伴走(視覚障がいランナーと走る)や身体のこと。

ランニング大嫌いだったのに、伴走ハマった。 奥深すぎて、走るの楽しくなった。 一人で…

伴走(視覚障がいランナーと走る)や身体のこと。

ランニング大嫌いだったのに、伴走ハマった。 奥深すぎて、走るの楽しくなった。 一人では味わえないこといっぱいあった。 伴走とは視覚障がい者ランナーと一緒に走り方向を伝えたり、障がい物を避けたりする。

最近の記事

だから私は出かけていく

私はランニング仲間に、視覚に障がいを持っている方々がいる 何か一方的に世話をする、される、といった関係ではなく、お互いに切磋琢磨する仲間 私は視覚に障がいをお持ちの方々のことを、全く知らなかった 学校でも職場でも、出会う機会がなかった ある日、ふと始めたジョギングで、たまたまそれを知った 伴走 視覚障がいの方のランニング時に共に走り、目の代わりとなり、周りの環境やコースを伝えていく(伴走は視覚障がいだけではありません) やってみたら難しく、そしてとても楽しい そこ

    • 10.その後【伴走】

      走れない(たくさん歩けない)けどできる事は?と考えました。 同行援護従業者の方々と、情報をシェアしたり、視覚障がいをお持ちの方が働いている花屋や、聴覚障がいをお持ちの方々が働きているカフェ、様々な障がいを支援しているレストランを訪れたり。 「耳でやるコアトレ」という、青眼者もブラインドさんも参加者全員が耳からの情報だけで身体を動かそう!というイベントを行ったり。 走れないけど水泳はできる、ということで、大嫌いだった水泳だけど、ブラインドさんと水泳に行ったり(楽しかった)

      • 9.続かない【伴走】

        コロナが来て、走れなくなりました。 走れなくなったので、ピラティスをやったら、怪我してしまい、もっと走れなくなりました。 お約束していた伴走も、断らなければならなくなりました。 断る事で、辛いことを言われることもありました。 コロナ禍の閉塞した世の中、さらに怪我は原因不明で回復せず、鬱鬱としました。 そこに、伴走依頼をずっと断り続けなければならないのも精神的に応えました。

ブラインドさんは、自分の好きな時に走れません。
伴走者の都合とあった時に、走れる。 だから、断

        • 8.楽しい時期は…【伴走】

          伴走は奥深すぎて、面白い。 以前お話したように、体験の時に走ってくれたブラインドのおじさまは、私はあの時分からなかったけど、今思えば、全てを私に合わせてくれていました。 足幅も、スピードも、リズムも。 ああ、だから私は走りやすかったんだ。 
本来は、伴走側がやることなのに。 走っている途中も、
「息が上がらないね。もっと走れるんじゃない?」
とか、
「力を抜いてごらん」
など、見えてますか?ってなくらい私の心情を捉えながらお話ししてくれました。
(その方はほぼ見えてい

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        記事

          7.楽しい時期【伴走】

          そこから毎週のように伴走や伴歩でランニング仲間が増える日々。 大会に出たり、バーベキューやスイカ割り、山へ走りに行ったり、雪の中を走ったり。
山とリレーマラソンはその中でも本当に楽しかった! しかし。 走るのはこうやるんだなと分かってきても。
それにしたって伴走初心者の私は色々困りまして。

走りに行ったら電車に乗るし、食事もする。
お手洗いも行くし、とにかく色々ご案内が初めてすぎる。
自分が何をして良いのか分からなすぎる。 

食事はこうしてくれると嬉しいよ、 電車はこ

          6.ランニング好きになってしまった【伴走】

          気がつけば三人組とも知り合うことができ、一緒に合宿に行ったり山へ走りに行ったり。
嬉しい限りです。 伴走は奥深すぎて、ハマりました。
お互い二人三脚みたいにして、足を合わせて走るんですが、難しいんですよね。
ですが、お相手の人と呼吸が合うと、めちゃくちゃ速くなって気持ちいい。 伴走者は、ランナーを引っ張ってはいけないのですが…。 相手の歩幅や走り方に合わせて、一緒に走ります。 自分の方が速いからと、ランナーを引っ張れば、それは伴走者の走りになります。 主軸はランナーです

          6.ランニング好きになってしまった【伴走】

          5.三人組の一人【伴走】

          土日に休む事が出来ず、そのまま数年経ちました。
もうとっくに忘れてるはずの伴走への想いは、まだ無くならず。
絶対またあの三人にお会いしたいし、今度こそ一緒に走りたい。
そう思っていました。 そしてやっと土日に融通が効く働き方を選択し、伴走へ。
実は正社員を辞めちゃいました。
そうでないと、土日休めなかったから。


もう数年経っていたので、また体験からお願いしました。
今度は別のランニングクラブでした。 実は数年前までは走っていたのですが、怪我でランニングをやめていました

          4.伴走体験【伴走】

          調べると視覚障がいの方のランニングクラブがいくつかありました。
練習日は土日のどちらか。

伴走体験に、さっそく申込!
と行きたいところですが接客業のため土日はがっつり仕事でした。
どうにか都合をつけて日曜日休みが取れたので参加。 当日は緊張の時間でした。 
ランナー歴もたいしてない自分が、一人で参加し、伴走体験している。
大丈夫か。 そんな感じでした。 まずは伴走が初めての人が集められ、レクチャーをしてもらい、そのあとはペアになって実際走る。 伴走は、お互いロープで繋が

          3.出会い【伴走】

          ダイアログインザダークに行き、いろんな新鮮な気づきがあり… 視覚に障がいをお持ちの方々とも友達になりたいなー。
どうしたら友達になれるんだ!
と考えながら、仕事に追われる日々。 そんな中、運動不足を感じて何気なく始めたランニング。

わたしは運動は好きだけど、一人で黙々とやるのが苦手です。
球技は大好きだったけど、ランニングは好きではなかった。
 ランニングって個人で黙々と頑張るんでしょ? 走ってる時何考えてればいいの?!飽きるし!
わたしはチームワークが好きだよ。だから球

          2.ダイアログインザダークに行って【伴走】

          結構前です、私が行かせてもらったのは。
まだ外苑前駅が最寄りだった頃ですので。 今が同じ感じなのか分かりませんが、私はこんな体験をしました。
 .................... ※ダイアログ・イン・ザ・ダークは、視覚障害者の案内により、完全に光を遮断した”純度100%の暗闇”の中で、視覚以外の様々な感覚やコミュニケーションを楽しむソーシャル・エンターテイメントです。
これまで世界50カ国以上で開催され、900万人を超える人々が体験。 日本でも各地でオリジナルイベントが

          2.ダイアログインザダークに行って【伴走】

          1.視覚障がいの方々との出会い【伴走】

          視覚に障がいをお持ちの方々のことを、私は全然知りませんでした。
 ボランティア活動に興味がある、とか、そういう事もありませんでした。。

…何も知らずに、その素敵な出会いはきました。  ダイアログインザダークというイベント、ご存知ですか?
https://did.dialogue.or.jp 当初、私はデザイナーをしており、ここの会場などのプロデュースをされたデザイナーさんの大ファン。
広告とかも好きで。 障がい者の方が何かをやっている、とか、そこはほんとになにも考えず

          1.視覚障がいの方々との出会い【伴走】