9.続かない【伴走】
コロナが来て、走れなくなりました。
走れなくなったので、ピラティスをやったら、怪我してしまい、もっと走れなくなりました。
お約束していた伴走も、断らなければならなくなりました。
断る事で、辛いことを言われることもありました。
コロナ禍の閉塞した世の中、さらに怪我は原因不明で回復せず、鬱鬱としました。
そこに、伴走依頼をずっと断り続けなければならないのも精神的に応えました。
ブラインドさんは、自分の好きな時に走れません。
伴走者の都合とあった時に、走れる。
だから、断るのが心苦しくて辛かった。
まだ治らないの?
そんな怪我ある?
これだからアマちゃんは。
そんな声が聞こえてくるかのように感じるほど、マイナスになっていた時期。
はやく良くなりたいのに、治らない。
断らなければならないのがつらい。
断ると、じゃあいつになったら走れるんですか?
私は一人では走れないんだよ?と聞かれ、何も答えられなくて申し訳なくなる日々。
辛かった時期です。
いつ治るのか分からず不安な上に、痛みもあって眠れません。
そんな中で断るのが本当に辛くなり。。
…しばらく伴走を離れることにしました。
伴走しなくても、一緒にご飯食べたり、遊んでくれるブラインドさんやガイドさんと、たまに会いました。
しばらく伴走から離れましたが、伴走の事を忘れる時はあまりなくて。
またブラインドさんと運動したい、という思いに変わりはありませんでした。
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