かいぞくポケット8 海の女王のわな(小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.128
寺村輝夫(著) あかね書房
かいぞくポケットシリーズ8冊目
風がなくなった海でバドミントンをしていたポケット達。
シャトルを海に落としてしまい、拾いに行こうとしますが、
そこに現れたのは大きなエビ。
エビはシャトルが当たってこぶが出来た腹いせに
「マルキア女王さまに申し上げてしかえしをしてやる」と去って行きます。
気が付けば砂漠にたどり着いていたポケット号、昼は暑く夜は寒い環境に
ポケット達はあたふた。
水を飲もうと水のたるを見てみると、
何者かが穴を開けていて、たるの水はほとんど無くなっていた。
食べ物も腐りかけたり、缶詰に穴が開いたり。
砂漠にあらわれたオアシスで女とうぞくに出会い、何故か食糧をゲットしたポケット達。
オアシスに水を汲みに行き、水を汲むと動物に襲われるものの、
水のはいったたるを動物たちが投げつけてくれたお陰で水もゲット。
食糧を手に入れたり、水も手に入ったポケット達。
一体、マルキア女王の仕返しとは…?
今回のお話は、アッチコッチに話が飛んでいる感じがして
マルキア女王になかなかたどり着かないもどかしさがあります。
女盗賊の立ち位置や、たくさんの動物たちを操る人たちの
その後が気になりますが、次回作以降で出てくるのかなーなどと考えてしまいます。子供はあまり気にしていないようですが、大人は少し考えてしまいますね。
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