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わんぱくだんのひみつきち (小学校低学年男児に読み聞かせた絵本を紹介)No.133

わんぱくだんのひみつきち 

ゆきのゆみこ(著) ひさかたチャイルド

わんぱくだんのひみつきち

教科書の「本を紹介しよう」の単元に載っていた一冊

小学校二年生の子供の教科書に、
「みんなに本をしょうかいしよう」というものがあって
その中で6冊ほど挙げられていたうちの一冊です。

子供の本を選んだり読んだりする時に、時々教科書に紹介のある本を読んで、
子供に本の楽しさ親しみやすさを感じて貰えれば
良いなと思って読んでみました。


わんぱくだんはネコの世界へ

自分も子供の頃、「秘密基地」を近所の子と作って遊んだように

けん、ひろし、くみ、三人の「わんぱくだん」も、空き地に秘密基地を作ります。

小さな秘密基地、ドアを開けると猫の世界に通じており
通じた先はドラネコの秘密基地でした。

ドラネコ達に仲間に入れてもらい、夜中に開催される猫の集まりに参加する事になった3人は

「猫は泥棒しても良いか」という話し合いに参加することに。

3人は果たしてどうなるの?
というお話です。


「秘密基地」って秘密じゃない

子供の頃に作った秘密基地って、今思うと全然秘密基地ではないですよね。

明らかに見えてるし、段ボールやビニールなどありあわせのもので作るし、
雨に降られたり、台風が来たら秘密基地そっちのけで家に帰りますし。

それでも子供の頃の秘密基地作り、楽しかった事を覚えています。

コロナで休校になった際に、小さめのテントを家の中に設営して
ちょっとした秘密基地にしたら子供も楽しんでいた、という話題を目にしていたので

子供の時には、少し狭くて、周りが囲われていて、外から中が見えない場所を意図的に与えてみるのも良いのかもしれないなと思っています。

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