが
「4年生」とシールが貼ってあったので中学年向きの一冊です。
教科書に掲載されているかもしれません。
お箸の使い方を教えるのに半年間くらい時間がかかりましたが、
2歳の終わりころには箸の使い方が褒められていた我が子、
最近、お箸の使い方が乱れてきました。
持ち方は問題ないのですが、
食べ物を突き刺してみたり、汁物をかき混ぜてみたり。
または手を直接食べ物に添えてお箸を使ったり。
「使い方」と言っても、2歳の頃とは違って行儀作法の使い方を
小学生以降は教えなければなりません。
この本では他の国との食べる事に対しての文化の違いを紹介し、
あらためて自分の国での食べ方を、学ぶきっかけを我が家に与えてくれました。
インドでは手で食べるけど、実は手はほとんど汚れない、という点が特に子供には受けていて、
この本を読んでからはお箸の使い方がまともになってきたなと感じています。
親が言っても耳を貸さないけど、本の言う事なら耳を貸せる。
これもきっと成長だな、と思います。
お箸の行儀作法に悩んだら、一度手に取ってみる事をオススメします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?