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5.三人組の一人【伴走】

土日に休む事が出来ず、そのまま数年経ちました。
もうとっくに忘れてるはずの伴走への想いは、まだ無くならず。
絶対またあの三人にお会いしたいし、今度こそ一緒に走りたい。
そう思っていました。

そしてやっと土日に融通が効く働き方を選択し、伴走へ。
実は正社員を辞めちゃいました。
そうでないと、土日休めなかったから。


もう数年経っていたので、また体験からお願いしました。
今度は別のランニングクラブでした。

実は数年前までは走っていたのですが、怪我でランニングをやめていました。
走力もなく、まずはウォークで体験。

今でもあの時のことを覚えています。

そして2回目はランニングで体験。
私がアイマスクをして、伴走者さんと一緒に走ったりもしました。

ブラインドさんはこんな風に走るんだ。
伴走者の声はこうやって届くんだね。
伴走者の身体からも振動や息づかいが伝わる…
そんなことを感じながら、走りました。

帰り道、ふと前方にあの三人組の一人がいました。

あ!!

声を掛けたかったですが、数年前のそんな記憶、あちらは覚えてもいないだろうと思い、遠慮しました。

しかしわたしの中では、やった!とうとう会えたぞ!
まだランニングされていたんだな。嬉しい!そんなことを思っていたのでした。

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